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ひえぇぇぇ~
ケータイ忘れたよ~
ショッーク!!
昨日は友達の結婚パーティー。
西ゴンの友達。
西ゴンと一緒に行ってきた。
当日ギリギリまで何着ていくか悩んだ。
式でも披露宴でもないからドレス着ていくんもなぁ…
う~ん…
結局借りパチしとるワンピース着ていった。
白いワンピースに金色のストールにスパンコールまみれのハイヒール。
初めて肌色のストッキングをはいたわ。
セレブや。
このワンピースは薄ーいから、明るいとこで見たら透けるんよな。
西ゴンにカボチャパンツペチコート借りようと思ってんけど借りれんくてさ。
透け透けのまま行ったわ。
まぁ、暗いし大丈夫やろう。
もし場違いやったら困る!と思って一応ドレスも持っていった。
備えあれば憂いなしや。
会場の近く行ったらなんやみんなえらいめかしこんでてさ。
そんなときの為の着替えがあったからよかったと思うやん?
そうよな、着替えるために着替え持ってきたんやから。
気付いたときには車はハイテク駐車場の上の方。
私の力じゃ降りてこんとこにあるんよ。
着替えは車の中。
諦めなしゃーない。
出発直前にオネェに言われた言葉を思い出した。
「大丈夫!誰もあんたのこと見てないで」
ほんまや。
会場に着いたらみんな記念撮影みたいなことしだした。
ここで気付いた。
あ。
みんなバスケの友達や。
バスケ部の子らばっかりや。
私、バスケしたことない。
この人誰?みたいな顔されてる。
お。
まずいぞ。
主役となんの接点もないんやった。
でも私もムダに26年生きてない。
こうゆうとき、どうしたらいいんか知ってる。
シレーっとしたらいいねん。
シレーっとしつづけた。
ここにおるのが当たり前のような顔をしつづけた。
いかにも
「みんな!私の友達のために集まってくれて、ほんとありがとう」
みたいに。
ちょっと微笑んでみたりもした。
パーティーは終始和やかに進んだ。
かわいい後輩たちの出し物やビンゴで笑顔が満ち溢れた2時間。
熟年夫婦のように落ち着き払った新郎新婦も幸せそうやった。
いいねぇ。
こんなステキな場所に呼んでくれてありがとう。
おいしい料理とみんなの笑顔でおなかいっぱいになったころ解散。
「よかったねぇ」だの、
「感動したぁ」だの、
「西ゴン泣きそうやった」だの言いながら車に向かう5人。
5人。
…5人?
行きは確か西ゴンと2人やったはず。
パーティーの間になにがあったんか、このときには5人になってた。
西ゴンの車は4人乗り。
5-4=1
あ!1人多い!
こんなときは私が出て行くという約束。
気を遣われないようにサラッと去らなくてはいけない。
「私、お迎えがくるから電車やねん」
私はなんてアホなんや…
矛盾しまくりやないか…
『?』でいっぱいの4人を見送って私は駅に向かった。
駅に向かいながら、ふと思った。
電車ん中って、明るいんちゃうか?
ホームとかもさ、明るいよな?
ワンピース…
透け透けなんやった…
駅のトイレでドレスに着替えた。
な?備えあれば憂いなしやろ?