O様家とA様家の「墨つけ」と「刻み」作業が進行中。
このブログでも何度もご説明してまいりましたが、日本の木造建築は、柱や土台・梁などの木構造は「木組み」と称される大工さん達伝統の高度な複雑な加工によって、それそぞれがしっかりと組まれて接合されています。
その木組みの加工(穴を掘ったり、凸凹加工を施したり)を、柱や梁そのものに書いて(棟梁が)大工さん達に実際の作業指示をするのが「墨付け」
その墨付けどおりに、大工さん達が加工していくのが「刻み」。
日本の素晴らしい伝統技術なんです。
うちでは、それをうちの社員大工さん達が行っていて、
今まさしくその作業をやっとるわけです。
穴を掘られた柱。
これはうちの新人(18歳の見習い。国交省の大工さん育成プロジェクトでこの4月からうちで修行中のS君)が模型に拵えた奴だから、上手じゃないけど(笑)
梁と梁の接合部の模型です。
この加工。
いつもとは少し違う所がありまして、そこを先日棟梁達と打ち合せしていたわけですが~、
それはO様家が、梁がほとんど見えるお家って事に影響されてるわけなんですが、
(こんな感じにたくさん天井にたくさん梁がでてきます)
その名も「『かげ』を入れる。」
(方言かもしれませんが)
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次回に続きます~(笑)
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