イエス様の人となることについても、すでにイザヤ書の中にも預言されていたので
す。
イザヤ書
7:14 それゆえ、主みずから、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ。処女
がみごもっている。そして男の子を産み、その名を『インマヌエル』と名づける。
インマヌエルとは、神、我々と共にいるということです。ここでは一人の人、すな
わちイエス様の内に二種類のいのちがあると預言されています。すなわち、造られて
いない神のいのちと造られている人間のいのちです。神ご自身が我ら人間と共になる
とあります。主なる神は、人間的な外形をとるようになると預言されたのです。
イザヤ書
9:6 ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに
与えられる。主権はその肩にあり、その名は「不思議な助言者、力ある神、永遠の
父、平和の君」と呼ばれる。
9:7 その主権は増し加わり、その平和は限りなく、ダビデの王座に着いて、その王
国を治め、さばきと正義によってこれを堅く立て、これをささえる。今より、とこし
えまで。万軍の主の熱心がこれを成し遂げる。
もし、イエス様が普通の人間だったら、決してそのような名前を持っていなかった
はずです。ミカ書の中で書かれています。主イエス様の生まれた場所について、はっ
きり預言されたのです。この預言は、イエス様の誕生の何百年前に与えられたので
す。
ミカ書
5:2 ベツレヘム・エフラテよ。あなたはユダの氏族の中で最も小さいものだが、あ
なたのうちから、わたしのために、イスラエルの支配者になる者が出る。その出るこ
とは、昔から、永遠の昔からの定めである。
聖書を読むと、イエス様は人間的な外形をとった神の御子であったことがよく解り
ます。堕落した人類を救うために、創造主なる神は人間となりました。初めのない終
わりのない永遠なる神である主イエス様は、神の御子となり、人間となりました。イ
エス様は、人間的な外形を通しての神の啓示そのものでした。三位一体の神は、人間
の形をとったイエス様と共に働かれました。
今まで、イエス様の神性、人間性を考えてまいりました。最後にちょっとだけイエ
ス様の神性について考えたいと思います。いくつかの証明を考えてみましょうか。
第1番目、生けるまことの神ご自身が、イエス様の神性について証ししたのです。
マタイ伝
3:16 こうして、イエスはバプテスマを受けて、すぐに水から上がられた。すると、
天が開け、神の御霊が鳩のように下って、自分の上に来られるのをご覧になった。
3:17 また、天からこう告げる声が聞こえた。「これは、わたしの愛する子、わたし
はこれを喜ぶ。」
17:5 彼がまだ話している間に、見よ、光り輝く雲がその人々を包み、そして、雲の
中から、「これは、わたしの愛する子、わたしはこれを喜ぶ。彼の言うことを聞きな
さい。」という声がした。
ヨハネ伝
8:18 わたしが自分の証人であり、また、わたしを遣わした父が、わたしについてあ
かしされます。」
5:37 また、わたしを遣わした父ご自身がわたしについて証言しておられます。あな
たがたは、まだ一度もその御声を聞いたこともなく、御姿を見たこともありません。
これは父なる神の証言でした。イエス様ご自身の証しとはどういうものだったので
しょうか。
ヨハネ伝
8:14 イエスは答えて、彼らに言われた。「もしこのわたしが自分のことを証言する
なら、その証言は真実です。わたしは、わたしがどこから来たか、また、どこへ行く
かを知っているからです。しかしあなたがたは、わたしがどこから来たのか、またど
こへ行くのか知りません。
10:30 わたしと父とは一つです。
もう分けられないとイエス様は、はっきり言われました。
マルコ伝
3:11 また、汚れた霊どもが、イエスを見ると、みもとにひれ伏し、「あなたこそ神
の子です。」と叫ぶのであった。
ルカ伝
4:41 また、悪霊どもも、「あなたこそ神の子です。」と大声で叫びながら、多くの
人から出て行った。イエスは、悪霊どもをしかって、ものを言うのをお許しにならな
かった。彼らはイエスがキリストであることを知っていたからである。
我々にとっても、一番大切なのは、イエス様を知ることなのではないでしょうか。
イエス様をより良く知りたいと、切に祈り続けるべきなのではないでしょうか。
おわり
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