気が付いたら今日は夏至です。
今年ももう約半分過ぎました。
早いですね。
夏至は1年の中で昼の長さが最も長い日です。
でも、日の出が最も早くなる日でも日の入りが最も遅くなる日でもありません。
国立天文台の暦Wikiに詳しい解説があります。
日の出が最も早くなる日は夏至の数日前、日の入りが最も遅くなるのは夏至の数日後だそうです。
カギとなるのは南中時刻が変わることですね。
この南中時刻の変化で同じ時刻に同じ場所で太陽を撮影すると8の字を描くアナレンマという現象が起きるということです。
Wikipediaに画像入りの解説がありました。(国立天文台の方が詳しいです)
これを撮影するのは根気のいる作業ですね。
こちらに銀塩写真で最初に撮影されたアナレンマ画像とされているものが紹介されています。
銀塩写真では根気のいる作業で難しそうですが、今ならデジカメをPCで同じ時刻に自動撮影させて合成すれば簡単にできますね。
アナレンマで画像検索すると実際に撮影された方の画像がたくさん出てきます。
太陽はものすごく明るいので実際に撮影された画像のうち背景があるものは背景を別の条件で多重露光しているか画像合成しているはずです。
ちなみに月のアナレンマを撮影された方もいました。
アナレンマを最初に発見したのが誰なのか検索してみましたが答えは出てきませんでした。
日時計を使っていた時代に気づいたのではないかという説があるようですが、太陽の位置を時間の基準にしていたわけなのであり得ない話です。
正確な時計ができてから誰かが気づいたのだと思われます。
太陽観測をしていた人でしょうか。
私は今まで6月よりも7月の方が日の入りが遅いと感じていました。
梅雨の間は雲が出ていることが多く、日没後早く暗くなってしまうからかもしれませんね。
明るい時間が長いことを有効に活用したいものです。