繁茂するヒメクグを除去して三度目の冬がくる。その同じ場所に、かなりの間放置していた草の一群がある。芝刈り機の刃より低い高さで茂り、細い茎や根は芝生に絡まって生える、チドメグサである。
芝の中にうっすらと見えるうちに手を打っておかなくてはならなかったのだろうが、ここまできていたら、草の下にもう芝生はなかった。とりあえず、いずれ芝が広がってくることを期待して、ここは古く枯れた芝の根も一緒はがしてしまおうと考えた。
まあ、別にもう農薬でいいよねえ。ただちょっとずつの出番しかないいろんな種類の農薬が手元に増えるのを好まずテデトールで頑張ることが多く、実はこれには利点もある。状態観察にかける時間が劇的に増えるので、作業の中で他の問題点を見つけるきっかけになるのだ。けれども、得られる結果に費やす時間ほどの価値が見られていると評価するには、まだ議論の余地を残している。いいんだ。趣味なんだ。
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