【奥様の不倫を乗り越え、やり直しを選んだ相談者さん:30代男性、配偶者:シンガポール人】
妻の携帯を見たのをきっかけに彼女の不倫を知りました。二人の子供の事を考えると頭の中が真っ白になりましたが、もう「離婚」の二文字しか頭に浮かびませんでした。誰にも相談できず、悶々とする日々が続きました。会社もとても大変な時期で、くたくたになって帰宅すると、不倫を楽しんでのうのうと遊んでいる妻がいる、という毎日に耐え切れずにいました。ネットでこちらのカウンセリングを知り、思い切って相談してみました。
妻の行動から取れる彼女の心理、もともととても真面目で、家庭的な彼女像、仕事を言い訳に、家庭を省みなかった自分自身の最近の言動等を整理し、では、自分はどうしたいのかを、一緒に明確化していきました。
その上で、妻へのアプローチ方法を検討し、結果、やり直しの道を歩み始めました。妻は、私が不倫を知ったことを知りません。
それを追求する事が私の望む解決に繋がるわけではないと判断したからです。
時々、言い知れぬ怒り、むなしさに襲われることはまだありますが、一時の気の迷いであったのだと思えるようになってきています。携帯からだけでは、全てを知ることもできませんし。。今後、どうするかは、今後決めれば良いと、考えています。
不思議なことに私が言動を変えることにより、彼女の様子も変化してきています。しばらく、前向きに家庭を再建してみようと思います。
カウンセラーより;
小さいお子さんを抱えての離婚は本当に大変です。不倫をしている配偶者であっても、お子さんにとってよき親である場合、思いとどまる方が多いです。子供を教育するための協力者と言う考え方です。逆に言うと、子供に対する責任感、愛情が感じられない場合は、離別を決断するケースが多くなります。決断しざるを得ない、というべきでしょうか。
こちらの相談者さんも、不審なメッセージを発見し、逆上されていましたが、すぐに奥様を問い詰めたりはしませんでした。「子供たちにとっては良い母親なのです。」という言葉が印象的でした。
ご自分の精神状況、生活状況を考え、やり直しを選択され、頑張っていらっしゃいます。外から見れば同じ家族ですがそのあり方は大きく変わったことと思います。放っておけば、崩れてしまうと言う危機感がよい方に働くことを心から祈っています。
【モラルハラスメント離婚を終え、心の静けさを手に入れた相談者さん:50代女性、配偶者:日本人】
「モラルハラスメント」という言葉を、私がもっと早く知っていたら、こんなに苦しまなくて済んだと思います。
しかし、モラルハラスメントと戦い続けて、私は強くなれました。何で、こんな理不尽に長年付き合ってきたのだろう?と不思議に感じます。
今ではモラルハラスメントを行うような人間に育てられた彼を、気の毒に思います。彼の両親は、モラルハラスメント加害者、そして自己愛性人格障害者を作り出すに足る典型的な人たちだったということも良くわかりました。『子育てが大嫌い』と言い放ちながら、『愛情は人一倍かけた』ともいう、矛盾だらけの母親、お酒に溺れ、家族を省みない父親、そんな家庭でどうやって自分を制し、成長してきたのか?を考えると、尊敬すら感じます。
彼も、また、その両親の被害者なのだな、と今は冷静に思います。やはり、モラルハラスメントは、連鎖するのです。だからこそ、この環境から私の大切な子供たちを離脱させた私の決断は、間違っていなかった、と再認識することができました。
今の私には、子どもたちという宝物、支えてくれる実家の家族もいます。彼を立てるために、子供や両親に、気遣いをお願いする必要もありません。夫にぶつけられない不満を子供にぶつけることもありません。嫌いなものは嫌いといえ、嫌なことは、嫌だといえます。
本当 に信頼できる友達もいます。元気付け、応援してくれる彼の「友人」もいます。。彼の「友人」は、ほとほと彼の身勝手さに愛想を尽かして入るものの、何らかの利害関係があったり、単に、逆恨みされるのが面倒さという理由で彼の「友人」を演技しています。そんな事実を知った時は驚愕しましたが、私だけでなく、他人様にもそう思われている人間だったという事が、はっきり解った今では、それまであったほんの少しの自責の念がすっかりなくなりました。
モラルハラスメント加害者、自己愛の彼は、それに気づくはずもなく、自分は友達も多く、人気者だと思い込んでいます。それどころか、それらの「友人」は自分のために働いて当然と信じて疑いません。
問題は、彼が他人に嫌われているということではなかったと思います。人間誰もが欠けた部分を持っています。勿論私もです。それでも、それを補い合うのが夫婦だと思ってきました。しかし、ゆがんだ夫婦関係では、それを指摘することさえ、許されません。そんなことを彼に指摘しようものなら「貴様、何様のつもりだ!ご主人様に意見するなんて、同じだけ稼いでくれば、聞いてやろう!」といった、とても正常な人間が口にするような言葉を用いての攻撃が始まりました。そして一度始まるともう止まりません。私が謝るまで、時を選ばず攻撃が続きました。ただ、それは必ず、密室で行われました。
私にとっては、どちらが悪いか追求する事が目的ではありませんでした。いつも、お互いを認め合いたい、理解したい、考え方が異なっても別に構わない、と思っていましたが、夫は、いつも自分に同意して欲しい、自分が凄い、いつも正しい、と思われたいという願望の持ち主でした。心療内科にもかかりましたが、典型的な「自己愛性人格障害」と言われました。考えてみれば、親、兄弟、皆、彼のご機嫌を気にし、持ち上げることに精力を注いでいました。
人生には、自分がいくらがんばってもどうにもならないことがあると知りました。
だからといって、絶望することはない、ということも。
得られなかったものに目を向けるのはやめて、この手のひらに残っているものをこころから喜び、大切に大切にしていきたいと思っています。すると、どんなに今の心の静けさが、貴重なものか痛切に感じます。
モラルハラスメントはまだまだ認知度が低く、他人に理解されにくいのが現状です。
こういう種類の人間がいるのだ、ということを一人でも多くの人に知ってもらいたいと思います。被害が拡大する前に、気づいて欲しいと思います。もう精一杯頑張ったあなたに。。そしてその方のベストな道を歩いてくださいますよう、応援しています。
長期に渡り、元気付け、応援してくれたカウンセラーの方に心より感謝いたします。
よき理解者がいてくれたからこそ、頑張れたのだと思います。
本当にありがとうございました。
カウンセラーより:
こちらの相談者さんは、初めてコンタクトされた時、見るからに、病んでらっしゃる様子でした。顔色がとても悪かったのを今でも忘れられません。ご主人は、単なるワンマンと異なり、とにかく周囲とのコミュニケーション能力が低い方でした。色々なコミュニティに参加するのですが、どこでも、問題を起こし、結局嫌われてしまうタイプの方でした。しかし、それに本人は気づいていないというのが、この相談者さんの悩みでしたが、それは間違えだとアドバイスさせていただきました。
このタイプの人は、何があっても自分が正しい、自分を特別な人間と考えているのです。また、後出しじゃんけんが得意で、攻撃の対象になると、何を言っても、何をしても、歪んだ批判、攻撃を続けます。
追い詰められて弱っている相談者さんに対し、「鬱病」と決めつけ、自分の正当性を主張していました。ただ、この相談者さんはしっかりご自分の状況をお話しする事ができました。ご自信が許せることとどうしても許せないことを、分析することもされていました。それに客観的な見解を加え、ご一緒に考えていくうちに、少しずつ自信を取り戻していかれ、ご自身がどうしたいのか、どうすべきなのかを考えられるようになりました。
今は、穏やかな日常を取り戻されています。とはいえ、まだまだ問題を抱えていらっしゃいます。ただ、それに対処する意欲があり、対処できる、どうにかできるという自信に満ちているように感じました。その自信が彼女を輝かせています。「自分の人生を歩いていると実感する」毎日だそうです。
そして、お子様達へ、モラルハラスメントを行う人間に絶対になってはいけないというメッセージを送り続けていらっしゃいます。
いつでも応援しています。次の幸せに向かって進んでいってください。
妻の携帯を見たのをきっかけに彼女の不倫を知りました。二人の子供の事を考えると頭の中が真っ白になりましたが、もう「離婚」の二文字しか頭に浮かびませんでした。誰にも相談できず、悶々とする日々が続きました。会社もとても大変な時期で、くたくたになって帰宅すると、不倫を楽しんでのうのうと遊んでいる妻がいる、という毎日に耐え切れずにいました。ネットでこちらのカウンセリングを知り、思い切って相談してみました。
妻の行動から取れる彼女の心理、もともととても真面目で、家庭的な彼女像、仕事を言い訳に、家庭を省みなかった自分自身の最近の言動等を整理し、では、自分はどうしたいのかを、一緒に明確化していきました。
その上で、妻へのアプローチ方法を検討し、結果、やり直しの道を歩み始めました。妻は、私が不倫を知ったことを知りません。
それを追求する事が私の望む解決に繋がるわけではないと判断したからです。
時々、言い知れぬ怒り、むなしさに襲われることはまだありますが、一時の気の迷いであったのだと思えるようになってきています。携帯からだけでは、全てを知ることもできませんし。。今後、どうするかは、今後決めれば良いと、考えています。
不思議なことに私が言動を変えることにより、彼女の様子も変化してきています。しばらく、前向きに家庭を再建してみようと思います。
カウンセラーより;
小さいお子さんを抱えての離婚は本当に大変です。不倫をしている配偶者であっても、お子さんにとってよき親である場合、思いとどまる方が多いです。子供を教育するための協力者と言う考え方です。逆に言うと、子供に対する責任感、愛情が感じられない場合は、離別を決断するケースが多くなります。決断しざるを得ない、というべきでしょうか。
こちらの相談者さんも、不審なメッセージを発見し、逆上されていましたが、すぐに奥様を問い詰めたりはしませんでした。「子供たちにとっては良い母親なのです。」という言葉が印象的でした。
ご自分の精神状況、生活状況を考え、やり直しを選択され、頑張っていらっしゃいます。外から見れば同じ家族ですがそのあり方は大きく変わったことと思います。放っておけば、崩れてしまうと言う危機感がよい方に働くことを心から祈っています。
【モラルハラスメント離婚を終え、心の静けさを手に入れた相談者さん:50代女性、配偶者:日本人】
「モラルハラスメント」という言葉を、私がもっと早く知っていたら、こんなに苦しまなくて済んだと思います。
しかし、モラルハラスメントと戦い続けて、私は強くなれました。何で、こんな理不尽に長年付き合ってきたのだろう?と不思議に感じます。
今ではモラルハラスメントを行うような人間に育てられた彼を、気の毒に思います。彼の両親は、モラルハラスメント加害者、そして自己愛性人格障害者を作り出すに足る典型的な人たちだったということも良くわかりました。『子育てが大嫌い』と言い放ちながら、『愛情は人一倍かけた』ともいう、矛盾だらけの母親、お酒に溺れ、家族を省みない父親、そんな家庭でどうやって自分を制し、成長してきたのか?を考えると、尊敬すら感じます。
彼も、また、その両親の被害者なのだな、と今は冷静に思います。やはり、モラルハラスメントは、連鎖するのです。だからこそ、この環境から私の大切な子供たちを離脱させた私の決断は、間違っていなかった、と再認識することができました。
今の私には、子どもたちという宝物、支えてくれる実家の家族もいます。彼を立てるために、子供や両親に、気遣いをお願いする必要もありません。夫にぶつけられない不満を子供にぶつけることもありません。嫌いなものは嫌いといえ、嫌なことは、嫌だといえます。
本当 に信頼できる友達もいます。元気付け、応援してくれる彼の「友人」もいます。。彼の「友人」は、ほとほと彼の身勝手さに愛想を尽かして入るものの、何らかの利害関係があったり、単に、逆恨みされるのが面倒さという理由で彼の「友人」を演技しています。そんな事実を知った時は驚愕しましたが、私だけでなく、他人様にもそう思われている人間だったという事が、はっきり解った今では、それまであったほんの少しの自責の念がすっかりなくなりました。
モラルハラスメント加害者、自己愛の彼は、それに気づくはずもなく、自分は友達も多く、人気者だと思い込んでいます。それどころか、それらの「友人」は自分のために働いて当然と信じて疑いません。
問題は、彼が他人に嫌われているということではなかったと思います。人間誰もが欠けた部分を持っています。勿論私もです。それでも、それを補い合うのが夫婦だと思ってきました。しかし、ゆがんだ夫婦関係では、それを指摘することさえ、許されません。そんなことを彼に指摘しようものなら「貴様、何様のつもりだ!ご主人様に意見するなんて、同じだけ稼いでくれば、聞いてやろう!」といった、とても正常な人間が口にするような言葉を用いての攻撃が始まりました。そして一度始まるともう止まりません。私が謝るまで、時を選ばず攻撃が続きました。ただ、それは必ず、密室で行われました。
私にとっては、どちらが悪いか追求する事が目的ではありませんでした。いつも、お互いを認め合いたい、理解したい、考え方が異なっても別に構わない、と思っていましたが、夫は、いつも自分に同意して欲しい、自分が凄い、いつも正しい、と思われたいという願望の持ち主でした。心療内科にもかかりましたが、典型的な「自己愛性人格障害」と言われました。考えてみれば、親、兄弟、皆、彼のご機嫌を気にし、持ち上げることに精力を注いでいました。
人生には、自分がいくらがんばってもどうにもならないことがあると知りました。
だからといって、絶望することはない、ということも。
得られなかったものに目を向けるのはやめて、この手のひらに残っているものをこころから喜び、大切に大切にしていきたいと思っています。すると、どんなに今の心の静けさが、貴重なものか痛切に感じます。
モラルハラスメントはまだまだ認知度が低く、他人に理解されにくいのが現状です。
こういう種類の人間がいるのだ、ということを一人でも多くの人に知ってもらいたいと思います。被害が拡大する前に、気づいて欲しいと思います。もう精一杯頑張ったあなたに。。そしてその方のベストな道を歩いてくださいますよう、応援しています。
長期に渡り、元気付け、応援してくれたカウンセラーの方に心より感謝いたします。
よき理解者がいてくれたからこそ、頑張れたのだと思います。
本当にありがとうございました。
カウンセラーより:
こちらの相談者さんは、初めてコンタクトされた時、見るからに、病んでらっしゃる様子でした。顔色がとても悪かったのを今でも忘れられません。ご主人は、単なるワンマンと異なり、とにかく周囲とのコミュニケーション能力が低い方でした。色々なコミュニティに参加するのですが、どこでも、問題を起こし、結局嫌われてしまうタイプの方でした。しかし、それに本人は気づいていないというのが、この相談者さんの悩みでしたが、それは間違えだとアドバイスさせていただきました。
このタイプの人は、何があっても自分が正しい、自分を特別な人間と考えているのです。また、後出しじゃんけんが得意で、攻撃の対象になると、何を言っても、何をしても、歪んだ批判、攻撃を続けます。
追い詰められて弱っている相談者さんに対し、「鬱病」と決めつけ、自分の正当性を主張していました。ただ、この相談者さんはしっかりご自分の状況をお話しする事ができました。ご自信が許せることとどうしても許せないことを、分析することもされていました。それに客観的な見解を加え、ご一緒に考えていくうちに、少しずつ自信を取り戻していかれ、ご自身がどうしたいのか、どうすべきなのかを考えられるようになりました。
今は、穏やかな日常を取り戻されています。とはいえ、まだまだ問題を抱えていらっしゃいます。ただ、それに対処する意欲があり、対処できる、どうにかできるという自信に満ちているように感じました。その自信が彼女を輝かせています。「自分の人生を歩いていると実感する」毎日だそうです。
そして、お子様達へ、モラルハラスメントを行う人間に絶対になってはいけないというメッセージを送り続けていらっしゃいます。
いつでも応援しています。次の幸せに向かって進んでいってください。
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