晩霜害。遅霜(おそじも)の害とも。
被害の大きい木は、ほぼ1本丸ごとアウト。
そうでなくとも、ひと枝アウト。
名前はもちろん、発生の仕組みや、ヤマブドウ栽培の大敵であることは知っていました。
しかし、初めて目の当たりにすると、やっぱりショックです。
振り返ると、4月の中旬頃から元気のない新葉が目についてはいました。
ここに来て急に新葉が枯れ始めたので、ネットでアメダスデータを確認したところ、4月の上旬と下旬の2回、最寄りの気象庁観測点で氷点下になっていました。畑は少し標高が高いので、さらに冷え込んだはずです。
被害の大きい木は、ほぼ1本丸ごとアウト。
そうでなくとも、ひと枝アウト。
当然、花蕾もアウト。
よって、その分は収穫もあり得ないことになります。
一方で全く被害の無い木もあります。何が違うのか?木の健康状態?たまたまの位置関係?風の通り?
晩霜害は防ぐのが難しいので悩んでもしょうがないのですが、せめて木全体が枯れないことを祈りつつ、少し様子を見なければなりません。
実は、ブが住んでいる群馬県前橋市から東吾妻町の畑までは片道45Kmあり、気温などの環境が実感できていませんでした。
予防策にはなりませんが、取り急ぎ、気温のデータロガー(自記記録装置)を設置しようと思います。