家づくり現場では良く「養生」という言葉がでてきます。
養生というのは、簡単に言うと、「出来上がった部分を汚さない・傷つけない様にする」って事。例えば、張りあがった床板の上に、ダンボールを敷いて表面に傷のつくのを防止する、ペンキを塗るのに、塗ってはいけない木等にテープを張って、汚れるのを防止するなどです。
で、今回は基礎のコンクリートの養生。
これは前記とは少し意味合いが違い、汚れ等を防ぐのではなく、良い基礎をつくるために必要な事。
コンクリートそのものは、ドロドロの物です。それを型枠という型の中に流し込み、しばらく放置して固めていきます。
固まった後にその型を取り除いて完成になるのですが、どの位型をつけたまま放置しておくのか?どのような状況で放置しておくのか?がコンクリートの養生って事になります。そしてこれはコンクリートの強度にも関係してきますので、とても大事な事です。
どの位放置しておくか?に関しては、その工事の工期や職人さんの段取りの都合もあり、建築会社によって、工事現場によって色々ですが、やっぱりコンクリートを流し込んでから型を外すまで最低5・6日はおかないと、と思います。(夏や冬季節によって、状況によってもっとおかないといけない場合もあります。)たまに、他所の工事現場で2・3日で型を外している所見かけますが、ちょっと怖いです。。
また、外気温が以上に暑い・寒い場合も注意が必要です。
今は真夏ですので、コンクリートの表面温度高くなりすぎてしまい好ましくありません。だから、昨日コンクリートを打った大阪の現場では、
基礎コンクリートに「水やり」をしています。
基礎の型枠(中にはコンクリートが先日流し込み済みです)の上にマットを敷き、その上から水をたっぷり撒き、できるだけ表面温度を下げる様にしています。
一般基準ではここまでやらなくてもイイんでしょうが、お家の一生にかかわる基礎の事ですので、やっぱり心配になるんですよね。明日も「水やり」行ってきま~す。
(そうそう、コンクリート打ちながら「水やり」するのは絶対ダメですよ。それは非常に危険な手抜きになりますのでお気をつけ下さい。ある程度固まって水がコンクリートに混ざらなくなってからです。)
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