【ソウル米村耕一】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は27日、軍事境界線のある板門店(パンムンジョム)の韓国側施設「平和の家」で会談し、「完全な非核化により、核のない朝鮮半島の実現という共通の目標を確認した」とする「板門店宣言」に署名した。宣言では1953年から休戦状態にある朝鮮戦争の「終戦」を今年中に目指すことや、両国に米国や中国を交えた多国間の枠組みで、平和体制の構築を協議する方針も示した。
南北首脳会談は約10年半ぶりで、2011年12月に北朝鮮が金正恩体制に移行してからは初めて。金委員長は軍事境界線を越えて韓国に足を踏み入れた初めての北朝鮮の最高指導者となった。
「中略」
ただ、非核化に向けた具体的な方策は示されておらず、6月初旬までに開催予定の米朝首脳会談で、どこまで踏み込んだ合意に至るかが次の焦点だ。「中略」 韓国側の説明によると、金委員長が境界線を越えた際、文大統領が「私は、いつここを越えられるのでしょうかね」と話を向けたところ、金委員長が「では今越えてみますか」と勧め、2人で北朝鮮側に渡った。
【速報】南北首脳会談:「朝鮮半島の完全な非核化」目標 共同宣言|BIGLOBEニュース
非核化に向けた具体的な方策を示さなかったのは米朝首脳会談と文ジェインが秋に北朝鮮訪問するほかに核ミサイルをそう簡単に片づけられるわけがないってのもあると思う。だからわざと具体的兼明確にしなかったんだろうと思う。だが北朝鮮は日本を含めて世界をだましてきたからな、今回もだましだと思う。