あゝ振り回されちゃう、みたいな感覚で暴風雨のなかを歩いていると、
なんだか体が軽いのだった。びしょびしょに濡れているし、あちこちから何かが飛んできてパシパシと身にあたる、ハハハ、まあ、どうなってもいいか、など思っていたからかな、いつもより道を歩いているということ自体が何だか面白いようでもあり・・・。ちょっと体を斜めにすると動きが採れやすいな、とか、踏ん張ると風に飛ばされそうでヨロケルのだが爪先立ってふんわり歩くと意外と安定して歩けたり、まあ、随分時間はかかったが稽古場まで珍道中。
水曜「オイリュトミークラス」は、台風上陸に重なってしまった。(都内全般で交通マヒがあったので、来れなかった方、どこかで別曜日の補講も検討しようかと思っておりますがいかがでしょうか・・・?。)で、さなかにもかかわらず稽古に来られた方、まずは大変お疲れさまでした。シュタイナー芸術論と重ねてクレーの話など言葉交わし、稽古のほうは動きの質について、そしてコトバのリズムにいかにノってゆくかという練習。やっぱり迷いや濁りをとってゆかねば!もっとスッキリ!出来ているところは自信を持って!いい動きが出たときはソレソレ、その感じですよ~!と、何度も何度も会話を交わしつつ。いい動きはやはり踊る人自身にも空間全体にも「快」をもたらす。オイリュトミーは「目覚めの舞踊」だと思うから、無駄な力みのない心と体のぐあいを見つけたい、エネルギーがさらさらと流れるように。来週の稽古で、みんなで分かち合えればいいなと思っています。
金曜、いよいよ「秋の短期集中WS:レクイエムのダンス」初日を迎えました。祝日と日曜を分散させて2ヶ月のあいだに5回。一回一回のなかで抽出できた体験を結びつけて作品を紡ぐ体験を。集まっていただいたメンバーとの出会い、視線や体の立ち上げ~サウンドコンタクトなど基本のワーク、ミーティング、イメージトレーニング、すごく楽しみな初回でした。もっとくわしい内容経過も近日書かねばです、お楽しみに。講座内容&これから加わりたい方、コチラご参照ください。
この日は引き続き個人レッスンをへて、夜は「ダンスクラス」を。
こちらの作品は、毎週毎週と言うペースならではのもの。ダイナミズム、繊細さ、スピード感、もろもろ往復しながら「踊る、踊りたおす」ことの醍醐味を体に刻んでほしくて。思わず話にも稽古付けにも熱くなっちゃうときがあるんですが、この日は、踊る一人一人もいい感じで熱め!
「感情を、おしげなく。力を、おしげなく。出し切ることで新しいものがわいてくるのだから。もっと開かれてゆく場所へ・・・。」と「おしげなく」を連発していた気がする。
どうしてだろうか、このクラスでレッスンしながら、ときどき、画家の堀文子さんの言葉を思い出します。
いわく「群れない 慣れない 頼らない」。
あの有名な言葉は、ダンスにも当てはまる気がするんです。人と人が、同じ空間と時間を舞い交わしながら、ひとつひとつがキリリと立っている潔さがあるような。
いま踊っている作品に、たしかに感情の波が始まっています。でもそれは純粋で、べたべたしない感情。
これは、強さが出てきそうでいい波が来そうな予感。
そして土曜の「基礎クラス」、毎週の〆として心身ともに基本に還る時間。
この日前半は、シュタイナーの12感覚論から生命感覚と触覚について、身体のエネルギーの流れについて、レクチャーをしました。そのあとは、動きの稽古でエネルギーなるものの実感を高めて・・・。しっかりした足取りで空間に軌跡を生み出すこと。リズムを生み出しながら歩くこと。真っすぐ立ち、かつ、しなやかな姿であること。リラックス、目醒め、ニュートラル。意識の広がりを明るさを。エトセトラ、さまざま。身体がハッと目覚める瞬間をめざして、やっていきましょう!
来週は火曜/西荻ほびっと村でのフリークラス「舞踏」(9/27(火)予約受付中内容/参加方法)から。
また稽古場でお待ちしています。良い日曜を!
なんだか体が軽いのだった。びしょびしょに濡れているし、あちこちから何かが飛んできてパシパシと身にあたる、ハハハ、まあ、どうなってもいいか、など思っていたからかな、いつもより道を歩いているということ自体が何だか面白いようでもあり・・・。ちょっと体を斜めにすると動きが採れやすいな、とか、踏ん張ると風に飛ばされそうでヨロケルのだが爪先立ってふんわり歩くと意外と安定して歩けたり、まあ、随分時間はかかったが稽古場まで珍道中。
水曜「オイリュトミークラス」は、台風上陸に重なってしまった。(都内全般で交通マヒがあったので、来れなかった方、どこかで別曜日の補講も検討しようかと思っておりますがいかがでしょうか・・・?。)で、さなかにもかかわらず稽古に来られた方、まずは大変お疲れさまでした。シュタイナー芸術論と重ねてクレーの話など言葉交わし、稽古のほうは動きの質について、そしてコトバのリズムにいかにノってゆくかという練習。やっぱり迷いや濁りをとってゆかねば!もっとスッキリ!出来ているところは自信を持って!いい動きが出たときはソレソレ、その感じですよ~!と、何度も何度も会話を交わしつつ。いい動きはやはり踊る人自身にも空間全体にも「快」をもたらす。オイリュトミーは「目覚めの舞踊」だと思うから、無駄な力みのない心と体のぐあいを見つけたい、エネルギーがさらさらと流れるように。来週の稽古で、みんなで分かち合えればいいなと思っています。
金曜、いよいよ「秋の短期集中WS:レクイエムのダンス」初日を迎えました。祝日と日曜を分散させて2ヶ月のあいだに5回。一回一回のなかで抽出できた体験を結びつけて作品を紡ぐ体験を。集まっていただいたメンバーとの出会い、視線や体の立ち上げ~サウンドコンタクトなど基本のワーク、ミーティング、イメージトレーニング、すごく楽しみな初回でした。もっとくわしい内容経過も近日書かねばです、お楽しみに。講座内容&これから加わりたい方、コチラご参照ください。
この日は引き続き個人レッスンをへて、夜は「ダンスクラス」を。
こちらの作品は、毎週毎週と言うペースならではのもの。ダイナミズム、繊細さ、スピード感、もろもろ往復しながら「踊る、踊りたおす」ことの醍醐味を体に刻んでほしくて。思わず話にも稽古付けにも熱くなっちゃうときがあるんですが、この日は、踊る一人一人もいい感じで熱め!
「感情を、おしげなく。力を、おしげなく。出し切ることで新しいものがわいてくるのだから。もっと開かれてゆく場所へ・・・。」と「おしげなく」を連発していた気がする。
どうしてだろうか、このクラスでレッスンしながら、ときどき、画家の堀文子さんの言葉を思い出します。
いわく「群れない 慣れない 頼らない」。
あの有名な言葉は、ダンスにも当てはまる気がするんです。人と人が、同じ空間と時間を舞い交わしながら、ひとつひとつがキリリと立っている潔さがあるような。
いま踊っている作品に、たしかに感情の波が始まっています。でもそれは純粋で、べたべたしない感情。
これは、強さが出てきそうでいい波が来そうな予感。
そして土曜の「基礎クラス」、毎週の〆として心身ともに基本に還る時間。
この日前半は、シュタイナーの12感覚論から生命感覚と触覚について、身体のエネルギーの流れについて、レクチャーをしました。そのあとは、動きの稽古でエネルギーなるものの実感を高めて・・・。しっかりした足取りで空間に軌跡を生み出すこと。リズムを生み出しながら歩くこと。真っすぐ立ち、かつ、しなやかな姿であること。リラックス、目醒め、ニュートラル。意識の広がりを明るさを。エトセトラ、さまざま。身体がハッと目覚める瞬間をめざして、やっていきましょう!
来週は火曜/西荻ほびっと村でのフリークラス「舞踏」(9/27(火)予約受付中内容/参加方法)から。
また稽古場でお待ちしています。良い日曜を!