シンボルマークの募集とかイラストの募集とかの募集要項などを見ると、上手下手は問いませんとか、そんなことを書いてある。応募に問いませんが選考に問いますよ。いや、積極的に問わないにしても、あくまでも着想を重視するのだとしても、やっぱり審査のときに受ける印象は変わってくるわけです。味のある下手さもありましょうが、普通は上手なほうが圧倒的に有利だ。たとえいいことを書いていても字が汚かったらがっかりするし、福島瑞穂みたいなこともある。
それに、最初から「子供の作品を選ぶ」という方針が決まっている場合もあるかもしれない。なくても、似たり寄ったりでどっちでもいいようなときには、子供だというだけで圧倒的に有利になることがある。小さな選考会だったら「毎年この人だしなー」という救いようのない理由で連続優勝者が外されることもあるくらいで、審査員の主観で決まる部分の多い選考には、応募する人の知らないところで、目に見えない黒い力が少なくとも幾分かは働いていると考えていい。
もしかしたらはじめから土俵に上がらせてもらっていないのかもしれない。独り相撲かもしれない。それでも稀に、なーんか応募してみたくなる大ネタがありますね。
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