coya

すっかり育児ブログ
猫と犬もおるよ

火の取り扱い

2008-05-16 16:41:26 | 昔話
今のガステーブルはさ、ガス漏れたら止まるようになってるやん?

私が使ってるやつはめっちゃ古いやつやから止まらんねん。

だだ漏れ。


私、鼻は変やけど、嗅覚はいいんよ。

だからガス漏れには早く気付くほうやと思うねん。


こないださ、料理しとって、火付けたつもりで付いてなかってん。

ガスだけシューって出とんのよ。


もちろん、すぐ気付いた。


カチっとガス止めたはいいわ。

でもそのとき、かんなりテンパっとって、

ガスがまだそのへんウヨウヨしとるときにまた火つけてもうてん。


バックドラフトみたいになったわ。

バン!って、火がついてん。


一瞬「...終わったな」って思ったもん。

危ないよね。

あー、怖かった。


注:そんとき燃えて髪がチリチリになったんちゃうよ。これはパーマ。


昔、昔。

私がまだ小さかった頃の話。


そこは友達の家。

玄関入ってすぐ左に台所。

そしてその廊下の先にリビング。

私たち双子と母と友達とおばちゃんはリビングにいた。


リビングの外の庭にはパセリなんかが植えてあって、

何度かそれをこっそり食べていた。

庭の端に細い道があり、そこから玄関横の駐車場に出れる。


子供たちはいつも通り遊んでいた。

どうせくだらない遊びだろう。

それでも夢中になって遊んでいた。


母たちも話に火がついていた。


そう、火が、ついていた。

台所でてんぷら油を火にかけていることを忘れて。


油はどんどん熱くなる。

どんどんどんどん熱くなる。


子供たちも母親たちも熱くなる。


と、突然おばちゃんがあわてだした。

思い出したのだ。


時、すでに遅し…


てんぷら油に引火していた。

ふだんのおばちゃんなら落ち着いて処理できただろう。

でもその日は違った。


水をかけてしまったのだ。

燃え広がる火。


母は双子と友達を抱え、庭から細い道を通り、外へ非難した。

おばちゃんもその後に続いた。


家は燃えた。


私は大きな火を見ると、あの日を思い出す。

20年…いや、もう少し前かもしれない。


みんな、気をつけようね!

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ケイゾク

2008-05-16 10:49:48 | 日記
あの日からずっと、

手首が痛い…。

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