「ロボダッチ」の復刻シリーズを全部揃えたと言われても、「現代にノスタルジーが炸裂」と言われても、僕の記憶には全くないので「はあ、そうですか」としか思わない。当時を思い出して懐かしむ気持ちは分かる。ただ、これには僕は本当に何とも思わないのだ。勧められても困惑する。
もっと身近だったものがこういう形で現れたら、そりゃもう飛びつきますよ。車好きではないけど自動車のプラモデルやミニカーを買う(家の車と同じものを買って同じように塗装して組んで、ナンバープレートも実車のを撮影して縮小印刷して貼るような遊び。トミカとか)し、出来心でブルース・リーを買ったこともある。Oh!相撲列伝も思わず揃えた。TIGER-1は店頭で悩みに悩んだし(7種×2色で一箱。すでに7個売れていたが、塗装はランダムなのだそうだ。たぶんその人また買いに来るぞ。箱で14個買ったら色違いの2台が完成するらしい)、世界の艦船シリーズなんか、お菓子じゃなくて入浴剤がついてるんですよ。レアアイテムの水中モーターが出たら、動くお風呂艦隊ができるんだって。どれほど心を揺さぶられたことか。部屋の片づけ強化期間でない頃なら買ってた。
そうして、別に収集を否定するわけじゃない。ただ、ロボダッチなんか知るか。
じゃなくて、「かいけつタマゴン」、あったあった。S47~S48だそうで、なら僕の記憶にあるのは再放送ですね。本当にかすかな記憶しかなくて、5分番組のようなイメージですが、あったあった。
でもロボダッチは知らない。はー、特に原作も何もなく、プラモデルだけが売られていたのですか。そりゃ、おもちゃ屋の息子か裕福な家庭でなければ知るわけない。紹介して広めてくれと彼に言われたもののアプローチのしようがなくて、こんなのでよかったでしょうか。>彼