一夜明けても何もよくなっていない。
が、変なパニックは今は収まっている。
首から下のところから
腰の上までに
巨大な穴がぽっかり空いてるような
不安感というのだろうか。
支え的なところが崩れてるようで
しっかりと安定しない感じがする。
不思議なことに今が
夢の中のような感覚がしてくるが
ずっとではない。
現実感が薄まるというか
夢の中でものを見てる時のように
自分が遠くなってるような気がする。
これは昨日もあったし前もあった。
その時、自分が、この今の現実を
ちょっと遠いところから受け取る
感覚がするので、
少し思考停止状態に近くて
気分がマシになる。
それで、夢の中のような現実に対して
ちょっと違和感が強くなり
夢ではないことを脳に確認させる。
ぼんやりした現実はクリアになり
一瞬の遠い夢見たいな奇妙な感覚が消える。
初めてそれになった時は気持ち悪くて
心療内科の意思に相談したのだが
薬出しますって答えだったので
それが何なのかその医師も
わからないのだろう。
水中眼鏡の向こう見たいだ。
ただし水でゆがんではいないが
透明の分厚い曇った壁がある感覚。
酷いと自分でも、今が何なのか
認識することに混乱する。
これは夢なのか、そうじゃないのか。
でも夢の中で夢から覚めたと思って
実はまだ夢の中にいて
夢から出られないっていう悪夢を
見ている時のように怖くはない。
そういえばもう一つ不思議なのが
前にも調子よくない時
道端に急に蛍光の黄緑色をした
巨大ないも虫のような虫が現れて
びっくりしてじっと見て立ち去った。
誰も信じてくれないのだが虫はいたのだ。
それで、また見たことのない虫を見た。
変わった虫だが部屋に出たから
始末するしかない(ごめん)と思い
あたしは小さな虫なら
パッと捕まえて殺すことはできるので
その虫を捕まえるのだが確実に
捕まえても捕まえられず、
一体なぜなのかわからないけど、
今度こそ確実に捕まえたのに消えてしまった。
それでまた虫がいた気がしたのに
今度は気のせいだった。
もーこういうの本当にストレス。
ともかくずっと酷い気分なので
自己分析し続けているのだが
無意識に体がぎゅっとなっている。
体にすごい力が入ってて
皮膚の感覚が普通の時よりずっと鈍感
な気がする。
熱いとか冷たい、そういう感覚は
気がそれてちょっとホッとすらさせる。
買い物に行かないと行けないのだが
マジで行きたくないな。
人のいるところに行くの
こういう時本当にキツイ。
だからといって自分で行くしかない。
秒感覚で体が脳が痛いような重いような
辛いから、時間全然経たない。
自分の一秒がスローみたいだ。
苦しいからだろう。
辛さは長くは続かないと言うのは
一般論だった。
だが、こんなしんどさを生きてるって、
すごい価値ある命だと思う。
ふつーに苦しくないのより
ずっと重い価値がある人生だろう。
自ら死んでしまう人もいる。
そこまで追い込まれて本当に辛かった
だろうし無意識にそうしてしまった
かもしれない。どちらにせよ悲しいことだ。
その苦しみは本人にしか理解できない。
あたしは他の人のことはわからない。
自分は死が間近になりやすいことを
わかっているから、自分の意思を確認する。
死にたくないし、こんな馬鹿げたことで
酷い気持ちにもなりたくない。
こういう病気の場合
ゲームとかお酒とかは依存しやすくて
よくないらしい。
ゲームは単純操作の繰り返しだと
脳に悪影響なのだろう、
テレビを見てばっかりいると認知症に
なる確率が上がるらしい。
テレビを見ている時の脳は
思考停止みたいなものなのだとか。
だからあまり脳にいい影響を与えない
と始めからわかっているようなものは、
どちらにせよ避けている方が良い。
そもそもゲームは依存できるものだから
こそ、ゲームなんだろうし。
もう一つ分かったのは
こういう酷い状態の時は
いくら理論や根拠や理性的に考えたって
殆ど理解できないことだ。
難しい記号みたいに右から左。
脳の理性的な部分が寝てるのかもしれない。
あと異常に眠い。
疲れていないし食欲もない。
どうして眠いかわからない。
こう言うのは一体なんなんだろう。
自分の病気分からなくて嫌になる。
気分転換になるのは掃除とか
要らない物を捨てるとか
運動とかって言うのだけど
やろうと思ってるのに
無気力感って言うのか?
もう無理ってなったりする。
けれど、そのまま無理ってなった
状態キープしてたらヤバイから
トイレに立つ時なんかに、ついでに
掃除機を手に持つとか、無理にでも
状況を作り出すようにする。
記録終わり