1500mクラブ

運動不足は健康の大敵

三菱鉛筆「クルトガ」

2008年11月15日 | 通販・買い物
 絵は毎日描いていれば上達するというけれども、それはレコーディングダイエットのごとき幻想であって、明確に「描く」という意識を持っていなくては、単に筆を走らせるだけでは時間の無駄だ。ピアノとかなら、演奏するための筋力をつける点で少しは意味があるかもしれないけど、絵はそうはいかない。

 字もそうはいかない。長年にわたりただ毎日書いていても、いっこうに上達しないのだ。自分が今どんな線を書こうと思っているのか、思い通りの線が引けているかいないかを一画ごとに明確に意識しなければ、上手な字が身につくことはないのだ。とはいえ、大人になるにつれ、しなければならないことや欲や怠け心が増え、字の練習を優先して行うことができなくなる。字がきれいになる機会は幼少期を逃すと、もう訪れることはそうそうない。僕の字を見たらわかる。

 それはそれとして、三菱鉛筆「クルトガ」を買ったのですよ。40画ほどで芯が一回転する機構は、芯の偏減りを防ぎ常にとがった芯先を提供する。減って太くなった断面で書くのが好きな人には不向きですが、字に何らこだわりがなく、ただ書くだけの人にはいいと思います。芯が変な折れかたをしなくなるし、断面が常に小さいので芯の減りかたが遅い点はケチな人にもお勧め...って、大して変わりゃしねえよ。

 天満屋ハビータウン玉野店2階文具売場にまだ10本ほどございます。黒胴452円、他425円の値札だったのは何かの間違いじゃないかと思いつつ、本当は欲しかった、もっとも信頼感を損なわなさそうな黒を避けてシルバー胴に。値段にこだわらなかったらステッドラーの製図用とか買ってるよ。という話でした。

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