いつも拝見している福原直人さんの「星が好きな人のための新着情報」に今日、掲載されていた情報です。
人類初の月面着陸を成功させたアポロ11号の月着陸船イーグルが今も月の周りを回っているらしいという話です。
アメリカのJames Meadorさんが軌道計算し、2021年に論文を出していました。
小林哲さんのツイッター投稿を石倉徹也さんが紹介していました。
石倉徹也さんの投稿に論文のリンクがあります。
2年経って話題になっているいきさつはわかりません。
小林哲さんがたまたま論文を見つけたのかな?
周回しているのは月着陸船イーグルの本体で月に置いてきたので脚はありません。
こんな姿だと思います。(NASAが公開している動画から取り込みました。)
アポロ11号が月面着陸に成功した1969年は小学2年生でした。
体育館の壁に地球と月、アポロ11号の軌道が貼ってあり、打ち上げ後は日ごとに宇宙船の位置が貼り換えられていました。
今にして思えば先生方が頑張って作られたのでしょうね。
上級生も参加していたのかもしれません。
着陸船が月面に着陸する時間が早朝で当時朝寝坊だったのにこの日だけは早く起きてニュースを見ていました。
月面着陸に成功したことを確認してから学校に行きました。
アームストロング船長が最初に月面に降り立つところはお昼前ぐらいの時間だったので生中継では見られませんでしたが、着陸に成功したこと、人が月面に降り立ったことにとても感動したことを覚えています。
あれから54年経過した今も月着陸船イーグルの本体部分が月の周りを回っている可能性があるというのは信じられない話です。
月に大気が無いので太陽風以外に減速する要素がほとんど無く司令船と切り離したときの方向が良かったからということのようです。
計算が間違っていれば既に月面に落下している可能性もあります。
それなりの大きさがあるので月の周りを観測していれば見つかるかもしれません。
アマチュアの持っている望遠鏡で撮影可能な明るさならチャレンジしてみたいですね。
(首都圏の空の明るさでは難しいかもしれません)
福原直人さんの情報には民間初の月面着陸を目指していたHAKUTO-Rの着陸地点をNASAの月探査機が撮影したという話題もありました。
こちらが日本語でわかりやすいと思います。
やはり月面に激突してバラバラになっていたようです。
再挑戦の予定があるようなので次回は成功してほしいですね。