人口5万人程の小さな市で8月に入ってから100人以上の感染者が出ています。
市のホームページで確認したところ、その原因は、首都圏で酒を伴う飲食を行った後に帰省した人からの感染、屋外でのバーベキュー、子ども達だけで行ったキャンプ、などとなっていました。
当初、「3密を避ける」ことが感染を避ける手段とされていましたがデルタ株に関しては一つでも当てはまると感染する可能性が有りそうです。
とにかく、普段接していない人と同じ空間に居ないこと、普段接している人とも長時間密にならないこと、できるだけ会話をしないこと(以前紹介した声を出す声帯で飛沫が発生する)が自分を守ることと、周囲の人を守ることになると思います。
家内の従姉妹の話では、最近は田舎のスーパーや商業施設で緊急事態宣言が出ている地域のナンバーが付いた車で買い物に来ている家族連れが多く見られるそうです。
中には転勤などで長期滞在している人もいるとは思いますが、それだけではないくらい多いそうです。
飲食店やイベント、商業施設が悪いのではなく、そこに行く人の自覚が足りないから感染が広まっているのでしょう。
政府の批判をする前に自分の行動を見直さなければいけません。
自分が感染しているけれども無症状で周囲の人に移すかもしれないと思って行動していれば間違いなく感染者を減らせるでしょう。
首都圏の医療崩壊しつつある状況に対して「野戦病院のようなコロナ患者だけを受け入れる臨時の療養施設の設置が必要」という医療関係者の意見が多く出されています。
患者を一カ所に集めれば、少ない医師、看護士、その他の関係者で多くの人を診ることができるそうです。
少し考えればわかるもっともな話しです。
これは首都圏だけの問題ではなく医療体制が脆弱といわれている地方にも当てはまることです。
ここまで急拡大している状況ですから政府や自治体は早急な対応をすべきですね。
しかし、政府も東京都も乗り気ではなさそうです。
お金や利権の問題が関係しているのでしょうか。
今も自宅療養で急変された方がいるかもしれません。
近い将来、自分がそういう立場になるかもしれません。
早い対応をしてもらいたいものです。