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まだまだ観たよDVD

2008年07月09日 | Cinema

◆プライドと偏見

高慢と偏見。有名すぎるのであらすじは割愛。
(・・・と言いつつ・・・→18世紀の上流階級。お互いに惹かれ合うも地位や偏見に邪魔されて素直になれない男女のお話)

素敵です。キーラ・ナイトレイが超かわいい。はつらつとした若さをふりまいて、魅力的です。まぶしすぎます。おんなじコスチュームもので、おんなじ「エリザベス」(役名)でも、パイレーツ・オブ・カリビアンの時の印象と全っ然違う。かわいい。

ダーシー役はテレビドラマ版『高慢と偏見』のコリン・ファースのイメージが強すぎて、DVD見るまでずーっとそのつもりでいたのに別人が演じていると気づいてガッカリ。。。
しかもハリー・ポッターのスネイプ先生並みのしめっぽさでさらにガッカリ。
え~っやだあ、こんなのー!金返せー!!(失礼過ぎ。)
・・・と思いながら見ていたら、物語後半でエリザベスへの愛を認めて情熱的になっちゃったり、戸惑う彼女のために一歩引いて見守ってあげたり、自分に出来ることは惜しみなくしてあげようという無償の愛を注ぎつつ、やっぱ好きさ大好きさ、と、また積極的になったりするあたり、なんつーかもう・・・クラクラ(笑)
「ああ!!なんだやっぱりステキじゃない!私ったら、これがまさに『偏見』というものなのね!」
と納得。単純っス、自分。


◆ミス・ポター

ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポターのお話。
レニー・ゼルウィガー、嫌いじゃないんですけど、むしろ好きだったんですけど、でも最近何を演じても同じに見えてしまうのは私だけ?
そしてブリジット・ジョーンズの日記といい今回といい、なんで彼女はイギリス人役に抜擢されるの?

イギリス湖水地方に行った時、ピーターラビットのギャラリーのようなところにも立ち寄って絵本を買ってきたことがあったので、なんとなく見覚えのある景色(←気のせい。)を懐かしく楽しみました。

それにしても、遠距離恋愛中に咳であっさり死なれちゃうのは悲しすぎる。なぜ死んだ、ユアン(=マクレガー)!
携帯もパソコンもない時代だからこその突然の思いもよらぬ悲報。
今なら「体調悪いんだよねー」「えー?大丈夫?」「だめかも」「今から行くわ!!」くらいのやりとりはできたはずなのに・・・。
と、考える私はやっぱり現代人なのだわ。たしかに手紙には情緒があるけど、こういう時は「便利な世の中になったもんだ」と素直に感謝するべきだと思うわけよ。


◆マイ・ブルーベリー・ナイツ

全体的によくわからないことだらけだった。

ノラ・ジョーンズ(主役)が冒頭、どの程度の失恋をしたのかがわからない。だからそれによってどれだけつらいのかもわからない。そんなわけでジュード・ロウとからんでいたのにもかかわらず、なんでいきなり旅に出たのかもわからなかった・・・
最後の方でやっと「あ、まだひきずってたんだ?」みたいな・・・。

ジュード・ロウも、まあ、百歩譲って寝ているノラにチュウしちゃったとこまではヨシとしよう。
大都会の片隅で1人生きていて、カフェの仕事に追われているところに傷心の女の子が表れて、閉店後に一息つく時間にそばで話をしてくれたりしたら、しかもそれが無防備に目の前で寝息立ててたりしたら、そりゃあついつい出来心でチュウしたくもなるかもね。
でも、その後いきなりいなくなった彼女を探すのに、あてもなく何十件も電話かけまくって探したりして、どうしてそんなに必死こいてるのか・・・そこまで入れ込む理由がわからない・・・。そんなに惹かれる出来事があったか?

ノラの旅先でのエピソードもよくわからず、彼女の心境にどう影響したのか。
おまわりさんの元奥さんなんてあんなに全力で力いっぱい「あんたなんかもう大っ嫌いよーーーっっ!!」って元ダンナを拒絶してたのに、死んだとたんに喪に服して涙したりして「えー、いまさら~?」と思わずにはいられない。
ナタリー・ポートマンもレオンのイメージ強すぎるせいか、彼女は一体どういう人物設定なのか。不良少女にすぎないのか、ギャンブラーとして生計を立ててる1人の大人の女なのか。それはそうとお父さん死んじゃって悲しんでたけど、ちゃんとお葬式してあげたのかしら?直後にノラと車買いに行ってドライブしてなかったか?とか。


わかったのは、やっぱジュード・ロウかっこええ、ということくらいでした。煩悩。
小汚いとこがまたいいわあ~。ホレボレ。

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