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ロートル技術屋の日記

ダイソーのLED電球が100円!(税込み110円) 100円ショップが苦しい中、この価格は驚き

昨日、別の物を買いにダイソーに行きました。
必要なものを見つけた後、そういえば自宅トイレのLED電球が暗くなったと家内が言っていたのを思い出し、LED電球の値段を調べようと電気コーナーに回ってみました。
白熱電球60W相当のLED電球の箱には200円の表示がありました。
その隣に40W相当が並んでいて箱に価格の表示がありませんでした。
手に取って全部見まわしましたがどこにも価格表示がありません。
ということは100円で販売していることになります。
少し前までは300円ぐらいで売っていたような記憶があるのでずいぶん安くなりました。

昼白色と電球色があったので物は試しと両方1個ずつ買いました。



中身はこんな感じです。(昼白色)


自宅に帰り、暗くなっていたパナソニックのLED電球と交換してみたところ思っていたよりも明るく、トイレの照明としては明るすぎるくらいでした。

パナソニック製とダイソー製を並べるとこんな感じです。

当たり前ですがダイソー製にはPSEマークがついていました。

パナソニックのLED電球は2009年発売の30W相当の密閉型器具にも対応している物でした。
LED電球は複数のLED(light-emitting diode:発光ダイオード)を内蔵していてその個数で全体の明るさを変えています。
LEDはダイオードですので極性があり1方向にしか電流が流れません。
また、動作電圧は2V~4V程度ですのでコンセントにきているAC100V(交流100V)ではそのまま使うことができません。
交流電圧のAC100VをLEDに合った直流電圧に変換する必要があります。
LED1個では電圧が低いのでいくつか直列に接続して高い電圧で動作するようにしています。
直列に接続する個数を調整したり、直列にしたものを並列にすることで40W相当や60W相当等の明るさを実現しています。



パナソニック製が暗くなったのは故障して一部(半分かな?)しか点灯しなくなったためだと思われます。
逆に、一部壊れても点灯しなくなることが無い可能性が高いのが特徴になります。
道路にある信号機がLEDに置き換わっているのもこの特徴が理由だと思います。

密閉型の器具では熱が逃げにくため高い温度でも動作するように設計しなければなりません。
そのせいかダイソーのものと比べるとパナソニック製はものすごく重いです。

LED電球が出始めのころは1個2,000~3,000円していたと思います。
それが今では110円で買えてしまうのだから驚きです。
明るさも確認できたので帰りにダイソーに寄っていくつか買い置きをするつもりです。

たまたま、昨夜のNHKの番組、クローズアップ現代で100円ショップの話をしていました。
日本人は90年代ごろから値上げを受け入れないようになって来ているそうです。
そのころから給料が上がらなくなったのでしょう。
現在、原材料の値上がりや海外の人件費高騰の影響で仕入れ価格が上がり100円ショップは苦しい状況のようです。
100円のLED電球も原材料、人件費、輸送費を考えたら本来はあり得ない価格です。
利益が出ないから給料を上げられない、給料が上がらないから高いものは買え無い、高いものは売れないから値段を上げられない・・・。
負のスパイラルですね。
一般庶民でも住宅ローンなどの借金は目減りして行きますから一時的には苦しいですがインフレになる方が良いはずです。
色々なものの値上がりで世の中が変わってゆくと良いのですが、どうなるのかは誰にも予測できないですね。

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