□作品オフィシャルサイト 「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」
□監督 ヘティ・マクドナルド
□脚本・原作 レイチェル・ジョイス
□キャスト ジム・ブロードベント、ペネロープ・ウィルトン、リンダ・バセット、アール・ケイブ
■鑑賞日 6月13日(木)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
老人のロードムービーって言えば『君を想い、バスに乗る』を思い出すが、
この映画は800km先のホスピスまで主人公ハロルド・フライが歩いて行くと言う。
そこには妻の心配さえ関知せず、昔のホスピスにいる世話になったクイーニーの元に。
自分が歩き続けることで、到着するまでクイーニーに生きて居て欲しいとの願いで。
ただ、そこにはハロルドが定年退職したあとに、妻がクイーニーからの伝言を、
ハロルドに伝えていなかった事実もあった。それは妻が隠し続けてきたこと。
長旅の道中での色んな人との出会い、関わり合い、あるいは歩き続ける彼のことを、
新聞で取り上げられたことから始まる勘違いしたグループとの出会いも。
念願のクイーニーに会えたハロルドだったが、同時に妻から隠していた伝言のことを
知らされ、それでも世話になったクイーニーに会えたこと、そして妻を愛していること、
旅で人の温かさに触れ、旅に出る前のハロルド以上に心広い成長した姿があった。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます