京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『八犬伝』

2024-11-13 | 邦画

 

□作品オフィシャルサイト 「八犬伝
□監督・脚本 曽利文彦
□原作 山田風太郎
□キャスト 役所広司、内野聖陽、土屋太鳳、渡邊圭祐、板垣李光人、
      磯村勇斗、黒木 華、寺島しのぶ、鈴木 仁、水上恒司

■鑑賞日 11月2日(土)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)

<感想>

滝沢馬琴と言えば、「南総里見八犬伝」が有名で誰もが知るところ。

馬琴の新作、8つの珠を持つ「八犬士」が集結し、
里見家の呪いを解くため、運命的に引き寄せられたという物語。
その虚構と実話が交互に描かれ物語が進んでいく。

滝沢馬琴を役所広司、友人である絵師・葛飾北斎を内野聖陽が演じた。
面白い俳優の取り合わせだが、決して交わらず、互いの「良い部分」が引き出されていた。
今回の役所はあまり色がない馬琴を演じていたようだったが、
馬琴と北斎は仲が悪かったというか、お互い挿絵については我を通し、
一歩も譲らなかったのが事実だったらしい。

まあ、この映画で馬琴と北斎が近しい関係にあったことは初めて知った。
歴史は好きだったのに、この一件は無知だった。
人生終盤には目が見えなくなってきていて、最後は

息子の妻・お路(黒木 華)の口述筆記で作品を完成させていたらしい。

映画自体は大きな抑揚もなく、平凡な展開で、ちょっとガッカリかな(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする