先日の鳥取出張で帰りは名古屋に寄って別の仕事を終わらせて帰りました。
長距離切符の有効期間が長い事を利用して1枚の切符で移動しました。
この間、1度も自動改札を通っていません。
理由は最初に乗った鳥取大学駅が無人駅であった事と鳥取駅にも自動改札が無かったからです。
最初の乗車時に自動改札を通れば途中下車する時に自動改札を通ると切符が回収されずに出て来ます。
しかし、自動改札の無い無人駅から乗車したので入場の記録が無く自動改札で出ようとしてもエラーになってしまうので必然的に有人改札を利用せざるを得ませんでした。
ご存じの方も多いと思いますが、冒頭に記したように、長距離切符の場合は有効期間が長くなっています。
鳥取大学駅から最寄り駅までの切符は3/23~3/28の6日間有効でした。
有効期間は距離によって決まり、
100kmまで 1日
200kmまで 2日
400kmまで 3日
600kmまで 4日
800kmまで 5日
1000kmまで 6日
1001km以上は200kmごとに1日加算
ということでしたので801km以上あることになります。
また、長距離切符の場合は途中下車が可能で、有効期間内であれば当日に限らず、翌日や翌々日に乗車する事が可能です。
今回はこの有効期間と途中下車を利用して節約しました。
最寄り駅を明かしたくないので沿線の青梅駅で計算します。
鳥取~名古屋を特急と新幹線(のぞみ)の指定席で移動した場合、13,410円です。
名古屋~青梅の料金は新横浜経由で11,720円です。
合計すると25,130円になります。
JR東海のEX予約を利用すると名古屋からの新幹線の料金が9,650円と安くなります(東京、新横浜同額)。
ただし、JR東海の駅から青梅までは別料金で東京駅の方が安く940円かかりますので合計は24,000円になります。
1,130円安くなりますね。
鳥取~青梅の乗車券を通しで購入すると11,990円です。
鳥取~名古屋の指定席特急料金は6,040円、名古屋~青梅の特急料金は4,910円で通しの乗車券と合わせると22,940円です。
通しの乗車券で途中下車を利用すると2,190円節約できます。
JR東海の会員制割引サービスのEX予約には特急券だけのe特急券があり4,130円です。
これを組み合わせると780円安くなるので合計2,970円節約できます。
通しの乗車券は無人駅である鳥取大学駅の自動券売機で購入しました。
切符をよく見ると経由が
山陰・知頭急行・上郡・山陽・東海・中央東・青梅線
となっていました。
最短経路であれば新横浜乗り換えで横浜線が入ってくるはずなのですが入っていません。
ネットの検索で料金を調べてみると新横浜経由も東京駅経由も同じ料金になりました。
名古屋から普通に切符を購入すると東京駅経由の方が330円高くなります。
念のため、名古屋駅の駅員の方に確認すると東京駅経由で乗車できるといわれました。
名古屋からの特急料金は新横浜も東京も同じですので中央線の始発駅の東京経由で帰ることにしました。
当然、名古屋駅での乗車も東京駅での新幹線から在来線への乗り換えも有人改札です。
東京駅では乗り換えのつもりでうっかり出口の改札を出てしまいましたが、途中下車扱いになりスタンプを押された切符を返してもらいました。
上の中央に近い赤いスタンプが鳥取駅、右側の青いスタンプが名古屋駅、右下の小さいスタンプが東京駅の途中下車のスタンプです。
右の丸いスタンプは鳥取駅から乗車する際に押してもらったものです。
すべて有人改札を通過しています。
こちらはe特急券です。
e特急券は乗車用のEX-ICカードでは利用できず紙の切符を発券して利用する形になります。
EX予約は年会費1,100円かかります。
東海道新幹線をあまり利用されない方は年会費がもったいないかもしれません。
でも、発射直前まで切符を買えたり変更出来たりととても便利です。
複数の場所に移動する場合は長距離切符の途中下車を利用すると少しお得になりますし、例えば土日を挟んだ2つの出張を家に帰らず観光しながら交通費を節約するといったようなもっとお得に利用できる可能性があるのでうまく活用すると良いと思います。
鉄道好きの方には常識の内容ですね。