サンシャイン通信

サンシャイン・ステート(フロリダ州)発のニュースレター

やっと手にしたディプロマ

2011-03-01 21:43:03 | 大学院
今日から3月。大学院を卒業してからもうすぐ3ヶ月。
先日やっとディプロマ(卒業証書)を手にしました。
12月10日の卒業式、壇上で受け取ったのは学長からのおめでとうレターでした。
私の大学の卒業式は各学期の最後の日。期末試験の結果は全て出揃っていないため、
ほとんどの出席者は“卒業見込み”というステータスなのです。
従ってディプロマが出来上がるのは卒業式から約1ヶ月半。
2010年秋学期卒業者のディプロマは1月28日に出来上がるとのこと。
地元在住の卒業者は直接、大学のオフィスにディプロマを取りに行かなければなりません。
でも1月28日を過ぎても仕事が終わってから人と会う約束、雑用があって
夕方大学のオフィスが閉まる前に行くことが出来ませんでした。
特に2月13日のフルマラソンまではトレーニングもあったので。
日没前にある程度の距離を屋外で走りたかったので、仕事が終わってからすぐ帰宅してトレーニングという日が続きました。
そのマラソンも無事完走。やっとディプロマを取りに行ったわけです。

Master of Education(教育修士号)という文字、確認できますか?略してM. Ed. うーん、よい響きだわ・・・
頑張って勉強した甲斐がありました。

さて今後のことですが・・・
同僚や友人の多くは私が即、Ph.D.(博士号)取得を目指すと思っていたようですが
これはじっくり時間をかけて検討したいと思います。
まずはアメリカでの教師の経験を積まないと。
あと私の大学の教育学部の博士課程のプログラムはひとつしかなくて、それも私の興味のない分野。
ですから私が研究したい分野のプログラムが出来るのを待つか、
別の大学で取得、つまり引っ越しを念頭に置かなければなりません。
それよりも何よりもGRE(大学院入学希望者が受ける試験)のスコアを上げなければ!!
5年先、10年先、いつになるかわかりませんが、Ph.D.取得を決心した時に慌てなくてすむよう
今からGREのスコアアップのための勉強を始めようと思います。
あと、大学院を卒業して学生でなくなった今、一番不安なのがアカデミック・ライティングのスキルの低下。
なのでこれからも教育関連の文献をどんどん読んで、機会があったらリサーチペーパーも書いて、
教育関連機関に投稿してみたいです。
もしかしたら博士課程に進まないかも知れないけれど、GREの勉強もペーパー書きも無駄になるとは思いません。
常に勉強する環境に身を置くことに意味があると信じているので。
ディプロマを手にしてこれで勉強するのを怠ってはいけないと思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋学期を振り返って

2011-01-10 21:17:25 | 大学院
今までは新学期が始まると受講しているクラスの記事をアップしていたのですが
ご存知、秋学期はオーバーロードでゆっくりクラスの様子をお伝えすることが出来ませんでした。
大学院最後の学期、やはり記録を残したいので今更ですが、記事にしたいと思います。
秋学期、お世話になった教授2人とは卒業式のレセプションで一緒に写真も撮ったので
それも載せたいしね(卒業式から1ヶ月も経ってるけど・・・)。

春学期、夏学期とオンラインクラスが続き、秋学期は久しぶりにキャンパスでのクラスを受講。
ですからある意味、新鮮な気持ちで迎えた新学期でした。
秋学期で一番最初に受講したのがCritical Literacy(クリティカル・リテラシー)というクラス。
インストラクターは一昨年の秋学期にお世話になったドクターM。9ヶ月ぶりの再会。
ドクターMはグラフィックノベルやマンガを取り入れた読み書きの授業を提唱していて
一昨年の秋に本を出版。
当時、私は日本生まれのマンガをプロジェクトのトピックにしてリサーチペーパーを書きました。
もちろんドクターMの本、参考文献にしましたよ。そして最後の授業の日、本にサインをしてもらいました
記念のサインをもらって嬉しかったのですが、ドクターMにとっても初出版の本を自分の学生が買い、
それを参考文献にしてペーパーを書き、サインを求められたことがとても嬉しかったそうで、
秋学期の初日、そんな話をしてくれました。
近々、また本を出すそうで、“その時は本をプレゼントさせてね”とも言ってくれました。
肝心の授業内容ですがテキストがとっても難しかった!!
クラスメート達もそう言っていたので、ちょっと安心しました。
テキストはセオリー中心で授業はディスカッションがメイン。
大変でしたが、和気あいあいとして雰囲気で楽しいクラスでした。
11月にドクターMが34歳の誕生日を迎えたのですが、私達学生はこっそりカード、カップケーキ、
ちょっとしたプレゼント(映画好きなので映画館で使えるギフトカード)を用意して
授業開始時にお祝いしました。
その時の写真です。これが少年達に“一緒にサッカーやらない?”と声をかけられたドクターMです(笑)


こちらはレセプションで一緒に撮った写真。


さて、こちらは秋学期で受講したPracticum in Reading(通称:プラクティカム)の教授、ドクターHと一緒に撮った写真。

院在学中、ドクターHのクラスは三つ受講しました。彼女は私のアドバイザーでもあったのでいろんなことを相談しました。
プラクティカムは昨年の夏、ドクターHと相談して、かなり悩んだ末、受講することに決めたクラス
リテラシープログラムの集大成ともいえるクラスだったので、良い成績が取れるかどうか心配でした。
しかも苦手なオンラインクラス。私、オンラインだと孤独になっちゃうんですよね。
でも毎月、土曜日の午前中にキャンパスで授業があったので、良かった。
実は卒業式の翌日(土曜日)が最後のキャンパスでの授業日だったんですよ~!
最後ですからリテラシープログラムの最大プロジェクトであるケーススタディのプレゼン、
授業ビデオとポートフォリオの公開、批評を控えていたんですね。
ドクターHとの写真では私、笑顔ですが、“明日のプレゼンでヘマやって、
及第点がもらえなかったら卒業出来ない!”という不安もありました。
今だから言えるけど、卒業式が終わった後、即帰宅して、必死でポートフォリオの仕上げ、プレゼンの練習をしたですよ。
でも頑張った甲斐あってプレゼン、うまくやれました。
プレゼンを含め、全ての課題で満点を取ることが出来ました!!
正真正銘、GPA 4.0で卒業出来ました。
課題の量が半端じゃなくて、泣きそうになったこともありましたが、思い切って秋学期に受講して本当に良かった。
夏にドクターHは“春学期(先週始まりました)にプラクティカムを受講したい学生がたくさんいたら、
クラスをオファーするかもしれない。”と言ってくれたのですが、やはりオファーはされませんでした。
次回にオファーされるのは夏学期、それも6週間セッション。
複数のケーススタディを6週間でやるのはハード。
今回、16週間セッションでやりましたが、それでも時間が足らなかったもの。
6週間ですから何らかの調整はあると思いますけど、複数の生徒を相手にケーススタディを
やるわけですからやっぱり大変だと思います。

残るクラスはDiagnosis of Reading Disabilitiesというクラス。
読み書きのレベルが低い生徒達を診断し、個人、少人数クラス、クラス全体、それぞれでどう教え方を
効果的に変えるかを学ぶクラス。
授業はキャンパスではなくダウンタウンにある施設でありました。
その施設は犯罪率が高いエリアにあって、地元の子供達に様々なプログラム(特に放課後のプログラム)を提供しています。
子供の犯罪率も高く、学校を中退する子供もたくさんいるエリア(中学生レベルでやめる子も珍しくないです)。
ここで毎週、子供達のチュータリング(読み書きの個人レッスン)をやってから、授業をやったのです。
正直、危険なエリアで授業を受けることに対する恐怖心はありました。
実際、秋学期が始まって3週間でこのエリアで3件の発砲事件がありました。
でも、私のチュータリングの生徒はとても礼儀正しく、毎回一生懸命レッスンに参加してくれ、本当に良い経験になりました。
このクラスの教授はドクターW。一昨年の夏に取った児童文学のインストラクターです。
1年ぶりの再会。最初の授業日、私がフルタイム教師として稼動開始したことを話すと、とても喜んでくれました。
残念ながらドクターWは卒業式のレセプションに来ていなかったので、一緒に写真を撮ることが出来ませんでした。
でも式には出ていたので、私の晴れ姿(?)を見てもらえました。

以上、3クラスで怒涛の大学院最後の学期を過ごしたのであります。
ハードスケジュールでしたが、無事好成績を修め卒業することが出来たので、私、頑張ったよね?(って誰に聞いてるのさ?)
自分で自分を褒めたいと思います。
(↑あんたは有森選手か!)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

卒業式のレセプション

2010-12-23 21:55:33 | 大学院
大学院を卒業したら時間に余裕が出るので、今まで記事にし損ねたネタをいっきにアップしようと思ったのですが・・・
先週の金曜日までは勤務先の学校で様々なイベントがあって、忙しくしてました。
今週からは待望の冬休み!
でもホリデーの準備を全くしていなかった私。
連日、プレゼントやクリスマスディナーの材料の買い出し等でバタバタしておりました。

今更ですが、卒業式の学部のレセプションで撮った写真を何枚か載せたいと思います。
まずは教育学部の学長との写真。

写真では満面の笑みの私ですが心の中では
“今度こそ私の名前、ちゃんと呼んでよね~!”と叫んでおりました。
2年前、学部を卒業した時、式で私の名前を間違って呼んだのは何を隠そうこの学長だったわけで。
でも今回の卒業式では学長、卒業生の名前のアナウンスはしなかったんですよ。
ステージ上でディプロマを受け取った卒業生ひとりひとりにお祝いの言葉をかけ、握手する係でした。
ちなみに名前をアナウンスした人、誰だか忘れました(おいおい!大学の偉い人であることは確かです)。
で、その偉い人、私のファーストネームはちゃんと言ってくれました。
でも私の日本姓(アメリカではミドルネームとして使用)、ちょっと“噛んで”しまいましたね~(苦笑)。
ネームカード(もちろん、今回もちゃんと発音の仕方も併記しましたよ)を渡した時、
耳元で私の名前をささやいたのですが・・・
ま、一昨年よりましだったので許してあげました。

こちらは学部時代にお世話になったドクターB。

ドクターBのクラスで一番思い出に残っているのはなんと言ってもソングブック。
詳しいことは過去記事をご覧ください。
ソングブック
ソングブック・パート2
ソングブック・パート3(完結編)
“やっぱりあなたのソングブックがベスト!”と言ってくれました。
実は先月も“ソングブックを貸してほしい”とリクエストがあったのです。
現在教えている学部生に見せたい、そして今後教える学部生に見せるためにコピーをとりたいとのことでした。
もちろんOKしましたよ。
あれから3年近く経つのに今も、私のソングブックを高く評価してくれるなんて本当に嬉しいです!!

こちらも学部時代にお世話になったドクターD。

学部を卒業してからご無沙汰していたので、久々の再会でした。
コミカレからこの大学に編入した最初の学期にドクターDのクラスを取りました。
初めて取ったリテラシーのクラスでした。
このクラスでリテラシー教育の基礎をしっかり学ぶことが出来たことが
院でリテラシーを勉強することを後押ししてくれたのかも知れません。
ドクターDも2児の母。うちの子供達と同い年ということもあり、よくお互いの子供達の話をしたっけ。
それから奨学金を申し込むための推薦状を書いてくれたのもドクターDでした。
編入して1ヵ月半位しか経っていなくて無理なお願いとは承知だったのですが、快く引き受けてくれました。
奨学金スポンサーとの面接の時も、いろいろアドバイスしてくれたり、励ましの言葉をかけてくれたのです。
そのお陰で無事、奨学金のレシピエントに2年連続で選ばれました。

大学院卒業のレセプションでしたが、ドクターB、ドクターDと話しながら学部時代を懐かしく思い出していました。
院でお世話になった教授とも一緒に写真を撮りましたが、それは後日アップします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Fall 2010 Commencement (2010年秋学期卒業式)

2010-12-12 23:05:29 | 大学院



やりました!
私、修士課程を修了、大学院を卒業しました!
卒業式は12月10日。
私の大学では毎学期、いくつかの学部合同で午前11時と午後3時に卒業式が執り行われます。
教育学部はナーシング、ビジネス学部と合同で午後の卒業式。
でもその前に、教育学部のレセプションがあり、出席しました。
レセプションのオープニングは学長の祝辞。
その後は軽食をいただきながら、学長、お世話になった教授、友達、その家族と歓談。


この時、学長をはじめ、お世話になった教授と写真を撮りました。
それは後日、まとめてアップしたいと思います。

私の専攻、リテラシープログラムで今学期卒業するのは5人。
そのうちレセプションに来ていたのは2人。トレーシーとブルック。
そ・れ・で~
自慢じゃないけど(いや、この際だから自慢させてもらいます。
だって私、他に自慢できることないから・・・涙)
私達、GPA 4.0(オールA)なんです。
学士(四大)卒業時、GPAが良いとラテン・オーナーズの称号がもらえ、特別なコードをつけて式に出席するのです。
これで私も2年前、三つあるラテン・オーナーズの最高ランクの称号をもらいました。
でも院の卒業時にはオーナーズのシステムがない。(他の大学院はどうなんでしょうか?)
院を卒業すること=成績優秀ということらしいのですが、
でも今まで一生懸命勉強して、パーフェクトな成績を修めて卒業するのだから
少しでもそれを世に知らしめたいよね・・・
ってことで私達、帽子にちょっとした細工をすることに。
用意周到のブルック、ラメ入りペイントペンを持ってきていて
それで帽子に4.0(もちろんGPAのことです)と書き、リンゴの絵を描きました。
(アメリカではお気に入りの先生にリンゴをプレゼントする習慣があって
リンゴは学校、教育分野のシンボルなのです。)

帽子にリンゴの絵を描くトレーシー。左側はブルック。


全員の帽子が完成したところで記念撮影。


GPA 4.0シスターズと呼んでちょうだい!(笑)


午後3時、卒業式が始まりました。




式次第は一昨年の学部卒業時と同じ。
ステージ上でディプロマを受け取る順番も同じ(教育学部、ナーシング、ビジネスの順)。
でも院の卒業生が学部卒業生より先だから、気持ち良かったです。

大学のプレジデントからディプロマを受け取った私。感激!!


とにかく、とにかく無事、卒業式の日を迎えることが出来てよかったです。
この数週間は課題を仕上げるためにハードスケジュールが続き、本当につらかったです。
大学院、卒業に関しては、他にお知らせしたいことがあるのですが、
それはまた追々アップすることにします。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

卒業式まであと1週間!

2010-12-03 23:34:33 | 大学院
早いものでもう12月!
そして早いもので卒業式まであと1週間!!
10月に注文した卒業式で着用するガウン、帽子、フッドが先日、出来上がりました。
課題に追われて卒業式のことを考える余裕がなかったのですが、
こうしてバッチェラー(4大卒の学位)とは違うデザインのガウン、
そしてマスターズ(修士)の卒業生専用のフッドを目の当たりにして
やっと実感がわいて来ました。
でもね、まだまだ課題の山に埋もれてる私。
特にリテラシー・ケーススタディのレポート、授業のビデオの編集などは
時間がかかるのでこの週末、相当頑張らないとやばいです。
だ・け・ど~
明日、息子の大学のフットボール観戦に行くんだよね~(苦笑)
修士課程修了目前で学業に勤しまなければならない時期にフットボール??
と非難を浴びそうですが、やっぱりね、たまのお楽しみで気持ちを切り替えてこそ
勉強に集中出来るわけで・・・(苦しい言い訳ですか?)
とにかく、明日は今シーズン最後の試合。
対戦相手はコネチカット大学。
去年のシーズン最後の試合もコネチカット大でした。
去年は試合終了まであと数秒と言うところでまさかの逆転、負けてしまいました(涙)。
今年は勝ってシーズンを締めくくってほしいものです。
ちなみにこの試合はアメリカ東部時間午後8時からESPN2で放送されますので
在米の皆さん、お暇でしたらテレビの前でぜひぜひUSF Bullsを応援してください。
私はもちろん、スタジアムで例のブルズの角付きヘルメットを被り、大声出して応援しています。
Go Bulls!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

見切り発車

2010-10-19 21:26:19 | 大学院
早いもので秋学期がスタートして8週間経ちました。
ひと学期が16週間なので折り返し地点を通過したところ。
仕事、大学院の勉強、そして週末のフットボールの応援(←おいおい!)、
すべてをこなすのはホント、大変です。
院の課題はちょっと遅れ気味。
実は明日(10月20日)提出のペーパーがあったのですが、
ラッキーなことに締め切りが1週間延びたんですわ。
もちろん明日提出してもよいわけですから、提出日が延びたと聞いた時
“ここで気を緩めず、頑張って20日までにペーパーを仕上げよう!”と
心に誓ったのです。
でもダメでしたわ・・・(苦笑)
この週末、仕上げて来週提出します。

今学期、受講しているクラスの1つでリテラシーのケーススタディを
四つやらなければならないのです。
つまり4人の生徒が対象。
①読み書きが学年レベル内
②学年レベルに達していないけれど特殊プログラムを受けるレベルでもない生徒
③特殊プログラムの生徒
④ESOL(英語が母国語でない)の生徒
これが大変ですわ。
4人の生徒それぞれに読み書きの教案を作って指導するのです。
大変です。正直、時間がいくらあっても足りない!!
学期末にそのレポートを作成、提出。
そして授業風景のビデオを見せながら、プレゼンをやります。
あとね、近々教授が授業を見学に来るんですよ・・・超緊張!!

先日、キャンパスで12月に卒業予定の学生を対象にした
Graduation Fairというイベントがありました。
そこで卒業式で着用するガウン、帽子、フッドを注文しました。
オンラインでも注文できたんですけど、たまたまその日、キャンパスで授業があったし
このイベント期間中に注文すると2割引になるというので。

課題に追われてあっぷあっぷしてるのに
さっさとガウンを注文しちゃっていいの?


これぞまさしく見切り発車。
12月10日、胸を張って卒業式に出席できるよう頑張ります!!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こわ~いお話

2010-09-05 12:55:43 | 大学院
今日はとっても、とってもこわ~いお話をしますので
皆さん、覚悟して聞いてくださいね・・・

大学院の秋学期が始まって2週間経ちますが
実は私、今学期3クラス取ってるんですよ。
どう?こわ~い話でしょう??
フルタイムで仕事して3クラス取るって、頭が良くてタイムマネジメントに長けている人なら
何の問題もないのでしょうが、私は駄目・・・(涙)
でも3クラス取得に至ったのには事情があったのです。

早いもので修士号取得まであと3クラスを残すのみ。
亀さんペースでのんびり履修して行こうと思っていました。
ですから今学期1~2クラス、そして春学期に残りのクラスを取って
5月に卒業というのが当初の予定でした。
でも、残る3クラスは私のプログラムであるリテラシーのクラス。
教育学部の院生すべてが履修しなければならいリサーチ、カリキュラム、教育史、アセスメントなどのクラスは
毎学期オファーされるんですが、リテラシーのクラスは年1回しかオファーされないんですよ。
(多分、他のプログラムもそうだと思う。)
タイミング悪く、残る3クラスは秋学期にしかオファーされないクラスなんですわ。
でも私、望みは捨てませんでした。
と言うのも過去に私のような立場にあったクラスメートが何人も
最後の学期(卒業する学期)にオファーされていないクラスを
教授の監督下でシラバスに沿って自主学習、課題提出をする
インディペンデント・スタディで履修して卒業して行ったから。
残る3クラスのうちの1つがリテラシーのPracticum(プラクティカム)、実習がメインのクラス。
ですからこのクラス、インディペンデント・スタディのリクエストがしやすいという話を以前から聞いていたんですね。
残るクラスの1つはキャンパス以外(地元の学校や施設)で行われるオンサイト・クラス。
そしてもう1つは今学期、初めてオファーされたクラス。
つまり今後、定期的にオファーされるかどうか確実ではないクラスなので
インディペンデント・スタディは不可能に近い。
今学期、プラクティカム以外の2クラスを取って、
来学期、プラクティカムをインディペンデント・スタディで取ろう!
と心に決めた私。
しかもプラクティカムを教えているのは夏学期、そして去年の春学期に取ったクラスの教授のドクターW・H。
私のアドバイザーでもあるのでリクエストしやすい!
しかし、現実は甘くなかった・・・
夏学期に取ったドクターW・Hのクラスはオンラインでしたが毎月1回、キャンパスで授業がありました。
そのたびにプラクティカムのインディペンデント・スタディのお願いをしたのですが
“それは難しいわ。プラクティカムを春学期に取りたいという学生が他にたくさんいれば
正式なクラスとしてオファーを検討するけど。”
と言って決して首を縦に振りませんでした。
ドクターW・Hの答えも理解できます。
インディペンデント・スタディは教授にとって“タダ働き”を意味するのですから。
正式なクラスでないと教える側はなんのクレジットも得られないのです。
教授は余分な仕事を無報酬で引き受けることになる。やってられませんよ。
そんな状況にドクターW・Hを置きたくない。
かと言って春学期にプラクティカムのオファーがあるのかないのか確信できないまま
秋学期に2クラス履修するのもいや。
そして何よりも私が一番恐れているのはブランク。
今学期2クラス取って、プラクティカムを取るのを来年の秋学期まで待つとしたら
ふた学期(12月上旬から8月下旬まで)ブランクが空いてしまうことになるのです。
2005年1月にコミカレに通い始めてから、ひと学期も休みを取らずクラスを取り続けたのは
早く卒業したいという気持ちの他に私の性格を考えてのこと。
いったん、怠け癖がつくと元のルーティンに戻るが難しいと思うのです。
夏学期と秋学期の間の数週間、いや1週間の春休み明けでさえ、
学校に戻るのが億劫に感じられたのですから、8ヶ月以上も勉強から遠ざかったら
大変だと思うのです、私の性格上。
学部を卒業してすぐ大学院に進んだのも、これが一番の理由だったりします。

そんなわけでフルタイムの仕事をしながら3クラス取ることになりました。
正直、恐怖以外の何ものでもありません。
果たして無事、3クラスを履修して12月に卒業できるのか?
でももう後戻りは出来ません。
明日(月曜日)は祝日でこの週末は3連休なのですが、家にこもって勉強です。
受講中のクラスの様子については後日改めてアップします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

成績が出た!

2010-08-04 22:21:10 | 大学院
早々と夏学期の成績が出ました!
結果は 、嬉しいです。
昨日がインストラクターが成績を提出する締め切りだったので
オフィシャルな成績が出るのは今週の金曜日頃だと聞いていました。
今朝、別件で大学のアカウントにログインした際、
試しに学期別の成績が表示されるところをクリックしてみました。
やっぱりね、まだ成績はアップされていませんでした。
でもトランスクリプト(成績証明書)をクリックしてみたら、
こちらには既に夏学期の成績が記載されていたのですよ。
思いがけず成績をチェックすることが出来て、それも好成績で嬉しかったです。
今学期は仕事が忙しかったため、Aを取るためのペーパーを書くのが本当に大変でした。
書き始める前に、参考文献や本を読む時間が十分に持てなかったからなおさら。
頑張った甲斐がありました。
これでやっと心身共にのんびり出来ます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

終わった・・・

2010-07-30 13:51:40 | 大学院
今朝、院のクラスの最終課題を提出して、夏学期が終了しました!!
最終課題はAを取るためのオプショナル・リサーチペーパー。
本当は一昨日までに仕上げて提出する予定だったのですが、
提出期限が延びたために、時間に余裕を持って書くことにしました。
今日(7月30日)が夏学期の最終日。
ですから当初の提出期限は今夜、午前零時。
(あ、オンラインクラスですから念のため。
真夜中に教授のオフィスを訪ねて課題を提出するわけじゃありません。)
でも先週末のキャンパスでの授業で
“日曜日の夜までに提出すればOKよ!”とドクターW・H。
うわ~、なんてものわかりのよい教授なんでしょう。
そしたら翌日、ドクターW・Hからメールが。
“インストラクターが夏学期の成績を提出するのが火曜日(8月2日)だから
オプショナル・ペーパーの提出期限は月曜日まで伸ばしてあげる~”ですって。
でも私は週末は勉強を忘れてのんびりしたかったので
昨日ペーパーを仕上げて、今朝提出しました。

一緒にクラスを受けた友達のシャロルは今学期で修士課程を修了、卒業します。
我が大学の卒業式は各学期の最終日。
そう、今日が夏学期の卒業式なんです。
週末の授業で提出期限が延びて喜ぶシャロルでしたが、我に返り言いました。
“ってことは卒業してからペーパーを仕上げてもいいの??”
“そういうこと!!”とドクターW・H。
シャロルは今、卒業式に向かっている頃。ペーパーは書き終えたんだろうか?

とにかく怒涛の夏学期が終わって良かった良かった!
どんな成績がつくか考えるとちょっと不安だけど、
人事を尽くして天命を待つの心境でもあります。
あ、でも途中で仕事が忙しかったとは言え、勉強を怠けてしまったからな、
やっぱり人事は尽くしてないや・・・(苦笑)
でも、この週末はじょんのび(←新潟地方の方言で“のんびり、ゆったり”という意味)しま~す!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏学期終了まであと1週間

2010-07-23 21:37:43 | 大学院
先週サマーキャンプ・プログラムの仕事が終わってから
連日、大学院クラスの課題に追われています。
夏学期終了まであと1週間。
ペーパー書きがなかなかはかどらず、苦しかったですが(今も苦しいですが)
来週半ばには全ての課題を提出できる目処が立ちました。
ペーパー書きが、はかどらないのはいつものことなんですが
実は今回、他にも原因があったのです。
夏学期が始まったのが5月10日。
このオンラインクラスの最初の課題は学期末に提出するリテラシー評価法についての
ペーパーのドラフトでした。
それをドクターW・H(教授)が読み、コメント、フィードバックを返信、
我々学生はそのコメントをもとにファイナルペーパーを書いて、学期末に提出するのです。
私はそのドラフト、夏学期が始まった翌週に提出しました。
しかし待てど暮らせどドクターW・Hからのコメントは届かず。
今学期、キャンパスでの授業が3回あり、2回目の授業(6月19日)の時、その旨申し出ました。
“すぐドラフト読んでフィードバックを送るわ”とドクターW・H。
しかし6月下旬になってもフィードバックはもらえず・・・
催促のメールを出しても音沙汰なし・・・
そして今週の月曜日、やっとメールが!
ニュージーランドで開かれたリテラシーの学会に出席していて帰国したばかりとのこと。
翌日(火曜日)、フィードバックを送るというので、待っていたのですが連絡はなし。
辛抱強く待つこと3日。昨夜、やっとフィードバックが送られてきました。
ドクターW・Hのメッセージ、そっくりそのまんま載せますね。

got sidetracked with your paper. Any way it is in great shape already. All you really need to do is add references to support your ideas. You seem to have a wonderful perspective of assessment to me.

いろいろ忙しかったようで。でも好感触のコメントで良かったです。
リファレンス(参考文献のリスト)を加える以外、あまり手直しも必要ないみたいだし。
ま、そんなんでファイナルペーパー書きに取りかかれずにいたのですよ。
(早々、フィードバックをもらっていても即、仕上げに取りかかったかどうかは疑問だが・・・)
それにしてもドクターW・H、コメント返すの遅過ぎ!
でも性格も授業も面白いし、私のアドバイザーなので許してあげよう。

そしてもうひとつのペーパーがAを取るためのオプショナルのリサーチペーパー。
(詳しいことはここをクリック!
去年、Aを取るために書いたリサーチペーパーもスラスラ書けず苦しみました。
書きゃ良いってわけじゃないですから。
Aに値するクオリティーペーパーじゃなくちゃいけないわけですから。
“心配だったら提出する前にペーパーを読ませてちょうだい。”と常々言っていたので
昨夜、書きかけでしたがそのペーパーをドクターW・Hに送り
(まだ仕上がっていない箇所はアウトラインにしました)、批評してもらうことに。
前例があるのですぐ返事は来ないだろうと思っていたら(苦笑)、
一夜明けた今日、コメントが送られてきましたよ~!(正直、ビックリ)
そのメッセージもそのまんま載せますね。

I like it...will be excited to read the completed paper. Definitely an academic paper that is A worthy when completed.

内容を気に入ってもらい、Aに値するペーパーだと言ってもらえました!
以上の二つのペーパー以外に細々した課題はあるのですが
何はともあれ、一番苦しんでいるペーパーがまあまあの出来であることがわかって
ホッとしています。
明日は3回目(最後)のキャンパスでの授業。
1回目の出席者は10人位(15人中)。前回はたったの5人。いったい明日は何人出席するんだろう?
私?もちろん出席しますよ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする