敗因の弁

先日受けた面接には綺麗に落ちちまった。

今し方 郵便受けに、返された履歴書とお詫びの手紙が入っており。

けれど何の感情も沸いてこない。　　　　　　　　<　ま、あのテストじゃな。

おまけに昨日、我が愛すべき友、さくらちゃんから

『　え！？あそこを受けたの？あそこはダメよ～。短期の臨時募集はもてない職員の嫁さん探し。

　受ける方だって国家公務員狙いの婿探しなんだから　ケタケタケタ♪　』

・・・笑い飛ばされちまった。


嗚呼、なんでこの人は色んな業界の裏話に詳しいンだらう。つーか、あたしが世間を知らすぎ？

面接の合間のトークで可愛かった、あのお嬢さんが受かっていればよいのだけれど。





実はあのお嬢さんと話してるとき 「 あたしは何をやってるのかしら・・・ 」 と、ふと我に返った。

「 ちゃんと仕事に就くのがすっかり恐くなっちゃって。臨時雇いでその場しのぎなんてサ。

　最低だな、お前。半年後にはまた探すのかい？ 」ってね。(負け惜しみと思わば思え )


この数ヶ月、十分、遊んだ。本も 好きなだけ 浴びるほど 読んだ。

立ち止まって考えもした、ね？　　　さぁ。いい加減、本腰 入れなきゃね。

もう逃げたらダメだ。狙うは、あの仕事。


　ちったー、ガンバレよ。あたし