私は中学生まで冬眠していました
あっ、いえ爬虫類でも熊さんでもありませんよ
それほど、ボーッした子供でした。
そんな冬眠中の私にさえカール人形は熱烈な感情を抱かせました。
それまでは緑の羽根の生えたキューピーさんで遊んでいましたが、
このカール人形たるや、あっと言う間に日本中を駆け巡り
私の小さな胸は「眠り目のカール人形が欲しい」と切に願ったのでした
が、しかし・・
貧乏人の子だくさんの家に生まれた私には、それが叶うべくもなく、
また、親の心中を思うと言うことも出来ず、小さな胸を痛めてもんもんと過ごしておりました
そんな時、神が、いえカール人形さまが舞い降りて来ました
遠い親戚のおばさまが、私と姉にカール人形をプレゼントしてくれたのです
残念ながら「眠り目」ではなかったけれど、私は一瞬でカールちゃんの虜になりました。
これは ↓ 私のコレクション(というほどでもないけど)で一番似ているなぁと思ったもの。
前髪が一緒に梳きこんでしまっていたので、今はピンでカールさせてるの
オリジナルドレスが残っているものは珍しいです。
なぜなら、当時 庶民に出回っていたもののお洋服は安物ですぐに切れていまったから。
私の子は靴が書きこんであって、もっと初期のものだったけれどね。
当時、書き目の子は、セルロイド人形の流れで、それが普通だったの。
おてんばをさせちゃえ(笑)
右手は変色していないオリジナルの色を残しています。
大体のカール人形は白く変色してしまってるけど、それがまた可愛いのよ
そうね。靴を早く作ってあげなければ
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