COTE D'IVOIRE

アビジャンに住んでいました(1999.3-2002.10)
サイト《象牙海岸にて》の続編を綴ってみます。

大統領選>>行き詰まり状態の窮地・・

2011年01月05日 | 選挙
« on est dans l'impasse... mais le dialogue continue »
ナイジェリアの大統領で、西アフリカ諸国経済共同体(CEDEAO/ECOWAS)の特使でもあるジョナサン氏の言葉である。
フランス軍も武力には訴えないと表明しているけれど、、このままでは確かに行き詰まり状態が続きそう。対話を続けるとの言葉に希望を託すしかなさそうだけれど、
アフリカ人によるアフリカ政治の基盤が出来ると考えるのは、人が良すぎか?
そんなように思いたい。

2010大統領選挙の後

2010年12月08日 | 選挙

出来事を時系列で整理してみると、
2010年
10月31日(日):第1回大統領選挙戦
11月28日(日):決選投票:バボ氏 対 ワタラ氏
 選挙管理委員会は60時間以上結果を発表せず、rfiの報道では、
 バボ氏に近い管理委員に発表しないようバボ氏側から連絡があったとのこと、
12月2日(木):選挙管理委員会は ワタラ氏:54.1%
                バボ氏:45.9% と結果を発表。
12月3日(金):憲法評議会(選挙管理委員会の結果を承認する組織)は、
 いくつかの選挙区に不正があったとして、修正結果を発表。
 バボ氏:51.45%
 ワタラ氏:48.55% 
12月4日(土)ソロ首相は辞任を表明
  インドに訪問中のサルコジ大統領もテレビ中継を通じて声明
 『電話で一度話した。2度目はつながらなかったけれど、、
  今歴史を演じるのは、彼自身だ。
  自分で準備した選挙において、その結果に何の意義申し立てもないはず、
  選ばれた人に座を譲らなければならない』
12月4日-5日(土-日)バボ大統領宣誓式@大統領府
      ワタラ大統領宣誓式@ゴルフホテル
      2人の大統領は各々の組閣を指示、、
12月6日(月)2つの政府が組閣されたことを報道。
12月7日(火)西アフリカ諸国経済共同体(CEDEAO/ECOWAS)代表団も
      ワタラ氏を選出された大統領と表明。

こんなところがこれまでの動きかな、
バボ氏の新聞"Voie"ではあるけれど、7日のトップページを見てみる。

大統領選挙2010年10月31日(日)

2010年10月30日 | 選挙
なんとブログをサボってしまったことか、、。
・・・というよりは、仕事以外のことに気を許すことができない2年を過ごしてしまった。(反省)
それで、、違うところ(mixi)からダイジェストで以下にコピペ、

2008年から のびに延びた末・・・

【2010年10月30日(記載日)】

いよいよですね、

ここで3人のインタビューを聞くことができます。

http://www.rfi.fr/emission/20101029-laurent-gbagbo-president-sortant-candidat-fpi-election-presidentielle-cote-ivoire

Podcastで聴くこともできるので、なかなか便利です。
Podcast: Invité Afrique>>http://www.rfi.fr/emissions


http://www.rfi.fr/afrique/20101027-special-presidentielle-cote-ivoire

選挙は2010年10月31日(日)、

いよいよ <dernière ligne droite> だそうで、、第3コーナーも回って、、
もうやるしかないというか、、ラストスパートってことでしょうかね。

女性1名を含んだ14候補がでそろっており、各候補者のロゴが、、、ベディエさんロゴで得しそう。
(写真は:http://www.abidjan.net/ から)

以下はフランス語の勉強用、

<dernière ligne droite> 
La date de l’élection présidentielle en Côte d’Ivoire se rapproche et la campagne électorale est officiellement ouverte. Dernière ligne droite, pouvait-on entendre hier sur RFI ! Matthias Belleau nous écrit donc pour nous demander pourquoi on parle ainsi de cette fameuse dernière ligne droite.

Le sens est simple : on parle ainsi des derniers moments avant le vote. Et ce sont les moments importants, décisifs : c’est là que tout va se jouer. On n’a plus de temps à perdre pour convaincre les électeurs, et il faut jeter toutes ses forces dans la bataille. Il ne faut plus s’économiser, se ménager, se dire qu’il faut du souffle pour tenir jusqu’au bout : le bout, il est tout près ! Alors il faut donner toutes les forces qu’on a pour les jeter dans la bataille.

C’est un peu l’image du sprint final. D’ailleurs, cette expression vient du sport. Et elle fait penser aux circuits : courses de voitures ou courses de chevaux ! À la fin du parcours, une longue ligne droite amène à la ligne d’arrivée. Et là, il n’est plus question de finasser, d’avoir du style, de négocier des virages. Quand ça tourne, avant d’aborder une chicane – un virage bien serré et dangereux – il faut faire attention de ne pas être trahi par sa vitesse ; il faut parfois ralentir sinon on sort de la piste, on rate le tournant, on quitte la route.

Mais dans la dernière ligne droite, rien de tout cela ne compte plus : il faut simplement aller le plus vite possible. Et si on utilise cette image pour une compétition électorale, pour une élection que plusieurs candidats se disputent, c’set pour montrer que quand il ne reste plus que quelques jours, il faut tout faire pour occuper le terrain : émissions de télévisions, meetings, rencontres avec les électeurs, distribution de tracts, articles dans les journaux… on n’a plus rien à perdre et il faut utiliser toutes ses cartes.


par>> Les Mots de l'Actualité d'Yvan Amar


大統領選挙は2009年の春以降

2008年10月26日 | 選挙
2008年10月22日(水)、大統領側近の発表によると、選挙は2009年春以降になるとのこと、選挙人名簿の作成に予想外の時間を要しているそうだ。

選挙人名簿を作る際に必要な身分証明書として、旧車両免許証で受け付ける所、またそのコピーでも受け付ける所もあれば、オリジナルでも受け付けてくれない所もあるとかで、混乱している模様。

ギヨム・ソロのスポークスマン曰く:
信頼性のある「選挙人名簿」を作ることはコートジボワールの本質的な重大事でもあることから、しっかりやらなくてはいけない、選挙の実施日が問題なのではなく、公明な選挙を実施することの方を重視すべきなのは理解できる。

・・・と言っているけど、、、な~んかひっかかるな、、。つまり彼(ギヨム)はのびて欲しいんだな・・・。
彼自身が立候補できる準備のため(?)


参照, rfi:http://www.rfi.fr/actufr/articles/106/article_73889.asp

しっかりしてよ、国会議員

2004年12月19日 | 選挙
12月17日(金曜日)、203票中、179票の同意を持って、憲法第35条の見直しに関する決議がなされたとのことです。
これはいわゆる大統領候補者が父親、母親ともコートジボワール国籍でなければならないとする、これまでの条件を両親の内、いずれかがコートジボワール国籍であれば候補者になることができる、と改定することを意味しています。
要はアラサン・ワタラ氏の2005年の大統領候補を受け入れるという、準備にもなるわけで、それが88%の賛成をもって受け入れられたということは、意外でもあります。以前は反対していた同じ人たちによる投票なわけですよね、、、。
各党がどのような決断をしたかにもよるのでしょうが、各議員には、しっかりと判断していただきたいものです。
以前、ゲイ将軍が大統領のとき、国会議員による手当ての改善要求を受け、彼曰く「あなたたち議員は他人の言いなりで、議員としての役目をしていないでしょう。そういう人達への手当てはありません。」といったことがあったそうです。その時は彼の言う通りだと思ったのですが、彼は既になく、彼の評価も悪くなる一方です。
彼に恥ずかしくない行動と決断を各国会議員にお願いしたいものです。

それにしてもアラサン・ワタラ氏の顔 が随分と変わったように思われます。

憲法の再考:バボ大統領進展を約束 

2004年12月10日 | 選挙
 12月6日

バボ大統領は憲法35条の見直しを、2005年の1月にむけて行うとの声明を国会で行いました。
憲法35条というのは、大統領の被選挙資格についての条項ですが、このような約束が南ア、タボ・ムベキ大統領の調停によりもたらされたようです。
ムベキ大統領はアフリカ連合から指名された調停人で、コートジボワール問題和平解決の模索を使命としていたわけですが、この会見の後、両者による共同会見もしくは署名を伴った文書は明らかにされていないようです。
この点において、同じことの繰り返しと西欧報道陣の見方もあるようです。とはいうのも、この国民投票による変更の意志はこれまでも何度かバボ大統領により表明されていたものの、反対意見により見送られてきたということで、書面の約束なくしてうまくいくはずがないとの見方だと思います。
私はこの点、これまで署名してもうまくいかなかった。むしろその署名がフランスの一方的な押し付けとの反発を招いたわけですので、この両者の署名なき調停の成果は意外と効果的かもしれないと思っています。
問題はマルクゥシの協定がコートジボワールという国の法律も民意も無視した形で行われたことに対して、今回はコートジボワールの国の事情を配慮した上での約束事ということで、バボ大統領もやりやすくなったのではないかと思います。この後国会の審議を待ち、国民投票と道のりはまだありそうですが、国民のコンセンサスはこの方向に向かったのではないでしょうか、
もっとも、国民投票の際の問題は以前よりも山積みされているとはいえです。
北部の選挙人名簿は既に反対軍により消却されたと聞いています。どうなることやら、、ここでまた一騒動なくしては前進しないかもしれませんが、小さな一歩が前へ進んだとみることは出来そうです。