さよならクリームパン

２年ほど前、家の近くにパン屋さんができました。
私と年の変わらないくらいのお兄さんお姉さんたち数名が、
お店を出したようでした。
（今さりげなく自分が「お姉さん」世代であることを主張してみました。）

毎朝出勤途中にお店の近くを通りかかると、
パンを焼く甘い香りがして、
パン党の私にとっては、それはそれは幸せな朝のひと時なのでした。

休みの日などは、食べたくなったらすぐに焼きたてのパンを
買いにいけるし♪

ここのお店のオススメはなんと言ってもクリームパン。
ちょっと冷めるとパンとクリームの間に空洞ができてしまい、
そこはちょっと改善の余地ありかな、とは思っていたんですけど、
それでもクリームがとってもおいしかったんですよー。

その他にもベーグルやベーコンエピやピロシキや
クイニーアマン、シナモンロール、
最近新しく出たダークチェリーとカスタードクリームのパンなど、
気軽に買えて嬉しかった。おいしかった。

ところが―――――

それがなぜ過去形になってしまったかというと、
昨日、帰宅途中にお店の前を通ったら張り紙がしてあったんです。

「６月４日（日）で閉店しました。」


ガーーーーー　　　　　　ン。。。

今日（６／５）の朝、食卓の上にいっぱい並べられていたあのパンたちは
「閉店だから」と買い占められたものだったというのか！
なんで言ってくれなかったんだ！？
それならそれでもっと違った味わい方があるじゃないか！！
感慨深いものがあるじゃないか！！

うえ～～～～～ん


実はちょっと前になりますが、
このお店が突然閉店になる夢を見たんです。
閉店になると聞いて急いでクリームパンを買いに行ったら
もう既に内装工事中だった、という夢でした。

これまでにも何度か正夢をみたことがあるのですが、
これも私の正夢リストに載せていいのでしょうか・・・？


とにもかくにも、私の「パンのある生活」は少し変化しそうです。
母いわく、「また勉強して出直します」と言っていたとのこと。

物事の終わりって、やっぱりさみしいですよねー・・・