わただま 摘んだ?

風になる 花のかおりをまとうこと 遠い訪れを搬ぶこと 水のありかを囁くこと そして こっそり石たちの夢にすべりこむ

“古布”

2006-02-28 11:47:46 | わただま飛行便
声に出しては言われねど、聴こえてきたような気がする(どちらの方角かな?)今回のテーマは、古い布です。 戦後もしばらくは配給があり、母など、嫁入り支度にもまずそれから用立てねばならなかったと聞きます。 お米や野菜と換えられた晴れ着。 もんぺにする木綿がなくて難儀をしたことや、スフと聞くだけで拒否反応を起こした(昔は、どうしようもない代物でした)こととか。 昭和も遠ざかり、普段着の記憶も薄れつつあり . . . Read more

古裂幻想

2006-02-28 10:26:58 | ぷち・ぶーけ
ふきのとうの かすかなえぐみ。 さくらのいろの ただ消えるばかりの音色。 古裂にはどこか似たようなものがつきまとう。 むすめの夏休みの工作につきあって 手を出してみた木目込み人形。 セットになっていた生地が気に入らなくて 旧い友人にわけてもらったきれで拵えた。 とりどりの布がひろがり あれこれ試してみた あの日が懐かしい。  舅は、着慣れた軍服のかわりなのか、いつも同じ色の背広で通し . . . Read more