□作品オフィシャルサイト 「明日を綴る写真館」
□監督 秋山 純
□脚本 中井由梨子
□原作 あるた梨沙
□キャスト 平泉 成、佐野晶哉、嘉島 陸、咲貴、市毛良枝、佐藤浩市、
黒木 瞳、高橋克典、田中 健、美保 純、赤井英和、吉瀬美智子、
■鑑賞日 6月13日(木)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)
<感想>
名バイプレイヤー・平泉 成(80歳)の映画初主演作。
カメラマン(写真館)の映画と言えば、『村の写真集』や『浅田家!」を思い出すなぁ。
新進気鋭のカメラマン・太一は人付き合いが出来ない。ある写真館で自分には
撮れないだろう写真にショックを受けた。それはさびれた写真館を営む鮫島が撮影したもの。
太一は鮫島に弟子入りする。そこでの家族や仲間との触れ合い中で人としての成長を遂げる。
父と息子、母と息子、他人にはわからない事実がそこにあり、時が流れても、
なかなか分かり合えないのが現実で、その辺りを鮫島写真館を軸にして描かれていく。
まず何が良かったのか、それはやはり年季の入った平泉 成の渋い演技と語り口だろう。
太一を演じた佐野晶哉は冒頭付近はこいつ下手だなぁと思ったが、話が進むにつれて、
なかなかよくなってきた。彼、Aぇ! groupのメンバーだったんですね
それと太一がショックを受けた写真の景子を演じた咲貴チャン、
なかなか自然体の演技で好感が持てた。検索したけど映画・TV等の出演履歴がないようだ。
初主演の平泉 成を脇で支えていたのは、市毛良枝や佐藤浩市、黒木 瞳、田中 健だった。
いつも支える側だった平泉 成さんは実際助けてもらったのかなぁ(笑)
ストーリー上は「アリ」なのですが、ある方のウェディング・ドレス姿も見れて、
ある意味「美味しい」かな(笑)
観終わって、そういえば父母は亡くなってしまったけど、
写真好きのオヤジのせいで、家族4人なので3人の写真が多かった。
やはり家族写真を記録としていっぱい撮っておいた方がいいなぁ。
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