サンシャイン通信

サンシャイン・ステート(フロリダ州)発のニュースレター

シラバスはアップされたけど・・・

2010-05-13 21:39:22 | 大学院
一昨日(火曜日)の夜、夏学期のクラスのシラバスがやっとアップされました!
コースはモジュール形式でそれぞれのモジュールに課題が出ています。
モジュールは全部で14あるので14の課題を提出することになります。
これでスケジュールにそって課題に取り組めると思ったら・・・・
このクラス、
課題の提出期限がないんですよ~!

シラバスには、
「モジュールを仕上げるのに期限はもうけていないので、各自のペースにそって、
尚且つそれぞれのモジュールに十分な時間配分を考慮して、課題を提出すること。
1週間に1つか2つのモジュールを仕上げるのが理想的。
このペースで進めばコースの内容をちゃんと理解出来るはず。
学期末にまとめて多数の課題を提出した場合、
まともなフィードバック、成績は期待しないこと。」
と書いてありました。
そして、そして、去年の春学期にこのドクターW・Hのクラスを受けた時もそうでしたが、
彼女の院クラスでは与えられた最低限の課題をこなすと成績はB。
でもAがほしかったらペーパーを書かなければなりません。

シラバスにも書かれてありました。
If you have had me for a graduate course before, you know my "A" policy.
「前に私の院のクラスを取ったことがあれば、Aを取るためのポリシーは知っているはずね。」
はいはい、わかっていますとも。
(ドクターW・Hの“Aポリシー”はこちらのブログ記事に詳しく載ってます)
このペーパーは“モジュール15”としてアップされています。
今回のペーパーは去年の春学期以上に苦しみそう。
ドクターW・Hがペーパーの参考文献として承認した本のリストがシラバスに載っているのですが
あんまりチョイスがないのに加え、私の興味をそそるようなトピックがないんですよ~。
早くトピックを決めて書き始めないと!
でも嬉しいことに学期中、週末に3回位キャンパスで授業をやるのです。
オンラインクラスを取るたびにつくづく“私はオンライン向きじゃないな~”と思うんですよ。
オンラインだと孤独になってしまうんです、私。
わからないことなどすぐ質問できて、すぐ答えが返ってくる状況に身を置いていないと
落ち着かないんです。
それにドクターW・Hのキャラクターが大好きなんで。話も面白いし。
去年の春学期最後の授業の後で長々と井戸端会議しちゃったし
来週末、第1回目の授業があります。今からクラスメートやドクターHに会うのが楽しみ!
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夏学期がスタートしたけれど・・・

2010-05-10 23:00:29 | 大学院
今日から夏学期がスタートしました。
12週間コースでオンラインクラスをひとつ受講します。
Advanced Reading Assessment/Implementation of Reading Programs
というクラス。
様々なリーディングのプログラムや評価法を分析し、生徒のレベルによって
効果的に教え方を修正するストラテジーを学びます(多分・・・)。
前にもブログでふれましたが、今学期取れるクラスはこれだけ。
使用するテキストです。

インストラクターはドクターW・H。
(春学期の教授もドクターHだったので、ファーストネームのイニシャル入りで区別しました)
ドクターW・Hのクラスを取るのは去年の春学期に引き続き、2回目。
ドクターW・Hは私のアドバイザーでもあります。
春学期が終了する前(4月15日)、早々とオンラインに課題をアップしたドクターW・H。
最初の課題はさっそくペーパー書きですわ。(汗!)
でも、でも、肝心のシラバスがまだアップされてないんですよ~。
このペーパーの提出期限いつなんだろう?
これがわからないことには、どんなペースで書き進めていったらいいのかわかりませ~ん!
だから未だ取りかかれずにいる私。
(↑言い訳ですね。
“シラバスがアップされてたらちゃんとペーパー書きやったか?”と聞かれたら
疑問だな、やっぱり・・・)
でも早く、シラバス、アップしてください、ドクターW・H!

この夏は1クラス受講だけど気合いを入れて取り組まないと学期末で大変になりそう。
(っていつものことか・・・)
今、長期サブとして仕事をしている私立の学校の本年度の最終日が5月28日。
29日から長~い夏休みに入ります。
(地元の公立校より2週間早く学年末を迎えます。)
でも夏休み中も様々なサマープログラムを開講するので、
私は7月16日までそちらの方で仕事を続けることになりました。
このご時世ですから仕事があることにひたすら感謝、感謝です。
ですから1クラス受講と言えども、気を抜かずに仕事と学業を頑張らなければ!!
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春学期の成績が出た!

2010-04-29 23:30:49 | 大学院
今日、今学期受けたクラスの教授、ドクターHから総合成績報告メールが届きました。
そっくりそのまま載せますね。

Hi there— you earned an A for the course. Your writing is very thoughtful and at a graduate level, which is nice to read. Thanks for videoing— I know it is nerve-wracking, but it is a great experience. I know I also have learned a lot about myself and the students when I video myself!
大まかに訳すと・・・
“このコースの成績はA。 ライティングはとても考え抜かれていて大学院レベル。
(授業の)ビデオを撮影してくれてありがとう。
(自分が教えているところをビデオ撮影するのは)とっても緊張するけれど、大事な経験よ。
私も授業ビデオから自分自身、そして生徒達についてたくさん学んだわ。”
ってことでめでたくAをゲットしました~!
ちなみにうちの大学のグレードシステムにはA+(Aプラス)はないので
Aがいちばん良い成績なんです。次がA-(Aマイナス)。
B,C,に関してはプラス、マイナス(例えばB+やC-)が存在します。
このメッセージの中でいちばん嬉しかったのは、ライティングを褒めてもらえたこと。
毎回のことですが、書く作業は本当に苦労します。
なかなか適当なアカデミックなフレーズが思い浮かばなくて・・・
書きながら“こんな稚拙な文章でよく院生やってるよな~。”と自己嫌悪に陥ることもしばしば。
実は一昨年の秋、大学院進学の準備をしている時、願書と一緒に推薦状を3通提出しなくてはならなくて、
そのうちの1通をドクターHに書いてもらったんです。
その依頼をした時、“ライティング・サンプルを見せてほしい。”と言われたので、
当時(もちろん学部時代)、書いたリサーチペーパーなどをいくつか読んでもらったのです。
数日後、出来上がった院の学長宛の推薦状は“えっ、これホントに私のこと?”と思うような私を褒めちぎる文面。
推薦状ですから当然といえば当然。思いっきりヨイショしてくれた文面でした。
そのとどめが“○○(私)のライティングは既に大学院レベル。院に入ったらさらに上達するでしょう。”
という文面。
申し訳ないやら、恥ずかしいやら・・・
ですからその時、“大学院に無事、入学出来たらドクターHの期待に応えられるような
ペーパーを書いて恩返しがしたい。”と思ったのです。
だから今回、“大学院レベル”と太鼓判を押してもらえて本当に嬉しいです。

さて、授業風景を録画したビデオですが、ドクターHの言うとおり、本当に勉強になりました。
正直、自分が教えているビデオを見るのは嫌なんですが、今回、自分の教え方の癖や、
授業中、気付かなかった生徒の反応など、再発見できて本当に良かったです。

修士課程修了まであと4クラス。出来ることならオールAで卒業したい。
再来週から始まる夏学期に備え、明日テキストを購入して予習を始めたいと思います。
頑張るぞ!
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あと一息

2010-04-15 21:01:39 | 大学院
更新が滞ってしまいました。
理由はもちろん学期末で院のクラスの課題に追われているから・・・
春学期はあと2週間残っていて、再来週(4月26日からの週)が期末試験ウイークなんですが、
教育学部のオンライン、しかもフィールドワークがメインのクラスですから、
俗に言う“ペーパー&ペンシルテスト”はありません。
最大のプロジェクト、ケーススタディのレポートが期末試験にあたるような感じですかね。
そのレポートですが、ふたつのケーススタディ(キンダーと3年生の生徒対象)のうち
キンダーの方は先日、提出しました。
今、残るレポート書きを頑張っています。
あと、授業の様子を録画したビデオも提出しなくてはならないのですが、
その編集がさっきやっと終わりました。ホッ!
で、そのビデオのリフレクション・ペーパーも書かなくちゃいけません。
ビデオを見て、うまく行ったところ、そうでないところを見つけて感想、反省点等を書くペーパーです。
なんとかこの週末に全て仕上げて、日曜日の夜には教授にレポートとリフレクション・ペーパーを送りたい。
そして週明けにビデオテープを教授のオフィスに届ける。
そして夏学期が始まる5月10日までの3週間は、勉強のことはいっさい忘れてのんびりする予定。
のんびりすると言ってもサブの仕事はありますけどね。
でも仕事をしながら“今夜、ペーパー書きしなきゃ”とか
“うちに帰ったらテキスト読まなきゃ”って思わなくてすむだけ精神的に楽なんですよ。

夏学期はオンラインクラスをひとつ取ります。
今学期同様、このオンラインクラスしか取れるクラスがないんですわ。
(でも早いもので夏学期でこのクラスを取ったら、修士課程を卒業するのに
必要なクラスはあと三つですよ~!)
で、先程、今学期受講中のクラスのオンライン・ディスカッションボードを見るためにログインしたら・・・
既に夏学期のクラスがアップされてましたわ~!
教授のアナウンスメント、そして課題もアップされてましたわ~!!
“早目にテキストを購入して読み始めること”ですと。
春学期の課題に追われているので夏学期のクラスを考える余裕なんて、
これっぽっちもありませ~ん!!

実は明日の午後から土曜日の昼過ぎまでは事情があって勉強できないんですよ。
キャンパスで開かれるイベントに娘と“オールで(←死語?)”参加するのです。
ですから今夜中に出来るだけレポートを書いておかないと・・・
でも徹夜のイベントに備えて勉強しないで体力を温存した方が良いんだろうか?
歳だしな・・・
どっちにしても頑張ります。
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エコにこだわり過ぎて・・・

2010-03-25 22:10:01 | 大学院
今学期受講中の院のクラスの課題のひとつであるリサーチペーパー。
提出日は先週末でした。
しかし私はまだ提出していない・・・(おいおい!!)
先週は大学の春休み。
なので“春休みを満喫してペーパーの提出は1週間遅れてもいい。”
と言う教授の言葉に甘えることにしたわけ。
しかもこれは私の提案だったりする・・・
前にも言ったとおり、今学期はオンラインクラスを受講中。
春学期第1週のアサイメントは
①教授からの質問に答える。
②シラバスを読み、不明な点があったら質問する。
(ちなみに質問の内容は教師歴(教えている学年、学校など)、
院で取得した単位数、このクラスでどんなことを学びたいかなどでした。)
以上を教授にメールすることでした。
私はシラバス内のコーススケジュールに目を通し即、第11週が大学の春休みであることに気付きました。
春休みなのにペーパー提出なんて・・・
でもちょっと待てよ。春学期は春休みを入れて17週間。
なのにスケジュールは16週間しかない。
第10週と第11週の間にお休みをいれちゃってもいいのかしら?
ってことで早速教授に質問したわけです。
教授は春休みのことをすっかり忘れていて、通常のひと学期(16週間)を想定してスケジュールを作成したとのこと。
早速、クラス全員に“ペーパーの提出は1週間遅れてもいい。”というメールが送られてきました。
大学院、しかもオンラインクラスなのに春休み云々というのはかなり低レベルですけどね。
そこをあえて質問するのが私です・・・
学部時代からお世話になってる教授ですし・・・
(ちなみにこの教授、Dr.Hの写真は学部の卒業式の記事にアップしてあります。)
クラスを受けている学生のほとんどが地元の公立校の先生だから、
大学は春休みでも仕事があるわけですよ。
しかも3月の第2週は州の統一学力テストが実施されたので、
リサーチペーパーどころじゃない先生もたくさんいたと思いますよ。
だから提出日が(私の提案で)延びてよかったと思ってるクラスメートも多いはず(←勝手な解釈ですか?)。

さて前置きが長くなりましたがリサーチペーパーのトピックは
リテラシーの評価法、改善教育に関するものなら何でも良いということでした。
私は去年の秋から自閉症クラスで頻繁にサブのお仕事をしていて、
実際に読み書きの指導もやらせてもらった経験から
“Literacy Remediation for Students with Autism Spectrum Disorder in Mainstream Classroom”
(普通学級における自閉症児の読み書き教授法)に決定!
教授の許可ももらい、参考文献をサーチしたのが1月の最終週。
だからそれからペーパーを書き始めたら春休み前には仕上がってるはずだったのに・・・
実はこれには理由(言い訳と言った方が正しいか)があるんです。
今回、ペーパーを書くにあたり文献は一切プリントしないでコンピューターに保存したものを
モニター越しに読もうと決めたんですわ。
その方がエコでしょ?
文献によっては数十ページという長~いものもあるわけで、紙とインクを節約しようと思ったんです。
文献を読んで書き始めたのはいいんですが、パソコン上での作業、
つまりワード(ペーパー)の画面と文献の画面を行ったり来たりしながらの作業が大変でした。
でも“エコだから!”と頑張って書き続けたのですが、数日前断念しました。
やっぱりね、机の上にプリントされた文献がないと書く作業が全くはかどらないんですよ、私。
文献を読んでここは重要と思ったところにハイライター(蛍光ペン)で線を引いたり、
付箋を貼ったり出来ませんしね、モニターだと。
それに数十ページもある文献だと、取り上げたい箇所を探すのにあまりにも時間がかかり過ぎて。
この方法で難なくペーパー書きが出来る人、たくさんいるのでしょうが、私はダメでした。
なので昨日、ものすごい時間をかけて参考文献をプリントしたですよ。
その一部です。

カテゴリー別に紙の色を分けたり取り上げたい順に番号を振ったり・・・
これで書く作業がとてもはかどりました。
(ちなみに紙の両面にプリントしましたよ。)
ペーパー提出日まであと2日。
なのにまだ半分も書き上げてない私・・・
(なのにブログを更新してる私っていったい・・・)
こんなことだったら最初からプリントしてさっさとペーパーを仕上げるべきでした。
その方がダラダラとパソコンを立ち上げてる時間が少なくてエコでしたね。反省。
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レンタルテキスト

2010-02-27 21:56:09 | 大学院
春学期がスタートしてから8週間が経ちました。
ひと学期が16週間なのでちょうど折り返し地点です。
オンラインクラスなので大学に行かなくて済む分、楽と言えば楽。
でもケーススタディやリサーチペーパーなど、課題が莫大なので
気を引き締めて取り組んで行かなければ、あとで大変なことになります。

さて、今学期ビンボー学生の私を救ってくれたのがレンタルテキスト。
大学のテキストってとっても高価でひと学期にテキスト代が500ドル(5万円)以上かかった
という話を聞いても全く驚きません。
私の大学のブックストアでは去年の秋学期からレンタルシステムが導入され
さっそく今学期、そのサービスを利用してみました。
と言っても全てのテキストがレンタル可能と言うわけではありません。
新学期が始まる1ヶ月位前からレンタル可能なテキストとレンタル料のリストを
ブックストアで入手できるので(オンラインでもチェック可)、それをもとに検討するわけ。
今学期必要なテキストは3冊。
そのうちレンタル可能なテキストは2冊。
幸い、残る1冊は今年の秋学期に受講予定のクラスでも使用するというので買いました。
ちなみにレンタル料は2冊トータルで30ドルちょっと。ホント、助かりました。
テキストの表紙には“レシートに記された期日までに返却してください”というシールが張ってあります。



実はレンタルサービスを利用したのにはビンボー学生(日雇いサブ教師故)ということ以外に
もうひとつ理由があります。
そ・れ・は・・・
エコだから。
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春学期スタート!

2010-01-08 20:16:42 | 大学院
週明けから寒い日が続いております。朝は氷点下。最高気温も5℃前後。
今朝は久々に氷点下ではなかったのですが、日中の気温は下がる一方。
明日の最低気温は-5℃だそう。お~、さぶさぶ!!
寒さを逃れ温暖なフロリダにやって来た観光客の皆さんは、
当てが外れて驚いているのでしょうね。

さてさて、週明けの冷え込みとともに私と娘の大学では春学期がスタートしました。
今学期も秋学期に引き続き1クラス受講です。ちなみにオンラインコース。
1クラスしか受講しない理由は・・・
受講出来るクラスがひとつしかないから
今学期オファーされたリテラシーのクラスは2つ。うち1つは去年の春に受講済み。
毎学期オファーされる教育学部院生の必須クラス(教育史、リサーチ、カリキュラム等)も受講済み。
選択肢が全くない状態で迎えた春学期でございます。
でもそれ以外の理由は秋学期とおんなじ
早い話がサブ先での就職情報入手、ネットワーキング、就活に集中しなければならない状況にあるから。
学期途中でめでたく教職に就いても(←可能性希少)、1クラスなら頑張って履修出来る範疇(だと思う)。
毎学期恒例、今学期のクラスで使用するテキストをご覧あれ~。
  
コース名はRemediation of Reading Disabilities、
学習障害児やESOL生徒のために効果的な読み書きの教案の作成法、指導法を学ぶクラスです。
ちなみに教授は学部時代にお世話になったドクターH。
毎週、テキストを読んでリフレクション・ペーパーをドクターHに送り、
オンラインのディスカッションに参加します。
プロジェクトはリサーチペーパーと“現場”での実習。
低学年(キンダーまたは1年生)、学習障害児、ESOL生徒のために教案を作り、
それを授業に取り込んで教え、結果をまとめるケーススタディ。
授業風景もビデオに撮って提出しなければなりません。
あとESOLの先生のインタビューもあったっけ・・・(←ちゃんとシラバスを読まんか~い!!)
1クラスとは言え、課題は莫大な量です。早く受け入れ先の学校を決めないと。
クラス全員の保護者からビデオ撮影の許可をもらわないといけないし。

娘は毎日、元気に大学に通っております。
大学生になって2学期目ですが取得単位数では既にソフォモア(大学2年生)扱い。
高校時代にAP (Advanced Placement) コースのテストに合格したり、
高校生も大学の授業を受講出来るデュアル・エンロールメントというシステムで
かなりの単位(もちろん大学の)を高校在学中に取得出来たからなんですね。
息子も高校時代にAPコースやデュアル・エンロールメント
けっこう単位を稼げたので、現在ジュニア(大学3年)ですが
秋学期からシニア(4年生)扱いになりました。
そうそう、2人とも高校最後の年に日本語&日本文化のAPテストに合格して、
6単位もらえたんですよ!
前にもお話ししましたが、APもデュアルも無料。
いいよね、タダで大学の単位がもらえて。母は羨ましいよ。
(ま、それなりにお勉強を一生懸命頑張らないともらえないわけだけど・・・)

息子の大学の春学期は来週の月曜日スタート。
トロントから帰ってきてから息子はゲーム三昧の生活ですわ(苦笑)。
日曜日に大学の寮に戻ります。
大学で使用するテキストって本当に高いんですよ。
(薄給の私は今学期、2冊レンタルしました。と言うかせざるを得ませんでした。
それでね、息子は今学期使用するテキストの一冊(新品。110ドル相当)を
タダでいただけたのですよ~!
先月、工学部の産業工学科で修士課程修了生の卒業をお祝するセレモニーがあって
その主催者から会場でフルートを吹いてほしいと息子に依頼があったのです。
その謝礼にと春学期に使用するバイオケミカル・エンジニアリング(←私には何のことだかさっぱり)の
テキスト1冊をいただいたというわけ。
小一時間フルート吹いて110ドルのテキストをゲット。時給110ドル(現在のレートで換算すると1万円ちょっと)。
おいしいバイトじゃない!!
私と夫は“これからもこういう依頼があったら絶対に引き受けなさい。”と念を押しましたとも!

親子揃って春学期もパワー全開で頑張りたいと思います。
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秋学期の成績が出た!

2009-12-18 23:51:28 | 大学院
昨日、大学のアカウントをチェックしたら秋学期の成績がアップされていました。
成績は・・・・













Aでした。やった~!

学期末に提出したマンガをトピックにしたペーパーにどんな成績が付くか心配だったので、
コース全体の成績が出て、それも良い成績でホッとしました。
これで心置きなく冬休みを過ごすことができます。
サブの仕事?就活?
地元の学校は1月4日まで冬休み(一昨日が今年最後の登校日でした)。
と言うわけで就活も年明けまで出来ません。
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秋学期終了!

2009-12-10 23:21:41 | 大学院
昨日、秋学期のクラスが終了しました!
今学期学習したこと、それは・・・
受講するクラスの数が少ない≠楽勝!ってこと。
今学期は1クラス受講だったのですが、サブの仕事や就職活動もあり、それなりに大変でした。
でも、クラスはとっても楽しかった。
インストラクターのドクターMのキャラクターに、クラス一同惚れ込んでしまったのですから。
以前、ドクターMのクラスを受講した友達から
“ドクターM、おもしろくて楽しいよ。”と言われていたのですが、まさにその通り。
クラスの雰囲気もとても和気あいあいとしていて、あっという間に授業時間が過ぎてしまいました。
このクラス(と言うよりドクターM)のお蔭でリテラシー教育の知識がさらに深まり、
視野(教育分野に限らず)が広がりました。

ドクターM、先月、本を出版したのです!
秋学期初日に“11月に本を出すの。初めての本!”と嬉しそうに私達に話してくれました。
自身の教師経験をもとに、グラフィック・ノベルをリテラシーの授業に取り入れる効果をうたった内容の本です。
即、教室で使えるアイディアも満載。
“これはペーパー(トピックがマンガ)に使えるかも!”と思ったので、
私も出版されるのを首を長くして待っていて、
直接、出版社から取り寄せペーパーのリファレンスとして使わせていただきました。

ドクターMの記念すべき初出版、
Teaching Graphic Novels Practical Strategies for the Secondary ELA Classroomです。


せっかくだったので昨日、本にサインをしてもらいました。


この本に載っているレッスン・アイディアはセカンダリー(中学・高校)の生徒が対象ですが、
来年、小学生を対象にした続編を出版するそうです。
楽しみ、楽しみ・・・
彼女のクラスをまた受ける機会があるといいなあ。
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プロジェクトはマンガに決定!

2009-10-12 23:29:51 | 大学院
久し振りにアカデミックなネタを・・・
(一応、私、大学院生。皆さんご存知でした?)
今学期受講しているクラスのメイン・プロジェクトは自分で決めたリテラシー関連のトピックについての
Annotated bibliography(解題目録、解説付きビブリオグラフィー)、 Critique(クリティーク、評論)、そしてリサーチペーパー。
ビブリオグラフィーとクリティークは11月4日、ペーパーは12月2日が提出日です。
ビブリオグラフィーとクリティークには最低15、ペーパーには20の参考文献が必要。
文献のサーチがほぼ終了したところでこれから文献に目を通し、ライティングに入ります。

このプロジェクト、自分で勝手にトピックを決められると言っても、教授の許可をもらわなければなりません。
私はいろいろ考えた末・・・・

マンガに決めました。

はい、皆さんご存知のマンガです・・・(文句ある?)
ちゃんと教授の許可、もらいましたよ。

子供の頃、
“マンガばっかり読んでないで早く宿題やってしまいなさい!”と親に怒られ
“学校にマンガを持ってきたら即取り上げ!”という校則があり、
マンガは親や教師の目の敵でした。
しかし!今やマンガは世界の共通語。こっちの辞書にだってちゃんと載ってます、mangaという単語。
大手書店にはマンガ・コーナーだってあります。

夏学期に取ったランゲージ・アーツ・メソッドのクラスもそうですが、今、受講中のクラスもマルチ・リテラシー、つまり様々な媒体を取り入れての読み書きについてよくディスカッションをします。
今学期は4冊のテキストを使用していますが、その中の一冊にはマンガも取り上げられていて
それを見てマンガ発祥国出身の私は、血が騒いでしまったんですわ(笑)。
これをネタにリサーチしてみようか・・・
と思ったのです。
教授に許可をもらった時、マンガや日本のポップカルチャーを読み書きの授業に取り入れた研究をしている学者を何人か教えてもらいました。
“彼らの名前でデータベースをサーチしたら、参考になる文献が出てくるわよ。”と教授。
さっそく文献をサーチしてみたら、面白そうなのがいっぱい出てきました。
シェークスピア等、古典文学のマンガ・バージョン、“マンガ・シェークスピア・シリーズ”なんてのもあるんですね~。
こちらは“オセロー”

コミカレで取った文学のクラスで“オセロー”を読みました。
はっきり言ってチンプンカンプンでした。
普段、使わない言い回しがたくさんあって大変でした。
自分の英語力不足を嘆いたのですが、周りのアメリカ人の学生もけっこう苦しんでいました。
ですから英語が母国語でない私にスラスラ理解できるわけがありません。
それがトラウマになってか、シェイクスピアと聞いただけで嫌悪感、恐怖心を抱いてしまうようになったのです。
あの時、マンガ・シェークスピア・シリーズに出会っていたら、“オセロー”が愛読書になっていたかも知れません。

こちらは先日大学の図書館で借りてきた“ロミオとジュリエット”

表紙のイラストから想像できるかも知れませんが、舞台は現代の東京。
オリジナルの対立するイタリアの大名家、モンタギュー家(ロミオ)とキャプレット家(ジュリエット)が
このマンガ・バージョンでは対立するやくざ、モンタギュー組とキャプレット組になっているんですよ。
文献をサーチしていたら、実際にこのマンガ・シェイクスピア・シリーズを文学の授業の教材として取り入れたカナダの高校があると判明しました。

マンガを授業に取り入れることの効果、注意点、教育現場ではまだまだ知名度が低いマンガをどう広めていくかをこのプロジェクトを通して研究したいと思います。
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