懇親会の前にあった特別講演で秋田清酒株式会社の伊藤社長と秋田大教育文化学部の益満先生の講演がありました。
伊藤社長の講演で、秋田で作られた日本酒の60%は秋田県内で消費されているそうで、秋田県人が日本酒好きであることを表していると言われていました。
先日の米騒動にも関連するのですが、日本の休耕田全体で酒米を作ると日本の人口の全ての人が毎日ワンカップ1杯飲むだけの日本酒が作れるという話をされていました。
それだけ休耕田が多いと言う話です。
秋田の日本酒の特徴について質問があり、「秋田の人は味のしない酒は好まないので淡麗辛口ではなく米の味がしっかり残っている酒が多い」と言うお話をされていました。
益満先生は大仙市の酒蔵のプロモーションのお手伝いなどをされていると言うことで、ゼミの学生さん達が五つの酒蔵と協力して酒米作りから仕込み、瓶詰め、販売までやっているという紹介をしていました。
「宵の星々」と言う名前で酒蔵ごとに5種類の日本酒があります。
今年、仕込むお酒は火入れ(加熱殺菌)をしない冷酒にするそうで、来年の3/1に販売されるそうです。
懇親会に学生さん達が作ったお酒も提供されていました。
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この他に10種類ほどの日本酒がありました。
秋田県は2014年に乾杯条例を制定しており、秋田県産の原料で作ったお酒で乾杯することを推進しているそうです。
秋田杉で作られた枡に日本酒を注いで乾杯をしました。
色々な日本酒を楽しめました。