D.D Blog

Dって、ドラマティックのDなんです ファブリックに恋する物語 心に残るインテリアを求めて奮闘する日々のあれこれ・・・

雪がとけたら

2012年04月20日 | 素敵に出来た!
美瑛町のファームレストラン千代田さんへ テーブルクロスの納品に行って来ました。

 美瑛市街から橋を渡って 水沢ダムの横を通ってすぐ着きます。

ダムの氷もほとんど融けて 岸にわずかに残るだけ。 木々はまだ芽吹いていないけど、連休の観光でこのあたりがにぎやかになる頃には 湖面の氷はなくなっているでしょう。

 丘の上の雪に 巨大な「絆」の文字 

旭川空港に近づいて 低空飛行になったら 雪上アートでお出迎えですね。

その向こうに 千代田ファームさんの建物が見えてきました。

レストランの店内は

 チョッとまだ掛けたばかりで たたみシワが残ってますが、

春らしい色の2色のテーブルになりました。

 2階席は違う色あわせで。

 2階の窓から さっきの雪上アートが見えます。

なんでも、2月に 水沢地区の方々が 雪上に絵を完成させた、その日の夜に大雪が降り、 絵は陽の目をみないまま雪に下に・・・。

この頃 丘の雪が融けてきて 見られるようになったそうですよ。

まだ眠っているように見える森の木ですが、

凍てつく寒さから開放された この雪解けの時期には 芽吹きの準備で 幹にぐんぐん水をすいあげています。

この時期 澄んだ白樺の樹液が採取できるそうですね。

夜 帰宅すると 「懐かしいものをいただいた!」と おばあちゃんが大喜びで 白樺樹液を味わっていて、

「懐かしいって、昔飲んでたの?」と 聞くと

「 子供の頃 春先に 白樺の小枝をボキッと折っておくと 夜のうちに樹液がツララになっていて 学校にいくとき 出来たツララをなめながら歩いたの。甘くてねぇ~」と、

ワイルドな昔話が返ってきました。

初めての白樺の樹液は 甘いというか まろやかでさわやか 優しさが水になったような柔らかさで

願わくば 放射線検査をしなくてもツララを折ってなめられる田舎がいつまでもあってほしいと思うのでした。


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