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鼓曲萬来

嗚呼! British Rock同好会(Gt SHOP)

昔近田と楽屋でこんな話をした事を思い出す
決してギタリストを批判したり揶揄するという事ではないんですが
楽屋での話はこんな感じでした

「なあ~恒田よ~俺さ~、
エレキギターっておかしな楽器だと思うんだよな~
だってさ~、あのギターのフィーリングがとかさ~
泣いてるとかさ~よくギター小僧達が言ってるじゃん
おまけに苦しそうな顔してチョーキングしたりしてさ
あれって俺笑っちゃうんだよな~

俺に言わせればあの楽器だけだよ
元々は只の板切れと細い弦で
なんか妙なコードでアンプに繋いで別の処から音が出てるんだぜ
元々手元で出てる音は
あれ自体は聞こえない位のちっぽけな音だぜ
あの楽器だけだよそういう妙な構造してんの」

そういって近田がギターのチョーキングの真似をするのを
楽屋で何度も見た
僕はドラマーで近田はキーボーディストだから
多少のギタリスト人気にやっかみを交えての話ですが
Rockの華はギターであるというのは紛れも無い事実ですな

しかしもう今の時代は長いギターソロもないし
バンドの中心という感じでもないけど
やはり今でも花形であるという事は納得する

しかしとっかかりでエレキギターを手にしていたら
間違いなくギター小僧になっていただろうし
最初にこういった音楽をやろうと思った時
他の楽器に比べて圧倒的にその人口が多い事や
楽器店で他の楽器に比べて種類も豊富で手に入りやすかった
そこにもこの国でギターがポピュラーになった原因があると思う

そして元々がベンチャーズがもたらした歴史もあるし
つまりこの手の音楽を話すときに
話題の中心がギタリストの事が多く上るという事でもある
まあ今日はそんなギターキッズに多少の羨望を込めて

どのバンドにもそのバンドを代表するような
名うてのギタリストがいて
注目を一身に集めるような
そんなギタリストを中心にして
ROCKは動いていたように思える

英国三大ギタリストといえば
ヤードバーズに在籍していた
エリッククラプトン、ジェフベック、そしてジミーペイジ
それに勿論ビートルズのジョージハリソン
ローリングストーンズのキースリチャード

名バンドには名ギタリスト有りという位
以後も沢山のギタリストが
いわば英国ロックの華として活躍した訳ですが

他にもバンドで活躍した後ソロとなって
活躍したギタリストを本日は

まずトラフィックなんてバンドで
ステイ―ブウインウッドと演奏していたデイブメイソン
元々はトラフィックのローデイだったそうですが
その後アメリカのミュージシャンとも沢山共演しておりました

it's Like You Never Left

ロンウッドは現在ローリングストーンズで
キースと一緒に演奏しておりますが
もともとは初期のジェフベックグループではベーシスト
その後フェイセスでギターを担当して
その流れでストーンズに加入した訳ですが
このアルバムでもヴォーカルでミックジャガーが手伝っておりますし
キースリチャードも参加しておりました

しかしブライアンジョーンズ、ミックテイラーという流れの中で
当然何人かの候補がいたと思われるけれど
最終的にロンウッドが選ばれた理由は何だったのか知りたいところだ
そして最終的に勧誘をして了承したのは誰だったのか
これは誰か知ってる人いたら教えて欲しいな
だって3人ともタイプもスタイルも違いますもの

I Can Feel the Fire

ハンブルパイでギターを弾いていたのがピーターフランプトン
元々はハードなんていうバンドで演奏しておりましたが
一気に有名になったのがこの曲
このイントロの音

これ摩訶不思議な音でした
マウスワウw 
我々も小林克己が「秘密のハイウエイ」の間奏で
これ使っておりますが
どういう構造かと申しますと

エフェクターにつないだ細いゴム管を
マイクスタンドに絡ませて
ギタリストがそのホースを口に咥えて演奏するという
ルックス的には今一という感じもしますが

一、二度小林もLIVEで使用したのを覚えてますが
すぐ止めてしまいまして
理由を聞いた事があります
「勘弁して下さい、あれ演奏後頭が痛くなるんすよ~」
それが答えでした

ピーターフランプトン....
毎回LIVEの時当然この曲やっていたんでしょうな
おそらく数千回...のマウスワウ
後遺症が心配されます

Show Me The Way

ロックコンサートがまだそんなに沢山あった時代じゃありませんが
武道館だったか?もうちょっと忘れてしまいましたが
アルビンリーのテンイヤーズアフターとプロコルハルムの
ジョイントライブがありまして
そのプロコルハルムでギターを弾いていたのがロビントロワ―

最初はアルビンリーの速弾きを目当てで行ったんですが
プロコルハルムが本当に良かった
青い影やハンバーグが印象深いバンドでしたが
そのギターのハードさにビックリしたのを強く覚えております

ただ一つだけ今でも腑に落ちない事がありまして
パンフレットだったか
このロビントロワ―の紹介の欄に
「ジミヘンドリックスの再来、ロビントロワ―!」と書かれてあった事

いや別に良いんですよ、なんて宣伝しようが
キャッチをなんと付けようが
どうなんでしょうね今も、MLBで大谷と比較されて
大リーグのプレイヤーもよく比較されたりしますが
言われた本人はどうおもってるんでしょうかね
よくあるじゃないですか「日本の〇〇」とか

英国でもそう言われてたそうですけど
まあ、公には「光栄です」とか言ってる方も多いんですが
どうなんでしょうね、そこんところ
本人はどう思ってるんでしょうね

ジミヘンドリックスとロビントロワ―
まあ確かに音色が多少似たところもありますが
「日本のミックジャガー」とか「日本のマイケルジャクソン」とか
もう怪しさ一杯の感じも致しますが

Too Rolling Stoned (2007 Remaster)

という事で本日はブリテイッシュバンドで活躍して
後にソロアルバムを出したギタリストをUPしましたが
他にもロリーギャラガーやステイ―ブハウといった方々もおりましたが
それは又次回に
つーことで 乙
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