久々に基礎クラス(毎週土曜15:00~17:00、いつでも参加OK)の模様を・・・。
週末の午後。ひとり、またひとりと集まるメンバーと床を掃除しながら、軽い会話を。順次、自分の場所を確保したならば、しばしボ~ッと寝転んだりウォーミングアップをしたり。顔ぶれをみて、僕はメニューをパパッと決めます。そしてレッスン。カウントやリズムの声がけを絶やさぬようにしながら、僕は見本を動き、みなさんがそれをカラダに移していく。一人一人の修正・サポート中もリズムは続く。そして、次の動き・・・。たいていは、ノンストップ。気分の流れをこわしたくないので、休憩もリズムの中で行います。この、超シンプルな時間の流れが、やはりこのクラスの特徴でしょう。
それから、季節に沿って練習テーマが変化するのが、僕のレッスンの特徴です。
直線的に進むのではなく、季節とともにラセンを描くようにカラダと付き合いたい。人間は、自然のものなので・・・。
そして初夏。気分もカラダも晴れやかになりたいものですね。
この季節の内容は・・・。
冬から春にかけては、身体を「温め、ほぐす」ややスローな練習でした。
この季節には、メリハリとリズムの立ち上げを。全身の血流を意識し、身体も気分も「解放する」エクササイズを行います。
年間通じて行う大基本の「腰・呼吸・脊椎」の運用に加え、今の季節とりわけ注目したいのは、ふくらはぎ・胸・喉の活性化。
これらの部位を活発にしながら、僕らは、外の世界に駆け出し、何かを感じ、語りかけます。これらは、行動やコミュニケーションに決定的な部位であり、本来、生活の中で非常に頻繁に動かすはずの部分です。あなたは、どれくらい動かしているでしょうか。
ふくらはぎは、アクティブな行動を支えます。心臓から遠い位置にあり、それゆえ心臓への働きかけが非常に強くあらわれる場所です。この部分を意識的に使うことで、全身へ血流を促し、持久力が育ちます。ふくらはぎの豊かな運動は、元気さ、安定感、若々しさへのキー。ダンスの技術においても、バランスをとったり、回転したり、敏感にリズムを体現する上で欠かせない部分。ここの筋肉を付け、活性化する。
胸。これは、呼吸・感情のセンター。腕や背中と関わっています。とりわけ、みぞおちから肋骨、鎖骨から肩甲骨への流れをジョイントすることは、意識の滞りや疲れをとり、ありのままの自分を導いていくルートの開発に関係していきます。気持ちの明暗は、胸の状態と呼応しています。ダンスでは、情感の表出に欠かせぬ部分。
そして、喉。これは、外部と内部の接点とも言える器官。キレイな人は、喉元が涼しく伸びているんです。呼吸も言葉も食物も、すべて外部とのコンタクトは喉を通じて行われます。喉の周辺が固くなってしまうと、肩に力みが入りやすいし、胸もすっきりしません。おのずと気分は内向しがちとなり、全身の動きもぎくしゃくしてしまいます。以外と忘れられがちなのですが、実は、喉って、腰と同じくらいダンスには重要なところだと、僕は思っています。
身体に入魂する感動を体験していただく「舞踏クラス」、互いに力を分かち合いながら美しい風景を創る「ダンスクラス」、テクストや音楽と共振しながら優雅な身のこなしを学ぶ「オイリュトミークラス」に対して、週末の「基礎クラス」は、あらゆるダンスの前提とも言える「カラダの活性化」に的を絞ったレッスン。
このクラスは、基礎体力の立ち上げ・可動域の拡張・集中力の育成・潜在的な身体能力の引き出し、などなど、カラダを動かす「快」を体験/探求していただくジムです。マイペースで取り組めるせいか、初心者も経験者もそれぞれのペースでカラダを楽しんでおります。お気軽にどうぞ!
参加案内
週末の午後。ひとり、またひとりと集まるメンバーと床を掃除しながら、軽い会話を。順次、自分の場所を確保したならば、しばしボ~ッと寝転んだりウォーミングアップをしたり。顔ぶれをみて、僕はメニューをパパッと決めます。そしてレッスン。カウントやリズムの声がけを絶やさぬようにしながら、僕は見本を動き、みなさんがそれをカラダに移していく。一人一人の修正・サポート中もリズムは続く。そして、次の動き・・・。たいていは、ノンストップ。気分の流れをこわしたくないので、休憩もリズムの中で行います。この、超シンプルな時間の流れが、やはりこのクラスの特徴でしょう。
それから、季節に沿って練習テーマが変化するのが、僕のレッスンの特徴です。
直線的に進むのではなく、季節とともにラセンを描くようにカラダと付き合いたい。人間は、自然のものなので・・・。
そして初夏。気分もカラダも晴れやかになりたいものですね。
この季節の内容は・・・。
冬から春にかけては、身体を「温め、ほぐす」ややスローな練習でした。
この季節には、メリハリとリズムの立ち上げを。全身の血流を意識し、身体も気分も「解放する」エクササイズを行います。
年間通じて行う大基本の「腰・呼吸・脊椎」の運用に加え、今の季節とりわけ注目したいのは、ふくらはぎ・胸・喉の活性化。
これらの部位を活発にしながら、僕らは、外の世界に駆け出し、何かを感じ、語りかけます。これらは、行動やコミュニケーションに決定的な部位であり、本来、生活の中で非常に頻繁に動かすはずの部分です。あなたは、どれくらい動かしているでしょうか。
ふくらはぎは、アクティブな行動を支えます。心臓から遠い位置にあり、それゆえ心臓への働きかけが非常に強くあらわれる場所です。この部分を意識的に使うことで、全身へ血流を促し、持久力が育ちます。ふくらはぎの豊かな運動は、元気さ、安定感、若々しさへのキー。ダンスの技術においても、バランスをとったり、回転したり、敏感にリズムを体現する上で欠かせない部分。ここの筋肉を付け、活性化する。
胸。これは、呼吸・感情のセンター。腕や背中と関わっています。とりわけ、みぞおちから肋骨、鎖骨から肩甲骨への流れをジョイントすることは、意識の滞りや疲れをとり、ありのままの自分を導いていくルートの開発に関係していきます。気持ちの明暗は、胸の状態と呼応しています。ダンスでは、情感の表出に欠かせぬ部分。
そして、喉。これは、外部と内部の接点とも言える器官。キレイな人は、喉元が涼しく伸びているんです。呼吸も言葉も食物も、すべて外部とのコンタクトは喉を通じて行われます。喉の周辺が固くなってしまうと、肩に力みが入りやすいし、胸もすっきりしません。おのずと気分は内向しがちとなり、全身の動きもぎくしゃくしてしまいます。以外と忘れられがちなのですが、実は、喉って、腰と同じくらいダンスには重要なところだと、僕は思っています。
身体に入魂する感動を体験していただく「舞踏クラス」、互いに力を分かち合いながら美しい風景を創る「ダンスクラス」、テクストや音楽と共振しながら優雅な身のこなしを学ぶ「オイリュトミークラス」に対して、週末の「基礎クラス」は、あらゆるダンスの前提とも言える「カラダの活性化」に的を絞ったレッスン。
このクラスは、基礎体力の立ち上げ・可動域の拡張・集中力の育成・潜在的な身体能力の引き出し、などなど、カラダを動かす「快」を体験/探求していただくジムです。マイペースで取り組めるせいか、初心者も経験者もそれぞれのペースでカラダを楽しんでおります。お気軽にどうぞ!
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