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Wonder To Oneself ♯002ーA

2023-08-02 21:00:00 | 日記

 ■あなたの番です

 TVドラマ番組
 『あなたの番です』
 日本テレビ系「日曜ドラマ」にて
 2019年4月14日から9月8日まで毎週日曜
 22時30分〜23時25分に放送されていた全20話のテレビドラマ。
 略称は『あな番』。

 《概要》

 マンションに引っ越してきた年の差婚の新婚夫婦が住民会で行われた「交換殺人ゲーム」に巻き込まれる姿を描いたミステリードラマで、企画・原案は秋元康が担当。
 第1章では13年ぶりの民放の連続ドラマ出演となる原田知世と田中圭が、第2章・反撃編では田中が主演を務めており、30人を超えるキャストが出演する。
 海外市場での展開も視野に、2クール連続・半年間に渡って放送され、
 6月16日放送の第10話までを第1章とし、23日放送の「特別編」を挟んで30日放送の第11話より第2章「反撃編」として放送された。
 同局で2クール連続ドラマを制作するのは1994年10月期から1995年1月期にかけて放送された『静かなるドン』以来25年ぶり。
 キャッチコピーは
 〈第1章〉「毎週、死にます。」
 〈第2章・反撃編〉「殺(や)られる前に暴いてやる。」。
 地上波放送と連動してアナザーストーリー『扉の向こう』(とびらのむこう)が制作され、動画配信サービス・Huluにて独占配信され、こちらではそれぞれの部屋の住人を主人公とし、本編での奇妙な行動の理由や日常や家庭の事情を描いている。
 2019年11月6日に「ユーキャン新語・流行語大賞」に本作品のタイトルがノミネートされた。
 また、第1章最終回の第10話は大きな反響を呼び、ツイッターのトレンドで世界1位になった。
 TVerやHuluで一気見をできたことが後半の視聴率の上昇につながったと考えられる。

 《ストーリー概要》

 ●第1章(第1話 - 第10話)

 年の差婚の新婚夫婦、手塚菜奈と手塚翔太はマンション「キウンクエ蔵前」の一室を購入し新婚生活に胸を膨らませる。
 だが、菜奈が参加した住民会で、ひょんなことから、殺したい人の名前を紙に書き、クジのように引く「交換殺人ゲーム」が始まることとなる。
 その夜、管理人の床島比呂志はマンションの屋上から落下し死亡してしまう。
 そしてマンションのエントランスの掲示板には、「管理人さん」と書かれた紙が貼り出されており、交換殺人が本当に始まったことを知らせる。
 床島の死を皮切りに、紙に書かれた人物が次々と殺されていき、住人の赤池美里・吾朗夫妻も被害者となるが、顔は笑っていた。
 翔太は有機野菜宅配サービス会社勤務で独身の、尾野幹葉からゲームの話を知る。
 だが、翔太は口を滑らせたことで、小規模の外食チェーン運営を展開する会社「3C foods」社長の西村淳、自称・社会派ノンフィクション作家でマンションの清掃係の木下あかね、「The Mars COMPANY」のCEOを務めるIT起業家でアプリを開発している江藤祐樹と、独身の3人もゲームのことを知る。
 夫の地図制作会社勤務のサラリーマンの児嶋俊明により、切断された右足だけが見つかった、自宅の一室で子供英会話教室の講師をしている佳世。
 遺体は笑っていた、何度か詐欺罪で逮捕されたことがある、暴力団の下っ端構成員の浮田啓輔。
 エレベーター管理会社勤務で独身の、久住譲によって転落死した菜奈の元夫の細川朝男。
 刺殺された田宮順一郎の元部下と、その後もゲームの被害者が後をたたない。 菜奈と翔太はそれぞれ推理をして榎本早苗・正志夫妻が怪しいと睨み、翔太は402号室に押し入り、隠し部屋に黒島沙和とともに監禁されていた榎本夫妻の実の息子である総一を発見する。
 そこに隠されていた山際の頭部を見つけたことから榎本夫妻は逮捕される。
 事件は終わったと思った矢先、自宅の302号室で菜奈が遺体となって発見される。

 ●特別編

 最愛の妻・菜奈の葬儀を終え翔太は、菜奈のパソコンから彼女が遺した日記を見つける。
 翔太はさらに「翔太くんへ」と題付けされた文書ファイルの手紙を見つけるが、実は菜奈が書いたものではなく、最後に動画へ導くURLが書かれてあった。
 その動画には殺害直前の菜奈が映っており、翔太に「何か」を伝えようとしたところで映像は途切れる。
 一方そのころ、ゲームの存在を知った、警視庁すみだ署の所轄刑事・神谷将人と水城洋司は、連続殺人事件についての検証をしていた。
 神谷は翔太を一連の事件の黒幕と疑うが、水城は「刑事のカン」を理由にその可能性を否定する。

 ●第2章・反撃編(第11話 - 最終話)

 新しい住民であるAIを研究している大学院生の二階堂忍が越してくる。
 推理に行き詰っていた翔太は彼の知識とAIの力を借り、黒島と協力して住民の情報を記録してプロファイリングをする。
 さらに、5年前に何者かに娘・穂香を殺された、新たな入居人南雅和とも協力しながら推理していく。
 中国人留学生のリン・シンイーから、新管理人の蓬田蓮太郎が木下にスペアキーを渡していたことを聞き、木下も独自に事件を調査していたことを知った翔太は、東央大学付属病院の整形外科の医師の藤井淳史の部屋で大量の薬品を見つけ、部屋に潜んでいたシンイーの同居人から暴行を受け連れ出されそうになるが、二階堂がそれに応戦して翔太を救出する。
 その後翔太は、菜奈などの遺体が、微笑んでいるという同様の共通点を持っていたことから、同一人物による犯行ではないかと疑い、AIの分析も同一人物で、さらに犯人は総一と答えていた。 夏祭りの夜、総一は保育園児の北川そらを絞め殺そうとするが、間一髪のところで翔太、二階堂、南の3人が阻止し、事件は未遂に終わる。
 同時刻、黒島が駅で何者かに線路に突き落とされるが一命を取り留める。
 そして、柿沼遼らから浮田の遺体が笑っていたことを聞き、事件の真相にたどり着くも殺されてしまった神谷も、その顔は微笑んでいた。
 翔太たちは、黒島のストーカーで国際理工大学工学部医療工学科の、内山達生が一連の殺人事件に関与していると考えて彼のもとを訪れるが、ドアに仕掛けられたダーツの矢が突き刺さり、内山は死んでしまう。
 パソコンに動画が再生され、笑う遺体の一連の事件は全て自分が犯人だというが、不自然な点を感じた翔太と二階堂は他にも犯人がいることを疑う。
 翔太は南が、遺体が笑っていた穂香を殺害した人がこのマンションにいることを突き止めていたことを知る。
 また、警察署には田宮が波止殺害の自首に来ていたり、久住は自首を決意したり、佐野豪を手伝った職員が笑みを浮かべたままの佳世の遺体を発見したりする。
 南の資料を入力されたAIは、犯人に黒島を導き出すが、黒島を犯人とするかどうかで翔太と二階堂は対立してしまう。   
 一方、看護師の桜木るりに襲われるも意識を取り戻した久住は、桜木に蹴り落とされたこと、「赤池美里」と書かれた紙を引いたのが黒島であることを供述し、桜木と恋人の藤井の、独身の二人は逮捕される。
 そして翔太は、犯人が自分の星座のラッキーデーに殺人を行なっていることを突き止める。
 翔太、二階堂、南の3人は、怪しい4人をホテルの一室に誘き寄せるため待ち構えるが、突如二階堂が翔太をチョークスリーパーで襲撃する。
 翔太が目覚めると、黒島とともに両手足を粘着テープで巻かれていた。
 そこに現れた二階堂は翔太に、自分が殺したと語るが、翔太はその嘘を見抜き、疑われていた黒島が真犯人であることを明かし、翔太と二階堂に真相を語り始める。
 翔太を挑発し殺されるのを望んでいる黒島だが、翔太はAI菜奈ちゃんの言葉で衝動を抑え、彼女を殺さずに抱き上げたことで、黒島は逮捕され、一連の事件は幕を閉じる。
 ある日、翔太と二階堂が302号室の外の廊下に出ると、黒島の義理の祖母赤池幸子が使用していた無人の、「あなたの番です」と書かれた紙が乗っている車椅子が2人の前で停止する。
 そしてどこかのビルの屋上では、幸子が落下していった。

 ●番外編 過去の扉

 ▼前編

 全ての事件が終わり、マンションを引っ越そうとする南。
 そんな南に、翔太は高知にいたころの黒島を知りたいと頼み、2人は黒島の過去が書かれた資料を見ることになる。
 2014年。高校1年の黒島は登校中、目の前で女の子が転んで泣いているのを目撃すると、その子に近付き絞首する妄想に支配され、それから逃れるため、赤信号の横断歩道を渡ろうとしてトラックに撥ねられる。
 その後も、脳に異常は無いと医師に診断されるも妄想に悩まされる黒島は、CT画像を持ち帰り、彼女が唯一心を許している家庭教師の松井瑛士に自分の脳のCT画像を見せ問い質す。
 松井は黒島に反社会性パーソナル障害などの精神疾患の可能性を告げ、両親直美と太一にも相談しようとするも、彼女は頑なに拒否。
 松井に「普通になりたい」と助けを求める黒島の会話を、直美がドアの前で盗み聞いていた。

 ▼後編

 幼いころから普通の子として扱う両親に要求され続けた黒島は、無自覚の狂乱を制御するため、数学に没頭する。
 そんな娘を見た直美は太一に病院にいくべきと相談するが、彼女が思春期だからと太一は問題にしなかった。
 ある台風の日、黒島は松井に暴力的な行為をしたいという強迫的妄想に襲われ、家を出る。
 その先で黒島は南穂香と出会ったことで、殺人衝動が湧き上がってしまったため、彼女にその狂気を向ける。
 2年後、黒島は松井を海辺に誘い、穂香を殺害したことを告白し、それ以来殺人衝動を抑えきれず、自分にとって殺人は楽しいことであると話す。
 そして黒島は自首を勧める松井に抱きつき、ともに崖から飛び降りる。
 一人生き残った黒島は、見舞いに来た内山から、事件の日が牡羊座のラッキーデーだったことから生き残れたのではないかと伝えられる。
 内山に対して本性を見せる黒島だが、彼はそれをも受け入れたため、常に笑顔で自分の行動をすべて見ていろと強要する。
 話を終えた南は、黒島の異常性を糾弾するが、翔太は犯人に復讐しようとしていた自分と重ねていた。
 そして南が死ぬつもりなのを見抜いていた翔太は、説得し生きる希望を与え、その後、二階堂にAI菜奈ちゃんを消すよう頼みに行く。
 一方、少年院で黒島に貰った本を読んでいた総一は、最後のページに彼女からの手紙を見つける。
 内容は黒島の過去とメッセージだった。

 《主な登場人物》

 ◎手塚 菜奈(てづか なな)〈49〉{302号室の住民}

 演 : 原田知世
 本作品の主人公兼ヒロイン。

 翔太の妻。本名は細川菜奈で旧姓は日比野。1970年3月10日生まれ。
 愛読書は『パノラマ島奇談』で自身のパソコンのパスワードも"Panorama Island"に設定されている。
 フリーランスのスポーツウェアなどの在宅デザイナー。
 優しくてしっかり者の姉さん女房。ミステリー好きの読書家。嘘をつく時に手を組む癖がある。
 事件解決のために独自に調査を行い、区の広報紙の星座占いコーナーのラッキーデーに基づいて殺人が行われていることに気付くが、それを犯人(黒島)に知られてしまい、[ep 1]で、塩化カリウムで毒殺された。

 ◎手塚 翔太(てづか しょうた)〈34〉{302号室の住民}  

 演 : 田中圭
 本作品のもう一人の主人公。

 菜奈の夫。1984年10月19日生まれ。愛読書は『名探偵コナン』。
 元バスケ部で現在はスポーツジムのインストラクター。
 明るくて天真爛漫。妻を飼い主のように慕う犬コロ系夫。
 菜奈と同じくミステリーが好きで、自分が「怪しい」と感じた人物や出来事に遭遇するとオランウータンタイムに入り推理を始める。
 趣味はダーツで、予想を的中させることを「ブル」と言う。
 嘘をつく時に無意識に右の胸を掻く癖がある。
 菜奈が事件の犠牲者になった後、新しく同じ階に引っ越してきた二階堂や刑事の水城と共に殺人犯を捜し出し、復讐することを決意する。

 ◎黒島 沙和(くろしま さわ)〈21〉{202号室の住民}
 演 : 西野七瀬(幼少期:岡本望来)

 国際理工大学理学部数学科2年生。
 高知県出身。
 数学が趣味。
 いつも体のどこかをケガしている。
 大人しい性格。しかし、ある時を境にケガもなくなり口数が増えて明るくなる。
 書いた紙は当初は「早川教授」とされていたが、「波止陽樹」であることが判明[ep 2]し、引いた紙も「織田信長」と言っていたが、後に浮田が書いた「赤池美里」であることが判明する。

 ◎二階堂 忍(にかいどう しのぶ)〈25〉
 【11話~】{304号室の住民}
 演 : 横浜流星

 国際理工大学に通う大学院生で、AIの研究をしている。
 下の名前で呼ばれることが苦手で、翔太からは「どーやん」、母・万里子からは「ぶーちゃん」と呼ばれている。
 頭脳明晰だが、コミュニケーション能力が低く、他人の匂いや他人が作った食べ物が苦手で、冷蔵庫にはゼリー飲料しかないなど極度の偏食である。
 しかし、母親の影響で空手を嗜んでおり、本編では、翔太を監禁しようとしたシンイーの同居人2人を容易く撃退している。
 後に黒島と付き合い始める。
 最終話で黒島の本性を知っても愛していることに変わりはなく怒りに任せ殺害しようとする翔太を妨害する。
 実は、黒島が犯人であることは解っていたが、彼女に自首してほしいがために協力していたのだった。

 ◎南 雅和(みなみ まさかず)〈50〉【13話~】{502号室の住民}
 演 : 田中哲司

 赤池一家が住んでいた502号室に、「事故物件に住んでみた芸人」として家賃が格安だからという理由で入居したお笑い芸人。
 「南☆サザンクロス」という芸名でYouTubeで活動しており、動画の内容は買った商品のレビューやチャレンジ企画などを主に配信している。
 第1章のころから微笑み遺体が出始めたキウンクエ蔵前を調査していたことが判明する。
 5年前に一人娘・穂香を何者かにより殺害されており、一連の行動は穂香を殺害した犯人を突き止めるためのものだった。

 ◎床島 比呂志(とこしま ひろし)〈60〉{キウンクエ蔵前の管理人}
 演 : 竹中直人
 マンションの近くのアパートに住む。
 マンションに新しい住人が引っ越してくる度に、「管理人チェック」と称して無断で部屋に上がり込んでスマートフォンで写真を撮るなどの不謹慎な言動が多く、マンションの住人たちからは煙たがられている。
 また、入居者全員に手作りのネームプレートを渡している。
 ゲームの最初の被害者となったと思われていたが、実はゲームとは無関係で自殺未遂を図ったことによる転落死であったことが最終話で判明。
 見た目や言動に似合わず繊細で、脳腫瘍によって命が長くないこと、自分は周りに愛されていないということで生きることに悲観的になっていた。
 さらに交換殺人ゲームの開始を後押しするが、総一の件で床島に脅されていた早苗が書いた「管理人さん」と書かれた紙を引いたことが重なり、自殺の動機となった。
 また、402号室の前で首吊り自殺をして早苗たちを驚かせようとしていたが、ロープの長さを測り間違えてしまい足を滑らせて落下し、結果的には1つ下の階である、手塚夫妻の住む302号室のベランダに逆さに宙吊りの状態になり、一時的に気を失う。
 その後目を覚まし身体を動かした拍子で、ロープが重みに耐えきれずに切断し、衛星放送用のコードとアンテナが巻きついた状態で転落死する。
 彼の死によってゲームがスタートしてしまう。

     〔ウィキペディアより引用〕





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