写真入りの年賀状

　写真入りの年賀状についてさまざま。

子供の写真入り年賀状は頂いても困るだけです。時がたち処分する事も出来ませんから・・・。
喜ぶのは近い親族だけで、親の自己満足と思います。（その気持はよく解かりますが。）

猫の賀状なら可愛いくて机の上に置いておく気にもなりますが、悪いけど、よそんちの子供の素人写真飾る気はしないし、あんまり見る気もしませんから。

かわいいお子さんたちならまだいいんですが・・・・。
ゴリラさん姉妹っていうか・・・・・。

　さまざまじゃなくて、一方的だった。みんなひどい。僕は全面的に賛成するほうで、だからって自分で写真入りのを送った記憶はないのだけど、それでも人から送られてくる分はどれも楽しみに見ている。真実をあるがままに写す記録写真の感覚を大切に思うので、脈絡なく真夏の旅行スナップが年賀状に使われていても構わないし（不思議には思ったが）、「かわいいお子さんたちならまだ…」という気持ちも理解できない。いったい年賀状に何を求めているのだ。かわいさを競う場ではないし、撮影技術を披露する場でもないだろうに、何がここまで反発させるのか。最近のインクジェットプリンタはきれいになったなあ！と民生用プリンタのハイテクノロジー化に感心する肯定フィルターがかかっているのを差し引いたとしても、そこまで嫌がられる理由がさっぱり分からない。

　思い起こすに、確かに何年も前は、写真といえば印刷屋に頼んで作る分厚い印画紙プリントのあれだった。なるほど、それならば、そんな大した写真じゃないのに大層にお金かけて…とか思うこともあるかもしれない。でも、いまどきの家庭プリントはお手軽なのよ。それに年賀状でしかまとまって印刷する機会がないのだろうし、唯一の機会を奪ってはかわいそうだ。そこのところは、人情としても肯定すべきじゃないか。「よそんちの子供の素人写真を飾る気はしない」と言う人がよそんちの猫の年賀状を飾ってる場面も想像しにくいのだけど、それにしても、そう思うならば単に飾らなければいい、あえて見なければいいだけで、相手だって不快感を与えるために送っているわけじゃないんだからあんな言い方は失礼極まりないというか、もうほっといてやれよ！と思う。そんなに駄目か。