cyori の冒険

Photo diary by cyori

誰もいない駅

2006-05-26 | ぶつぶつ

山深くに有る終着駅、この駅は決して無人駅ではない
午後5時 駅の中に人の気配は無し
駅前のベンチには数人の通りすがりの人が

この駅はバイクに乗っていた頃、よく休憩で寄ったところだ
やはり何台かのバイクが入ったり出たりしている
主にトイレ休憩の為

回りは山に囲まれている為か、しーんと静まりかえっている
そのためか話し声も穏やかで小さい、そんな中
バイクの走り去る音が心地よく響く

懐かしく、また、羨ましくも思う
バイクに乗ったことのない人は、ただ耳障りな音かも知れない

久しぶりに駅の中に入ってみる、何年か前に入った時の臭い
それは、木の臭い まだ臭う 駅臭さがない

観音開きのドアを開いて始めてホームに出てみる
そこには、表からは想像も出来ない景色が
誰もいないホーム、単線の線路 道路との隔ても無い線路

最終発 21:00 その時再び息を吹き返す 終着駅
明かりが灯ったその姿を 見てみたい。











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