紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

瑕疵保険から考える2。

2010年02月02日 | こういう家を造りたい!(大彦の思い)

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(昨日からの続き)

僕は、家づくり。って、お客様とつくり手がきちっと信頼しあって、「良い家」を造るためだけに、一生懸命お互い頑張る。って事だと思います。

そりゃ、世間では、

色々悪い建築屋やビルダーも居てたし、実際今も「おい。おい。」って所はあると思います。

だからこそ、お客様は「住宅業界」に対する信頼や信用を失ってる・減っているわけだから、その事に、住宅業界に居る僕らが文句を言えるわけはございません。。

『工務店に手抜きをされない様な現場チェック』だとか、『第3者(検査機関等ではなくて)による現場チェック』なんて話もチラホラ聞きますし、(もし仮にうちのお客様でそういう事を希望される方が居っても、僕は文句は言いません。)

『工務店やビルダー・メーカーと駆け引きをして・・・・こういう情報は隠して・・・・・』

なんて事も、たまに見かけます。

そして、それはそれで結構だと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

でも、うちの家づくりは、そんな事・世間とは関係なく、お互いが腹を割って・信頼しあって

あ~、ここと一緒にお家づくりをして良かったな~』『このご家族のお家を建てさせて貰って良かったな~』と、心から思ってもらえる・思える家づくりを、これからもずっとしていきたい。と思います。

ここで一つ、考えてみて欲しいのですが、、

常に、家づくりの話で語られるのは、お客様側からの視点

『建築屋にだまされないか?手抜きされないか??建築途中でどっか行っちゃわないか???』そんな話。

だけど、つくり手側から見ても、心配は断然あるのです。

『この方は、お金をきちっと払ってくれるのだろうか?(契約してたって、お金を払う意思がなけりゃ~、どうにもなりません)』

『工事が始まったら、無理難題な注文(常識から外れた様な事ですよ)を言われないだろうか?』

結局、家づくりの場合、

出来たものを買うのではないのだから、

カタチのないものを、これからお客様とつくり手で造り上げていくのだから、

お客様もつくり手側も、こういう心配は、例えどんな時代になった所で・どんなシステムが構築されたところで、消える事はないのだと思いますです。

だから、やっぱりやっぱり根本は、どこまでいっても『信頼関係

これがなきゃ話にもなりません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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何というか、あまりギスギスする家づくりは嫌なのです。

お客様との打ち合わせ後に、「これで間違いないですか?」と言うか、後で変更されない様に・文句を言われない様に、

打ち合わせシートみたいなのに、お客様のサインや印鑑もらう。なんて事もしたくないし、

お客様がやっぱりギリギリにこうしたい!!って思い直したら、出来るだけそれに応えて、変更したいし、もし工事がすすんでたら何とか工夫して、その思いを実現したいし。

また、うちも図面より、少し寸法や納まりを現場で変更しても(もちろん、良くなるための変更で、手を抜こう。とか予算を浮かせよう。なんてモノじゃないですよ)、

お客様に『ココこういう風に変えさせてもらいますね。もらいました。』って報告したら、『分ったよ。別にそんな事言わなくて良いのに』なんて答えが帰ってくる。

要は、そもそも悪い変更を現場でする様に思われていないというか、しっかり信頼されている。(だけど、疑問点は何でも簡単な事でも、遠慮せずどしどし聞いて下さいよ~。そして、何だかココ変だな。と思ったら、迷わず指摘下さい。恥ずかしいけど、僕らだって、間違う事はあるわけですから。)

しつこいですが(笑)

お客様にきっちり信頼されて、僕らもお客様をしっかり信頼させてもらって(失礼な言い方ですが)、

一生懸命、設計でも、現場でも、打ち合わせでも「心地よい家づくり」に邁進する。

そして、建てた後もずっと喜んでもらえる

僕らもお客様家に遊びにいくのが楽しい。

そんな家づくりを、これからもずっとさせてもらいたいな~。と思っています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お客様との瑕疵保険との話の後、

こんな事を車でぼけーっと考えておりました(笑)

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4 コメント

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「瑕疵担保法」当社でも何件か実施しましたが、木... (aoyama)
2010-02-03 10:47:49
「瑕疵担保法」当社でも何件か実施しましたが、木造3階建て+法規でがんじがらめの多い東京では、同工程の検査を2回やるなんて、おかしなこともあり、悪戦苦闘中です。
ウチの施主さんも、いろいろ疑うような業者だったら、はじめから頼まないよ!なわけで、施主さんサイド。特に注文住宅を建てる施主さんは、は、こういった法律望んでないわけです。
むしろ、「瑕疵担保法」の保険が適用されるような業者さんは、初めから加入しませんし、検査なんか受けませんし、確認申請すら出しませんよ。
そういった業者さんに対しては、ノーチェックというのも腹立たしいです。
返信する
hiroさん こんちは~(^^) (Mちゃん)
2010-02-03 20:54:12
hiroさん こんちは~(^^)

現場での良くするためのウチラからの変更などよく分かります。(笑)

で、話は変わりいや~瑕疵担保保険、誰のためかといえば、お施主様のためでなくてただ単にズバリ天下り先のためでしょう。(笑)

検査機関が5?6?社?一体いくらお金が貯まっていくのだか、使いきろうと思っても使い切る方が難しいのでは無いでしょうか、、(笑)

突然法律一つでこんな商売が出来る何ていや~ホント民間には考えられませんね~。

ん?毒舌?(^^;)

でもまあ、法律は正論で文句を言っても仕方が無いので、もっとそれを上手に利用して上前をはねてやりましょう(笑)

その方がきっと利口ですよね~(^^)

ってホントは記事で書きたいけど、自分の記事では書かずにhiroさんのコメントで書いている小心者のMちゃんなのでした~(^^)

ではまた!
返信する
aoyama様こんにちは。 (hiro)
2010-02-04 15:59:02
aoyama様こんにちは。
コメントありがとうございます。

そうですよね。
東京は大変ですね~。
僕も設計事務所時代は、何度か大変苦労した覚えがございます。
今なんて、その比じゃないだろうし。。。。


最後の3行。
その通りですね。
全くです。
返信する
Mちゃん、こんちは。 (hiro)
2010-02-04 16:01:32
Mちゃん、こんちは。
今の『台所事情から~~』のシリーズはおもしろいっすね。
久々に(は余計ですが)Mちゃんの本領発揮ですね~~。


さて、全くもってその通りでありますが、
僕も小心者ですので、自分のブログではコメントを差し控えさせてもらいます。
またMちゃんのブログに遊びにいって、毒を吐かせてもらいますね(笑)
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