カノジョの妹とキスをした4を読了しました
完結巻になります
先日、ドラマの失楽園に出演されていた
古谷一行さんが闘病の末に亡くなられましたが、
この作品の結末は、令和の失楽園だなと思ってしまいました
作者も純愛に"もうどく"とルビをふっていましたが、
時雨という女性の母性と、主人公を通して語られる男の脆さ
になんて狂しく美しい世界なのかなと思ってしまいました
一般常識から見ればとんでも無いことなのに、
事故で記憶喪失になり辛いことを忘れた春香…
その春香にもう一度真実を告げるなんてできない、
もしそれで、違うというけれど春香が又、自殺未遂をすることに
耐えられないと時雨に泣き崩れる主人公と、それを抱きとめ
姉さんを生かす為に二人で優しい嘘を付き続けましょうと
提案しつつも、その心内では、
付き合うのも、結婚するのも好きにすればいい…
子供も産んで、一緒の墓にだって入れば良い、
でも、この人の心は私のもの、ここだけは絶対に渡さないという主旨の
一文が女の情念を感じさせられて、鳥肌が立ちましたね
これ朗読劇か、オーディオブックにならないかな、
うまい声優さんに情念たっぷりに読み上げてほしいなと
思ってしまいました
完結巻になります
先日、ドラマの失楽園に出演されていた
古谷一行さんが闘病の末に亡くなられましたが、
この作品の結末は、令和の失楽園だなと思ってしまいました
作者も純愛に"もうどく"とルビをふっていましたが、
時雨という女性の母性と、主人公を通して語られる男の脆さ
になんて狂しく美しい世界なのかなと思ってしまいました
一般常識から見ればとんでも無いことなのに、
事故で記憶喪失になり辛いことを忘れた春香…
その春香にもう一度真実を告げるなんてできない、
もしそれで、違うというけれど春香が又、自殺未遂をすることに
耐えられないと時雨に泣き崩れる主人公と、それを抱きとめ
姉さんを生かす為に二人で優しい嘘を付き続けましょうと
提案しつつも、その心内では、
付き合うのも、結婚するのも好きにすればいい…
子供も産んで、一緒の墓にだって入れば良い、
でも、この人の心は私のもの、ここだけは絶対に渡さないという主旨の
一文が女の情念を感じさせられて、鳥肌が立ちましたね
これ朗読劇か、オーディオブックにならないかな、
うまい声優さんに情念たっぷりに読み上げてほしいなと
思ってしまいました