□作品オフィシャルサイト 「長岡大花火 打ち上げ、開始でございます」
□監督 坂上明和
□撮影 小山一彦
□ナレーション 佐藤栞里
□題字 金澤翔子
■鑑賞日 7月7日(日)
■劇場 シネスイッチ銀座
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)
<感想>
「一生に一度は行ってみたい花火大会」と言われる日本三大花火の一つ長岡花火。
僕も一度は目の前で見てみたかった花火大会の一つでした。
その長岡花火の全貌に迫ったドキュメンタリー。
2023年8月の花火大会の様子を20台以上のカメラで記録し、
普段見れないような角度から見た花火の様子などを見せてくれました。
第2次世界大戦末期の長岡空襲や2004年の中越地震など、
様々な苦難を経験してきた長岡の人々は、慰霊の念と復興への決意、
そして平和への深い祈りを花火に込めてきた。
改めて華やかな花火の裏にある歴史を振り返りながら、花火大会を支える花火師や
運営に奔走する関係者、市民スタッフのインタビューを通して描かれていた。
その昔はDVDで花火大会の様子を見たり、TVで隅田川の花火大会を見たりしていたが、
大きなスクリーンで長岡花火の様子を見れたことにはとても感動しました。
特に打ち上げられた真下からの花火の映像は最高でした。
夜空に花開いたその後にシャワーのように降る注ぐ花火は、
おそらく誰も見ることのできない、苦労して打ち上げている花火師の特権なのかもしれない。
そんな貴重な花火の様子が見れただけでも本当に幸せな気分になれました。
最近はシネコンで音楽等のライブ映像が映し出されることも可能になったので、
こういうイベントもどんどんライブで上映してもらいたいものです。
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