パターンとしてはボディーの長さは352mmと小さめでスレンダーです。
この作品はベルギーの偉大なるバイオリニストで作曲家:イザイ(1858-1931)が愛用していたことから通称「Ysaÿe」と呼ばれています。
最初は彼の弟子が所有していたものを1894-5年の初のアメリカツアーの際に借り受けて大成功を収め1896年に購入。
1928年の修理の際に[Ce DEL Jesus fut le fidèle compagnone de ma vie](訳:このバイオリンは私の人生の良き伴侶であった)
というラベルを作者のラベルの横に添えるよう指示したそうです。 1965年からはアイザック・スターンが愛用したことでも知られています。
この楽器は今年から高校生になる女の子が使うことになっています。彼女の人生の良き友となることを心から願い製作している今日この頃です。
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