【臨時国会】安倍晋三首相演説、異例のスタンディングオベーションで中断 自衛隊などへの敬意呼びかけ 自民議員応じる 野党は「異常な光景」と批判
首相、改憲案に意欲 所信表明、安保法言及せず(中日新聞)
第百九十二臨時国会が二十六日召集され、安倍晋三首相は同日午後、衆参両院の本会議で所信表明演説を行う。改憲について「決めるのは政府ではなく国民」とした上で「その案を国民に提示するのは、私たち国会議員の責任」と強調し、国民投票にかけるための改憲案の取りまとめに向けた議論を進めるよう、与野党に呼び掛ける。首相が国会で基本方針を述べる所信表明、施政方針の両演説で改憲案の提示に言及するのは、第二次政権以降で初めて。
(中略)
改憲案は、両院の憲法審査会で与野党が「改憲原案」を取りまとめ、審議した上で、本会議で三分の二以上の賛成で可決されることで発議され、国民投票にかけられる。
演説では、安全保障に関し、日米同盟を「不変の原則」「希望の同盟」と表現。「世界の諸課題に共に立ち向かう」と述べる一方、成立から一年が経過した安保関連法には直接言及しない。
沖縄県東村(ひがしそん)高江周辺で日米両政府が進める米軍北部訓練場のヘリパッド建設では、訓練場の半分に当たる四千ヘクタールを日本側に返す条件になっていることから「本土復帰後最大の返還が〇・九六ヘクタールのヘリパッドを移設することで実現可能となる」と強調。工事強行に地元の反発がある中でも「もはや先送りは許されない」と、今後も工事を進める構えをみせる。
(中略)
天皇陛下の生前退位のご意向を受けた対応は、二十三日に設置した有識者会議で「国民的な理解の下に議論を深める」と述べる。
(中略)
◆所信表明演説ポイント
▽改憲案を国民に示すのは国会議員の責任。衆参両院の憲法審査会で議論の深化を呼び掛け
▽環太平洋連携協定の早期発効と、農業改革への決意を表明
▽天皇陛下の生前退位を巡り、有識者会議で議論を深化
▽北朝鮮の核・ミサイル開発を強く非難。国際社会と緊密に連携し、断固対応
▽世界経済の失速回避のため事業規模二十八兆円超の経済対策を講じる
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016092602000281.html
朝日新聞公式サイトの首相表明見たんだけど確かに安保の「あ」もなかったな「あ」も。没頭でオリンピックとか取り上げたり台風10号関連とかあったが。少なくとも与党(特に自民党)は安保から逃げてるのは間違いない!むしろTPPでほとんど頭一杯だ!!衆院本会議の首相演説が拍手によって中断するのは確かに異例とも異常ともいえるな。おやすみなさい。
首相、TPP承認と関連法案成立めざす 所信表明演説
2016年9月26日15時00分
http://www.asahi.com/articles/ASJ9V4DY9J9VUTFK005.html?iref=com_alist_8_02