1500mクラブ

運動不足は健康の大敵

降水過程

2005年12月29日 | 気象

 純粋な水蒸気H2Oは凝結しにくいけど、核となる吸湿性の塵や海水のしぶき(直径1万分の1mmとか100分の1mmとか級の話)があると、水として固まりやすくなる。エーロゾル(凝結核)という。海上より陸上に圧倒的に多い。上空の、気温の低いところでエーロゾルを中心に水蒸気が雲粒に成長していき、雲が発生。

 空気抵抗というのは、空気の分子間の引力が物体を押しとどめる力、という感覚でいいと思う。落ちる物体の速度は重力によって際限なく加速されるのではなく、一定の速度に達すると空気抵抗と釣り合って落ち着く。雲粒・雨粒は、大きさによって落下速度が変わる。半径1mm程度までは、終端速度は半径の2乗に比例する。半径が2倍になると落下速度は4倍になる。もちろん数式は略だ。

 重いほど速く落ちる。だから、いろんな大きさの粒があって上昇気流によって滞留時間が長くなるほど、衝突・併合が繰り返されて効率的に粒が成長する。でもいくらでも大きくなるわけではなく、落下中に表面張力が抵抗に負けて分割されたりするので直径5mm程度以上になることは稀。

 雲粒によって水平方向の視程が1km未満となる現象が「霧」。空気が冷やされるか、飽和になるまで水蒸気が供給されると霧が発生。「冷えた地表面に近い空気が冷やされる」「暖かい空気が冷えた地表面付近に流れ込んで冷やされる」「風が山の斜面を昇って冷やされる」など。それぞれ「放射霧」「移流霧」「上昇霧」の説明。あ、空気の水平方向の移動が「移流」、鉛直方向の移動が「対流」

 「雲の種類」もここで覚えておかなくてはならない。えー。それに、書いたら整理できて覚えやすいかと思ったら、まずは整理ができてないな。

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