1963

主に昭和の頃の思い出と旅行の備忘録
ときどき愚痴

区分変更

2025-02-10 18:46:00 | 日記
要介護2の実母を介護しながら
フルタイムで働いている
私の仕事は事務職だけど
会社がサービス業なのでシフト勤務
決まった曜日の休みも規則性もないので
几帳面な人だと保たないかもしれない

寒いせいか母の身体の動きが一段と悪くなり
出来ない事が増えた
年度末に向けて仕事が忙しくなりつつあるので
デイサービスやショートステイに加えて
通院は訪問診療に切り替えて
ヘルパーも頼んだ

介護保険などとっくに枠を超えているので
自費が多い
月にもよるけどデイサービス、ショートステイだけで支払いは10万を超えている
(生活費や医療費などは別)

ケアマネジャーが心配して
介護度を見直す区分変更を申請してくれた

お気遣いには感謝するけど
私は最初から諦めている

区分変更のために行政から調査の方がいらした
まずは介護者である私への質問
話を盛る事なく
母が出来ない事、出来る事を正直に話した

続いて母を呼びヒアリングが始まった
全ての質問に「出来る」と答え
困っている事はないと言っていた

介護者の交流サイトや介護ブログを見ると
皆さん共通しての困りごとは
介護認定や区分変更の際に
親が普段と違う姿を見せる事

認知症なのに何故かその時はハキハキと回答したり
普段ろくに歩けないのに、その時は歩いてみせる

結果介護度は変わらず
使えるサービスは増えないという悩み

見栄っ張りの母なので最初から想定出来た

それだけでなく
本人は本当に1人で歩けているつもりでいるらしい
毎朝、介護士さんに丁寧に介助されて
やっと車に辿り着いているのに

最近のYahoo!ニュースで老人のほとんどは自分を老人だと思っていない、、という記事を読んだ
これでは介護サービスを受けさせるのも苦労するはず
本当に家族は大変なのよ


それはそうとヘルパー1回30分に3000円ほど払う
月に10回は頼むので
冗談や酔狂で利用するわけがない

調査員もこのあたりに気がついて
こちらの苦境を察してくれればいいけど
難しいだろうな

結果はまだしばらく来ないけど
期待はしていない
期待は「執着」だから
最初から手放してしまえば案外気楽

コメント (2)
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