西村彗星が今日、近日点(太陽に一番近い場所)を通過します。
日没直後に見える可能性があるのですが尾の状況次第でどうなるかわかりません。
9/11日以前に撮影された方の画像がアストロアーツのホームページにたくさん掲載されています。
その中で尾の長さが5度程度に写っているという記述がありました。
カラー画像の色合いからダストの尾のように思えるのですが、イオンの尾の可能性も有ります。
ステラナビゲータで9/10にイオンの尾とダストの尾が5度程度になるように西村彗星の条件設定をして今日、明日の見え方をシミュレーションして見ました。
(尾の長さはイオンの尾とダストの尾いずれも0.1天文単位)
まず、ダストの尾がある場合です。
東京では今日は18:37に高度1度とかなりの低空ですが見えることになりました。
5分前の18:32分は空が明るく見にくい感じです。
たった5分でこんなに変わるとは驚きです。
升目の間隔は角度の2度です。
明日は18:40と18:35が同様の状態です。
ダストの尾が無い場合はほぼ見えないようです。
夜明け前に見えている間に見ておくべきでしたが、夜型人間なので朝は苦手で無理でした。
東京多摩地区は西には山があり晴れてはきましたが透明度がそれほど良くないので見えないのではないかと思います。