栄光の裏で

　何が幸福で、何が不幸なのかと少し考えてしまいました
幸不幸は主観や客観でも違いますし、俯瞰的な視点だったり、
同じ境遇や事例について、外の知識を持っているかいないかでも
大分変わるよなと思ってしまいました
アニサマ2日目でStylipsがその日限りの復活をしたというのを聞いて、
タイムラインで初代Stylipsのメンバーのことを語っている方がいました
自分も楽曲が好きで当時は事務所としてもグループとしても無名に近かった
彼女らを応援して小さいライブハウスでやるイベントにも行ったことがあるので、
少し思い出してしまいました
　ネットの怖さだなと思うのは、こういう時調べると、余程うまく関わりを絶たない限りは
何らかの情報が出てくるところですね…そもそも一般人になったかもしれない
元芸能人のことを調べるなという話なんですが、やはりな結末が出てきてしまいました
事実かどうかはさておきですが、自分から見れば、この顛末は不幸じゃないかなと思ったのですが、
そこで冒頭の話に戻り、実際はどうなのかなとも思ってしまいました
　まぁ客観的に見ても、ずっと芸能の世界で生きていくだけのずば抜けた才能があったかと
言われると怪しい感じですし、当時から少し夢見がちで薄氷の上を歩いている感じがありましたし、
脱退の時も、ファンから見ても、その選択肢は悪手でしょと言う感じで、
そこからの結末を知ると、これが芸能の怖さだなと思いましたね
　少々の才能程度では生き残れない、寧ろ必要なのは人を見定める眼、リアリストであること、
自分を商品として売る計画性、経済観かなとか思ってしまいました
自分で全部を兼ね備える必要はないですが、それを供する協力者がいないと難しいよなとも
思ってしまいました
　そういった意味では、2代目Sylipsのメンバーはそれらを持っている、ないしは、
協力者に恵まれたか、見定めたかをしているメンバーだなと思ってしまいました
　芸能を夢のある仕事だと、今日のYahooニュースを見ていたら書いてありましたが、
夢もあるけど、それは一部で途方もない闇を抱えた仕事だし、それを仕事にして生涯を終えられる
とか、引退まで迎えられる人は、ごくごく僅かだろうなと思ってしまいました