ヤマハの XSR900
とてもゴツク見えるアルミフレームです。
とてもゴツク見えるアルミフレームです。
ヘッド周りの太さはかなりのものです。
しかし、フレームを指で弾けば分かりますが、
肉厚はとても薄くて自転車並み(電動自転車のママチャリより薄い位で競技用よりは分厚い)
形状は割と普通のヤマハ・デルタボックス・フレーム?でエンジンも補強材扱い。
歴代のMTシリーズは、フレームがデザイン重視とエンジン特性が演出過多の為に、走行時の挙動が違和感を感じて性能を使い切れ無いとか〜
(交通テロリスト達のネタ)
普通のフレームになった,このモデルから高評価に変わりました。
ですから「R1の次期車両を考えるなら、R9を期待して居る」との事でした。
スイングアームも当然アルミ❕
鉄のスイングアームって、無茶苦茶重たいんです。
こちらも溶接箇所を最大限減らして歪みを排除する狙いの作り方。
スイングアームは、走行中,絶えず動く所なので是非,アルミで作って欲しいです。
アルミを多用して、剛性も低めに作ったので、車体重量は193キロ!!
素晴らしい❗
フロントフォークは倒立のダンピング調整付き
剛性はわざと落としてあります。
アクスルシャフトを固定するエンドボルトが1本しかありません。
最近のバイクってデザイン的にわざとゴツク見せて,作りで剛性を落としたりしてるんです。
(トップブリッジの中抜き等)
これにもビックリしました !!
ステップ位置が可変❗
しかし,更にビックリしたのは、ピボットの穴の形状です。
これは可変を前提に作られています!!
どうも新型R9は、このピボットの位置を変えて出すようです。
(交通テロリストたちからのネタ)
もっとスクワット・アングルを強めにする?!らしい〜
なるべく共通部品を増やし,コストダウンをするというのは、低価格で販売するなら ユーザーにとっても良いですね(^^)v
エンジンがコンパクトで前に寄せ スイングアームがとても長いのが分かります。
見事にロール軸上にクランクセンターがある事も分かります。
最新の車体設計の理論通りの作りです。
ここら辺も最新の車体設計&製造技術の作り方ですね!
メインフレームは大きなダイキャスト製で溶接箇所を最大限減らし,ナンと!ステアリングヘッド付近では、左右から ボルト締め!!
つまりモナカみたいな構造です。
ボルトで強度が出せるのか?
特殊な接着剤も使っているのか?は興味深いです。
接着剤だと20〜30年した時の耐久性がどうなのか?という問題はありますね〜
燃費はハイオクガソリン指定で20〜22キロとの事でした。
排気量的には良い方?
何より評価する点は、サスペンションの基本セッティングが現実的なライダーのレベルに合わせている事です。
ハッキリ言って、大排気量車として限界走行をする乗り方に向くセッティングではありません。
でも、大多数のライダーにとってそちらの方が良い事でしょう。
最近のSS系バイクの仕上がりに違和感を感じていましたので。
ノーマルサスペンションで、それなりに調整できますから、この仕上がりには大いに賛同しますね(^^)v
いや〜
現物を見て本当に感心&感動しました♪
細部パーツの仕上りも綺麗でした。
大排気量のネオクラシック系なら、
私はZ900より,走りを重視したこちらのXSRを選びますね(^^)v