今のガステーブルはさ、ガス漏れたら止まるようになってるやん?
私が使ってるやつはめっちゃ古いやつやから止まらんねん。
だだ漏れ。
私、鼻は変やけど、嗅覚はいいんよ。
だからガス漏れには早く気付くほうやと思うねん。
こないださ、料理しとって、火付けたつもりで付いてなかってん。
ガスだけシューって出とんのよ。
もちろん、すぐ気付いた。
カチっとガス止めたはいいわ。
でもそのとき、かんなりテンパっとって、
ガスがまだそのへんウヨウヨしとるときにまた火つけてもうてん。
バックドラフトみたいになったわ。
バン!って、火がついてん。
一瞬「...終わったな」って思ったもん。
危ないよね。
あー、怖かった。
注:そんとき燃えて髪がチリチリになったんちゃうよ。これはパーマ。
昔、昔。
私がまだ小さかった頃の話。
そこは友達の家。
玄関入ってすぐ左に台所。
そしてその廊下の先にリビング。
私たち双子と母と友達とおばちゃんはリビングにいた。
リビングの外の庭にはパセリなんかが植えてあって、
何度かそれをこっそり食べていた。
庭の端に細い道があり、そこから玄関横の駐車場に出れる。
子供たちはいつも通り遊んでいた。
どうせくだらない遊びだろう。
それでも夢中になって遊んでいた。
母たちも話に火がついていた。
そう、火が、ついていた。
台所でてんぷら油を火にかけていることを忘れて。
油はどんどん熱くなる。
どんどんどんどん熱くなる。
子供たちも母親たちも熱くなる。
と、突然おばちゃんがあわてだした。
思い出したのだ。
時、すでに遅し…
てんぷら油に引火していた。
ふだんのおばちゃんなら落ち着いて処理できただろう。
でもその日は違った。
水をかけてしまったのだ。
燃え広がる火。
母は双子と友達を抱え、庭から細い道を通り、外へ非難した。
おばちゃんもその後に続いた。
家は燃えた。
私は大きな火を見ると、あの日を思い出す。
20年…いや、もう少し前かもしれない。
みんな、気をつけようね!
私が使ってるやつはめっちゃ古いやつやから止まらんねん。
だだ漏れ。
私、鼻は変やけど、嗅覚はいいんよ。
だからガス漏れには早く気付くほうやと思うねん。
こないださ、料理しとって、火付けたつもりで付いてなかってん。
ガスだけシューって出とんのよ。
もちろん、すぐ気付いた。
カチっとガス止めたはいいわ。
でもそのとき、かんなりテンパっとって、
ガスがまだそのへんウヨウヨしとるときにまた火つけてもうてん。
バックドラフトみたいになったわ。
バン!って、火がついてん。
一瞬「...終わったな」って思ったもん。
危ないよね。
あー、怖かった。
注:そんとき燃えて髪がチリチリになったんちゃうよ。これはパーマ。
昔、昔。
私がまだ小さかった頃の話。
そこは友達の家。
玄関入ってすぐ左に台所。
そしてその廊下の先にリビング。
私たち双子と母と友達とおばちゃんはリビングにいた。
リビングの外の庭にはパセリなんかが植えてあって、
何度かそれをこっそり食べていた。
庭の端に細い道があり、そこから玄関横の駐車場に出れる。
子供たちはいつも通り遊んでいた。
どうせくだらない遊びだろう。
それでも夢中になって遊んでいた。
母たちも話に火がついていた。
そう、火が、ついていた。
台所でてんぷら油を火にかけていることを忘れて。
油はどんどん熱くなる。
どんどんどんどん熱くなる。
子供たちも母親たちも熱くなる。
と、突然おばちゃんがあわてだした。
思い出したのだ。
時、すでに遅し…
てんぷら油に引火していた。
ふだんのおばちゃんなら落ち着いて処理できただろう。
でもその日は違った。
水をかけてしまったのだ。
燃え広がる火。
母は双子と友達を抱え、庭から細い道を通り、外へ非難した。
おばちゃんもその後に続いた。
家は燃えた。
私は大きな火を見ると、あの日を思い出す。
20年…いや、もう少し前かもしれない。
みんな、気をつけようね!