紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

壁の存在感。

2008年09月25日 | 家づくり。空間の話

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家の内部空間の「心地よさ」というと、とかく「窓」に代表される開口部ばかり言われます。

例えば、「窓が大きくて燦燦と光が差し込んで気持ちよい。」とか「大きなガラス面から外が見えて開放感があって気持ちよい」とか。

それは全くその通りですが、

「壁」のある安心感。というか、、

やっぱり適度に壁がある事による「心地よさ」というのもあると思います。

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よく、「開口部(窓など)と壁のバランスに、設計者のセンスがでる」と言われますが、

その辺はまさにそうで、

口で説明するのは無理だけど、窓の高さ・窓枠のもってきかた、残った壁と窓のバランス・絶妙な壁配置など

僕も尊敬する建築家や棟梁の建てた建物を見るとやっぱりスゴイ。

この辺は天性もしくは修練でありますから

勉強勉強であります。

(一つの窓を壁のどこに持ってくるか?その高さをどの位にするか?窓枠をどうのばすか?そういう事で同じ材料を使ってたって全体の印象はグッと変わってきます。まさしくセンス・力量。)

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あんまり話が高尚すぎますと、僕じゃ記事にするのが無理ですから、、(笑)

簡単な話で。

ソファを置くなら、その後ろに壁が欲しい。

よっぽど広いリビングなら別ですが、ソファに座った時の「安心感」があって、「心地よい」です。

Img_4718

Img_4713

M様のお家は、L型プラン+2世帯なんて事もあり、ソファを置く後ろ側に、かなり長い壁が出来ました。

普通で考えれば、この位の長さがあると、風抜きの小窓が出てきたり、各部屋への入口がでてくるのですが、

世帯間の仕切りの壁が必要でしたので、入口も窓もない長い壁が出来たわけです。

写真じゃ分りにくいですが、壁がまた綺麗に仕上がってきた事もプラスされて、

思ってもみなかった迫力というか、どっしりとした安定感がでてきたと思います。

「こういうのイイな」と。

一つ勉強させてもらいました。

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やっぱ壁も天井も仕上がると、イイもんで、

Img_4712

こういう天井と窓、窓と壁の取り合いだとか、

Img_4709

思い切って窓枠と入口のカモイを一本化させた所(意味不明ですね)とか、

思ってた様に見えてくれた所は、自己満足の世界に浸りきって(笑)

ニヤニヤしっぱなしでした。

まだまだまだまだ実力不足の私ですから、まあそんな所ばかりではありませんが、

やっぱり現場帰りの車中などは、かなり機嫌がよろしいです(笑)

あとは、結構仕上がってきた姿を見てもらって、お客様が喜んでくれるとバンザイです。

まず喜んでくれるとは思いますがね。

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