時々、趣味で手相の鑑定をやっています。
私の手相の師匠はコンサル会社を経営しているのですが
かなりユニークな人で、誰かと一緒に仕事をするときは
その人の手相を必ず見るそうです。
「占いなんて!」と思われる方もいらっしゃると思いますが
実際に鑑定してみるとなかなか侮れないものがあります。
私は以前、師匠に手相を見てもらい、それがたまたま直近で受けたYG検査やSPIの結果と
ほぼ同じだったことに非常に感動したことがあります。(総務にいたので自分のデータが見れたんです)
ですがときにはYG検査やSPIなどの性格検査や適正検査よりも手相の方が
ずっと正確だったりする事もあります。
なぜならYG検査やSPIは被験者の主観で回答されるため、
例えば被験者が「私は几帳面な性格」と思っていれば
周りがいくら「いやいやどう考えてもアンタ、だらしないよ」と思っていたところで
本人が自覚しない限り検査結果は「几帳面」と出てしまうのです。
(会社の採用試験を潜り抜けてきたのに現場に配属されて「誰だ!こんなやつ採用したのは!」
なんてことが往往にして起こるのはこう言う事もあるんじゃないかなと思っています。)
先日、これにちょうど似たことがありまして
ある方の手相でハッキリと「大雑把な性格」と出ていたので、
「何かこう、思いつきで突っ走ったり、
他人から見て当たって砕けろ的に物事に取り組むところはないですか?」
とお聞きしたところ、ご本人はたいそう憤慨されて
「当たってないワ!!」と仰られたのですが
お連れの方に
「あらアナタ、〜のとき××だったし、○○のときは▲▲だったじゃな〜い。
それってまさに当たって砕けろ的よねー。」
と言われて
「え?それって、そういうことなの!?」とご本人が大変驚いておられました。
それを見て実はホッとしたのですが、自分を客観視するってなかなか難しいことなんだ
と改めて思った次第です。
かく言う私も師匠から
「あなたは男性にちょっとキビシイところがありますよ」
と指摘されてドキッとしたことがあります(笑)。
自分では全くわからなかったので友達に聞いてみたら
「あるある〜〜〜」と大爆笑されてしまいました。
自分の性格ってわかっているようでなかなかわからないもの。
ホントのところは周囲と手相が知っている、ということがあるんですね。
とほほ……。