こたつむり本舗

りうまちゃーなナマケモノのブルーな戯言の綴れ書き

Christmas on Ice 12月19日昼の部 雑感

2015-12-21 22:15:17 | ハコの覚書
Christmas on Ice 12月19日昼の部 雑感

岩野桃亜…まだノービスなのに芝居っ気たっぷりで客いじりばしばし、物怖じしないなかなかの度胸の持ち主、これからが楽しみ。
荒川静香・鈴木明子…共に今公演用のオリジナルソロプロとコラボプロだったんだけど…綺麗なプロだったんだけどちょっと印象薄し。ソロプロは既存の滑り込んだ持ちプロを持ってきた方が良かったかも。
ブライアン・ジュベール…楽しそうに伝説のライズ再び!コラボプロではリフトも。
デニス・テン…コラボプロとソロ、ソロは今期のEXながら初お披露目のヒップホップ、複っ雑なリズムをひとつももらさず踊りまくるかっこいいプロ。
イリヤ・クーリック…ウォーミーな情緒的なソロ二つ、相変わらずバタフライが素晴らしい。
エラッジ・バルデ…手馴れたMichael Jacksonメドレーが良く似合う、見せ方を良く知っているダンサーぶり、アゴストとのコラボでは一転コミカル、でも身のこなしは美しい。一公演でバックフリップ合計四回!
タニス・ベルビン&ベン・アゴスト…ソロのハレルヤは美しくもドラマチック、タニスはノービスの小田垣櫻くんとのコラボも。まるでバレエ・くるみ割り人形の金平糖の精が抜け出たよう。小田垣くんもお芝居は達者でスケート綺麗。バルデとのコラボのアゴストさんは…しっかり怠け者のサンタクロースでした。
チン・パン&ジャン・トン…さすがに現役時代よりレベルは落としてきたけど、高いリフトやトリプルツイスト・スローサルコーは変わらず、そして相変わらずのラブラブ振りで…
ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ…今期EXは恋に落ちて儚く死んでいく正統派のドラマチックなロミジュリに感動(フィギュアのジュリエットって逞しい人が多いんだもん)、もうひとつは没になったSDをリメイク、雰囲気たっぷりのプレスリーに乗ってケイトリンを口説く(様に見える)ポジェに感動。どちらも煌びやかなプロで見ごたえあり。
高橋大輔…ラクリモーサは色々と衝撃作、三曲?繋いでエフェクト重ねてる?とにかく拍子はころころ変わる変拍子、転調ばかりだし、メロディラインは長く続かない、特徴バリバリあるようでまったく捕らえ所のない曲、コレオはコンテンポラリバレエ系、これってフィギュアスケートナンデスカ!人外のモノが現れたかのような感覚、しいて言えば備中神楽の退魔破邪招神の剣舞の猿田彦の舞のような混沌しとたモノを見た感覚。
もうひとつのBorn on Christmas Day、この公演のために作られたプログラムだけど、結構難しい足技の入った難プロだったような。しんみりと暖かいプロ。